モルタル外壁のひび割れ(クラック)の種類と補修方法|危険なひび割れの見分け方
モルタル外壁のお住まいで「壁にひびが入っている」と気づいたら、まず確認したいのはひび割れの幅と場所です。すぐに補修が必要なひび割れもあれば、次の塗り替えで直せば十分なものもあります。この記事では、ひび割れの種類、危険度の見分け方、補修方法を、枚方市での調査事例とあわせて解説します。
Contents
この記事でわかること
- モルタル外壁にひび割れが起こる原因
- ひび割れの種類と危険度の見分け方
- ひび割れの幅に合わせた補修方法
- 補修跡を目立たせないためのポイント
1. モルタル外壁にひび割れが起こる原因
モルタルは、セメント・砂・水を混ぜて塗り固めた外壁材です。継ぎ目のない仕上がりになる反面、硬くて伸び縮みしにくいため、次のような理由でひび割れが起こります。
- 乾燥による収縮:施工後、モルタルの水分が抜けるときに縮み、細かなひびが入ります。
- 建物の揺れ:地震や大型車の通行、強風などで建物が動くと、力が集まる場所が割れます。
- 温度変化:夏の暑さと冬の寒さで膨張と収縮を繰り返し、少しずつひびが広がります。
- 塗膜の劣化:表面の塗膜が弱るとモルタルが水を吸い、乾湿を繰り返すことで傷みが進みます。
2. ひび割れの種類と危険度
ひび割れは、幅を目安に大きく2種類に分けられます。幅を測るときは、目盛りの付いた「クラックスケール」を使います。
| 種類 | 幅の目安 | 危険度 | 主な対応 |
|---|---|---|---|
| ヘアークラック | 0.3mm未満 | 低い(経過観察〜次回塗装時に補修) | 塗装時に下塗り材ですり込み補修 |
| 構造クラック | 0.3mm以上 | 高い(早めの補修が必要) | 溝を広げてシーリング材を充填し、表面を整えて塗装 |
※幅0.3mmは一般的に使われる目安です。幅が細くても、深さがある場合や、長く伸びている場合は注意が必要です。
ヘアークラック
髪の毛ほどの細いひび割れです。主に乾燥収縮や塗膜の劣化で起こり、すぐに雨漏りにつながることはほとんどありません。ただし、数が増えてきたら塗膜の防水性が落ちているサインなので、塗り替えを検討する時期です。
構造クラック
幅0.3mm以上の、モルタルの奥まで達している可能性があるひび割れです。雨水が入り込みやすく、放置すると内部の防水シートや下地の木材まで傷めることがあります。早めの補修をおすすめします。
特に注意したい場所:窓やドアの角
窓やドアなどの開口部の角は、建物が動いたときの力が集まりやすい場所です。角から斜めに伸びるひび割れは構造クラックになりやすく、補修しても再発しやすいため、丁寧な処理が必要です。
3. ひび割れを放置するとどうなる?
- 雨水がひび割れから入り、モルタルの内側に水が回ります。
- 内部の防水シートや、外壁を支える下地の木材が湿った状態になります。
- 木材の腐食やカビ、シロアリ被害につながります。
- 室内への雨漏りや、モルタルの浮き・はがれ落ちが起こります。
ここまで進むと、塗装だけでは直せず、外壁の張替えなど大がかりな工事が必要になります。ひび割れは小さいうちに補修するのが、結果的に費用を抑える近道です。
4. ひび割れの補修方法
補修方法は、ひび割れの幅と深さで変わります。
ヘアークラックの補修:下塗り材のすり込み
塗装工事の下塗りで、微弾性フィラーなどの下地調整材をひび割れにすり込むように塗ります。細いひびを埋めながら、塗膜に厚みと柔軟性を持たせます。
構造クラックの補修:Vカット・Uカットとシーリング充填
- ひび割れに沿って電動工具で溝を「V字」または「U字」に広げます。
- 溝の中のほこりを取り除き、プライマー(密着剤)を塗ります。
- シーリング材をすき間なく充填し、ヘラで押さえます。
- 表面をモルタルやフィラーで整え、周りの外壁の模様に合わせます。
- 下塗り・中塗り・上塗りで仕上げます。
溝を広げるのは、補修材を奥までしっかり入れ、接着する面積を増やすためです。表面にシーリング材を塗るだけでは、すぐにはがれたり、同じ場所が再び割れたりします。
浮きや大きな割れがある場合
モルタルが下地から浮いている場合は、樹脂を注入して固定したり、傷んだ部分を張り替えたりする補修が必要になることがあります。打診(壁を軽くたたいて音を確かめる調査)で浮きの有無を確認します。
5. 補修跡を目立たせないためのポイント
枚方市出口のS様邸では、以前にひび割れを補修した跡が、白い線となって外壁の各所に残っていました。補修材を表面に塗っただけで、周りの模様や色と合わせていなかったことが原因です。
補修跡を目立たせないためには、充填したシーリング材の上から、周りの外壁と同じ模様(吹き付けのパターン)を付けてから塗装することが大切です。また、シーリング材の種類によっては上から塗った塗料が変色することがあるため、塗装できるタイプを選ぶ必要があります。
6. ご自身で補修してもいい?
ホームセンターの補修材で、細いひび割れを一時的に埋めることはできます。ただし、構造クラックを表面だけ埋めると、内部に入った水の逃げ場がなくなったり、補修跡が目立ったりすることがあります。
幅0.3mm以上のひび割れや、窓の角のひび割れ、2階など高い場所のひび割れは、無理をせず専門業者に相談してください。
よくあるご質問
Q. ひび割れを見つけたら、すぐに塗装しないといけませんか?
幅0.3mm未満のヘアークラックだけであれば、急いで工事をする必要はありません。幅が広いひび割れや、数が増えている場合は、早めに診断を受けてください。
Q. ひび割れの補修だけでも頼めますか?
部分的な補修も可能です。ただし、補修した部分だけ色や質感が変わることがあります。外壁全体の塗膜が劣化している場合は、塗装と一緒に行うほうが仕上がりも耐久性も良くなります。
Q. 補修したひび割れが、また割れることはありますか?
建物の動きが大きい場所では、再発することがあります。溝を広げて弾力のあるシーリング材を充填し、柔軟性のある塗料で仕上げることで、再発しにくくなります。
まとめ
モルタル外壁のひび割れは、幅0.3mmを目安に危険度を見分けます。細いひび割れは塗り替えのときに補修し、幅の広いひび割れや窓の角のひび割れは、早めに溝を広げる補修をすることが大切です。
ラディエントでは、クラックスケールやルーペを使った無料の建物診断を行い、ひび割れの幅や場所を写真付きの報告書でご説明しています。工事後は10年間の保証と、1年に1回の定期点検(期限なし)でお住まいを見守ります。
フリーダイヤル:0120-640-017
関連記事
- 枚方市の外壁塗装・屋根塗装 完全ガイド
- 【枚方市出口】S様邸|築30年・木造モルタル外壁と金属屋根の塗装 調査報告
- 無料の屋根・外壁診断について
- 雨漏り診断について
- 塗装プラン・価格一覧
- お問い合わせ・お見積り依頼
ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。PDFデータであれば無料でお送りできます。ご希望の方はinfo@radiant8.co.jpからお問い合わせください!
最後までお読みいただきありがとうございました。大阪で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
※お電話での受付もお待ちしております!!
おかげさまで弊社が顧客満足度 NO.1を獲得しました!!
フリーダイヤル:0120-640-017
電話受付 9:00~21:00
足場代コミコミ安心価格-ラディエントの塗装商品パックはこちら



















