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錆止めを塗ったのに錆が再発?下地処理以外の原因8選

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大阪の自社職人による安心・信頼の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理、専門店ラディエントです。大阪市中央区谷町にある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪このブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅・マンション・ビルの塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!

皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
今回も皆様に有益な記事を書いていきたいと思いますので、是非最後までご覧ください(^▽^)/
過去の関連記事のURLも掲載していますので、そちらも覗いてみてくださいね。

外壁や鉄部の塗装工事では、金属部分の腐食を防ぐために錆止め塗料が使用されます。

しかし、錆止めを塗装したにもかかわらず、数か月から数年ほどで再び錆が浮き出てしまうケースがあります。

「錆止めを塗ったのに、どうしてまた錆びるの?」
「塗料の品質が悪かったの?」
「施工不良の可能性はある?」

このような疑問を持つ方も少なくありません。

錆が再発すると、下地処理が不十分だったのではないかと考えがちですが、実際にはそれだけが原因とは限りません。

錆止め塗料を適切に塗っていても、塗膜の形成状態や周囲の環境、建物の構造によっては腐食が進行することがあります。

今回は、錆止め塗装後に錆が再発する原因の中でも、あまり知られていないポイントを中心に詳しく解説します。

錆止め塗料を塗っただけでは、完全な防錆対策にならない

まず知っておきたいのが、錆止め塗料は金属を永久に錆びなくするものではないという点です。

錆止め塗料には、金属表面を水分や酸素から保護したり、腐食反応を抑えたりする役割があります。

ただし、その性能は塗料の種類や塗膜の状態、使用環境によって異なります。

例えば、次のような状況では十分な防錆効果が得られないことがあります。

・錆止め塗料の膜厚が不足している
・金属の形状に対して塗料が均一に付着していない
・上塗り塗料との組み合わせが適切でない
・塗装後も水分が長時間残る環境にある
・金属同士の接触部分から腐食が進行している

