シーリングの「打ち替え」と「増し打ち」の違い|外壁目地の正しい補修方法と見積りのチェックポイント
外壁塗装の見積りに書かれている「シーリング打ち替え」と「シーリング増し打ち」。どちらも目地を補修する工事ですが、方法も耐久性も大きく違います。この記事では、二つの違いと使い分け、正しい施工手順、見積りで確認したいポイントを、枚方市での施工事例の写真とあわせて解説します。
Contents
この記事でわかること
- シーリングの役割と劣化のサイン
- 「打ち替え」と「増し打ち」の違い
- 場所ごとの使い分け
- 打ち替えの正しい手順
- 見積りで確認したいポイント
1. シーリングとは?
シーリング(コーキングとも呼ばれます)は、サイディングボードの継ぎ目や、窓まわりのすき間を埋めているゴム状の材料です。すき間から雨水が入るのを防ぎ、地震や温度変化で外壁が動いたときの揺れを吸収するクッションの役割もあります。
シーリングは紫外線に弱く、外壁材より早く劣化します。築10年前後で次のような症状が出始めます。
| 症状 | 状態 | 危険度 |
|---|---|---|
| 硬化・ひび割れ | 弾力がなくなり、表面に細かなひびが入る | 中 |
| 肉やせ | シーリングがやせて、目地がへこんで見える | 中 |
| はく離 | シーリングが外壁材からはがれ、すき間ができる | 高 |
| 破断 | シーリングが切れて、中のバックアップ材が見える | 高 |
2. 「打ち替え」と「増し打ち」の違い
| 打ち替え | 増し打ち | |
|---|---|---|
| 方法 | 古いシーリングをすべて撤去し、新しく充填する | 古いシーリングを残したまま、上から重ねて充填する |
| 耐久性 | 高い(新築時と同じ厚みを確保できる) | 低い(厚みが足りず、早く劣化しやすい) |
| 費用 | 撤去の手間がかかる分、高め | 撤去がない分、安め |
| 向いている場所 | サイディングの目地 | 窓まわりなど、撤去すると周りを傷める恐れがある場所 |
打ち替え
劣化したシーリングをカッターで切り取って撤去し、目地を空にしてから新しいシーリングを充填する方法です。目地の奥まで新しい材料が入り、必要な厚みを確保できるため、長持ちします。サイディング目地の補修は、打ち替えが基本です。
増し打ち
既存のシーリングの上に、新しいシーリングを重ねる方法です。工期が短く費用も抑えられますが、古いシーリングが残っている分、新しく充填できる量が少なくなります。厚みが薄いとすぐにひび割れたり、古いシーリングごとはがれたりするため、劣化が進んだ目地には向きません。
3. 場所ごとの使い分け
サイディングの目地 → 打ち替え
外壁の継ぎ目は、建物の動きを最も受ける場所です。劣化したシーリングを残すと、新しいシーリングがしっかり接着せず、すぐに不具合が出ます。外壁塗装のタイミングで、すべて打ち替えるのがおすすめです。
窓(サッシ)まわり → 状態によって増し打ち
窓まわりのシーリングをカッターで撤去すると、サッシや、その奥にある防水シートを傷つける恐れがあります。そのため、劣化が軽ければ増し打ちを選ぶことがあります。ただし、はがれや破断がある場合は、慎重に撤去して打ち替えます。
「全部増し打ち」の見積りは安く見えますが、数年で再補修が必要になることもあります。場所ごとに、どちらの方法なのかを確認することが大切です。
4. 打ち替えの正しい手順
枚方市出口4丁目のF様邸で行った、サイディング目地の打ち替えの手順です。
手順1:既存シーリングの撤去
目地の両側にカッターで切り込みを入れ、古いシーリングを引き抜きます。目地の側面に古い材料が残らないよう、丁寧に取り除きます。
手順2:目地の確認・清掃
撤去後の目地に、残りかすやほこりがないか確認します。目地の底には、シーリングが底にくっつかないようにするための部材(ボンドブレーカーやバックアップ材)が入っています。
シーリングは、目地の左右の2面だけに接着させる「2面接着」が基本です。底にもくっつく「3面接着」になると、外壁が動いたときにシーリングが伸びられず、ひび割れやはがれの原因になります。
手順3:養生・プライマー塗布
目地の両側をマスキングテープで養生し、シーリングの密着を高める「プライマー」を刷毛で塗ります。プライマーを塗らないと、どんなに良いシーリング材でもはがれやすくなります。
手順4:充填・仕上げ
シーリング材を目地にすき間なく充填し、ヘラで押さえて表面を平らに整えます。空気が入らないよう奥までしっかり押し込むことで、必要な厚みと密着が得られます。最後にマスキングテープをはがして完了です。
5. シーリング材の選び方
外壁塗装と一緒に行う場合は、上から塗装できるシーリング材を選ぶことが大切です。
- 変成シリコン系:上から塗装ができ、外壁目地によく使われます。
- シリコン系:耐久性は高いものの、塗料をはじくため外壁の塗装には向きません。
- ノンブリードタイプ:シーリングの成分が表面にしみ出して塗装面が黒ずむ「ブリード現象」を抑えたタイプです。
6. 見積りで確認したいポイント
- 「打ち替え」か「増し打ち」か、場所ごとに書かれているか
- 施工する長さ(m数)が書かれているか
- 使用するシーリング材の製品名が書かれているか
- プライマー塗布が工程に含まれているか
「シーリング工事一式」とだけ書かれた見積りでは、どこをどの方法で直すのかがわかりません。気になる点は、契約前に業者へ確認しましょう。
よくあるご質問
Q. シーリングだけの補修もできますか?
可能です。ただし、シーリングの補修には足場が必要なことが多いため、外壁塗装と同時に行うほうが、足場代をまとめられて費用を抑えられます。
Q. シーリングの打ち替えは何年ごとに必要ですか?
使うシーリング材や日当たりによって異なりますが、一般的には10年前後が目安です。外壁塗装の時期と重なることが多いため、塗り替えと同時に行うのがおすすめです。
Q. 増し打ちは手抜き工事ですか?
手抜きとは限りません。窓まわりなど、撤去すると周りを傷める恐れがある場所では、増し打ちが適していることもあります。大切なのは、場所と劣化の状態に合わせて方法を選んでいるかどうかです。
まとめ
サイディングの目地は「打ち替え」が基本で、窓まわりは状態によって「増し打ち」を選びます。打ち替えでは、撤去・清掃・プライマー・充填の手順を正しく行うことで、シーリング本来の防水性と耐久性を発揮します。
ラディエントでは、無料の建物診断でシーリングの劣化状況を写真付きでご説明し、場所ごとに最適な方法をご提案しています。工事後は10年間の保証と、1年に1回の定期点検(期限なし)でお住まいを見守ります。
フリーダイヤル:0120-640-017
関連記事
- 枚方市の外壁塗装・屋根塗装 完全ガイド
- 【枚方市出口4丁目】F様邸|築15年・窯業系サイディング×カラーベストの外壁・屋根塗装 調査報告
- モルタル外壁のひび割れ(クラック)の種類と補修方法
- 無料の屋根・外壁診断について
- 塗装プラン・価格一覧
- お問い合わせ・お見積り依頼
ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。PDFデータであれば無料でお送りできます。ご希望の方はinfo@radiant8.co.jpからお問い合わせください!
最後までお読みいただきありがとうございました。大阪で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
※お電話での受付もお待ちしております!!
おかげさまで弊社が顧客満足度 NO.1を獲得しました!!
フリーダイヤル:0120-640-017
電話受付 9:00~21:00
足場代コミコミ安心価格-ラディエントの塗装商品パックはこちら



