つまり、錆止め塗料を使用したという事実だけでは、長期的な防錆性能が確保されているとは判断できません。

重要なのは、錆止め塗料が本来の性能を発揮できる状態になっているかどうかです。

塗膜が薄すぎることで錆が再発する

錆止め塗装で見落とされやすい原因の一つが、塗膜の厚みです。

塗装後の表面がきれいに仕上がっていても、必要な膜厚が確保されているとは限りません。

錆止め塗料には、製品ごとに推奨される塗布量や乾燥膜厚があります。

これらが不足すると、金属を保護する性能が十分に発揮されない可能性があります。

★特に膜厚が不足しやすい場所

・鉄骨の角や端部
・手すりの細い部材
・金属製の階段の角
・ボルトやナットの周辺
・複雑な形状をした鉄部

特に注意したいのが、金属の角部分です。

平らな面と比較すると、角部分は塗料が十分な厚みで残りにくく、塗膜が薄くなる場合があります。

そのため、広い面には錆が発生していないのに、角や端部だけに錆が集中することがあります。

錆が再発した位置を確認することで、膜厚不足が疑われるケースもあるのです。

錆止め塗料と上塗り塗料の相性が合っていない

錆止め塗装では、下塗りに使用する錆止め塗料と、その上に塗装する中塗り・上塗り塗料の組み合わせも重要です。

塗料には、それぞれ適した塗装仕様があります。

例えば、錆止め塗料と上塗り塗料の組み合わせがメーカーの推奨仕様から外れている場合、塗膜の密着性や耐久性に問題が生じる可能性があります。

また、塗料同士の相性だけでなく、塗り重ねるタイミングも重要です。

塗り重ね時間が適切でない場合

錆止め塗料が十分に乾燥・硬化する前に上塗りを行うと、塗膜内部に溶剤が残ったり、正常な塗膜形成が妨げられたりすることがあります。

一方、製品によっては塗り重ね可能な時間の上限が設定されている場合もあります。

その時間を超えた場合、追加の処理が必要になることがあります。

このような条件が重なると、塗膜の密着不良や膨れ、剥がれが発生し、結果として錆の再発につながる可能性があります。

錆止め塗装では、使用する塗料だけでなく、塗り重ねる順番や時間の管理も欠かせません。

塗装後の結露によって金属表面に水分が発生している

錆止め塗装後の錆の再発には、結露が関係していることもあります。

特に、外気温と金属表面の温度差が大きくなる場所では注意が必要です。

金属は周囲の温度変化の影響を受けやすく、条件によっては表面に結露が発生します。

例えば、次のような場所です。

・日当たりが悪い北側の鉄部
・湿気がこもりやすい屋外階段の裏側
・換気が不十分な金属製の物置
・朝晩の温度差が大きい場所
・冷えやすい金属製の手すりや支柱

正常な塗膜が形成されていれば、結露が発生しただけですぐに錆びるわけではありません。

しかし、塗膜に小さな傷や隙間がある場合、水分が侵入することで腐食が進行する可能性があります。

また、塗装時点で結露が発生していると、塗料の密着や塗膜形成に悪影響を与えることがあります。

そのため、錆止め塗装では気温や湿度だけでなく、金属表面の温度と露点の関係にも注意する必要があります。

金属同士の接触部分で「異種金属接触腐食」が起きている

あまり知られていない原因として、異種金属接触腐食があります。

これは、種類の異なる金属が電気的に接触し、水分などの電解質が存在することで、一方の金属の腐食が促進される現象です。

例えば、建物には鉄・ステンレス・アルミニウム・亜鉛めっき鋼材など、さまざまな金属が使用されています。

これらの金属が接触する場所では、組み合わせや環境によって腐食が進みやすくなる場合があります。

こちらのブログでは「異種金属接触腐食」について詳しく説明していますので是非ご覧ください。

★注意したい場所

・金属製の手すりと固定金具の接続部分
・鉄骨と異なる金属のボルトが接触する部分
・金属製の笠木と固定部材の周辺
・異なる金属を組み合わせた屋外設備

ただし、異なる金属が接触しているだけで必ず腐食が発生するわけではありません。

水分の存在や金属の組み合わせ、表面積の比率などが関係します。

このような場所では、表面に錆止めを塗るだけでなく、必要に応じて金属同士を絶縁するなどの対策が求められます。

錆止めを塗れない隙間から腐食が広がっている

鉄部の中には、構造上どうしても塗料が届きにくい場所があります。

例えば、金属板が重なっている部分や、部材同士が密着している箇所です。

表面はきれいに錆止め塗装されていても、内部の狭い隙間まで十分に保護できていないことがあります。

そこに雨水や湿気が入り込むと、隙間の内部で腐食が進行する可能性があります。

このような現象は、隙間腐食と呼ばれることがあります。

★隙間腐食が疑われる症状

・金属板の継ぎ目から茶色い筋が出ている
・ボルト周辺だけ錆が繰り返し発生する
・重なり部分から錆汁が流れている
・表面はきれいなのに接合部分だけ膨れている

特に注意したいのは、錆が発生している場所と、実際に腐食が始まっている場所が異なる場合です。

例えば、継ぎ目から流れ出た錆汁によって、その下の塗膜が錆びているように見えることもあります。

そのため、表面の錆だけを再塗装しても、内部の腐食原因が残っていれば再発する可能性があります。

雨水が溜まりやすい形状になっている

錆の再発は、塗料の問題ではなく、建物の形状によって引き起こされることもあります。

例えば、鉄骨の水平部分や金属製の設備の底面など、水が溜まりやすい場所です。

雨が降るたびに水分が残り、乾燥しにくい状態が続くと、塗膜の小さな傷や劣化部分から腐食が進行する可能性があります。

さらに、砂ぼこりや落ち葉などが溜まると、その下に水分が保持されやすくなります。

こうした水分の滞留や、塗装しにくい複雑な形状は、防食設計においても注意すべき要素とされています。

★錆が再発しやすい形状の例

・水平に設置された鉄骨の上面
・排水穴が塞がった金属製の支柱
・雨水が溜まりやすい屋外階段の踏板
・水切りが不十分な金属製の笠木
・雨水が抜けにくい金属製の架台

このような場所では、錆止め塗料を塗り直すだけでは十分な対策にならないことがあります。

場合によっては、水の流れや排水経路を改善するなど、構造面からの対策も必要です。

金属の伸縮や振動によって塗膜に小さな亀裂が生じている

金属は気温の変化によって膨張・収縮します。

また、屋外に設置された金属製の設備や部材には、風による振動や使用時の荷重が加わることもあります。

通常の温度変化や振動だけで、適切に施工された塗膜がすぐに破損するわけではありません。

しかし、部材の接合部分など、動きが集中する場所では塗膜に負担がかかる場合があります。

特に、次のような場所では注意が必要です。

・開閉を繰り返す鉄製の門扉
・振動が伝わりやすい金属製の設備
・温度変化の大きい屋外の鉄骨
・ボルトで固定された金属部材の接合部

小さな亀裂や塗膜の損傷から水分が入り込むと、局所的な錆の再発につながることがあります。

この場合は、単純に塗膜を厚くするのではなく、部材の動きや接合部の状態を確認することが重要です。

錆の再発位置から原因を推測できる?

錆止め塗装後に再び錆が発生した場合、どこに錆が現れているのかを確認することが重要です。

錆の発生位置や広がり方には、原因を考えるための手がかりが隠れている場合があります。

錆の再発位置と考えられる原因


※上記は一般的な傾向であり、発生位置だけで原因を断定することはできません。

特に、錆が繰り返し同じ場所に発生している場合は、表面的な塗装の問題だけでなく、構造や水分の影響も調べる必要があります。

錆止め塗装後に錆が再発したら、塗り直すだけでいい?

錆が再発した場合、すぐに錆止め塗料を塗り重ねれば解決するとは限りません。

なぜなら、再発の原因が残っている状態では、同じ症状を繰り返す可能性があるためです。

再塗装前に確認しておきたいポイント

特に重要なのは、なぜその場所に錆が再発したのかを確認することです。

例えば、雨水が溜まることが原因であれば、再塗装と併せて排水環境の改善を検討する必要があります。

また、塗膜の膜厚不足が疑われる場合には、適切な塗装仕様で施工されていたかを確認することが大切です。

腐食によって金属の厚みが大きく減少している場合は、塗装だけでなく部材の補修や交換が必要になることもあります。

よくある質問(FAQ)

Q1. 錆止めを塗ったのに錆びるのは施工不良ですか?

必ずしも施工不良とは限りません。

塗膜の膜厚不足や塗装仕様の問題が関係している場合もありますが、雨水の滞留や隙間腐食など、建物の構造や使用環境によって錆が再発することもあります。

Q2. 錆止め塗料を2回塗れば錆は再発しませんか?

2回塗ることで必要な膜厚を確保しやすくなる場合はありますが、必ず錆を防げるわけではありません。

塗料の種類やメーカーの指定仕様、金属の状態などを考慮する必要があります。厚塗りによる乾燥不良にも注意が必要です。

Q3. 錆止め塗装後、数か月で錆が出ることはありますか?

あります。

ただし、短期間で錆が再発した場合は、塗膜の形成不良や水分の侵入、塗装しにくい接合部の腐食など、何らかの原因がないか確認することが重要です。

Q4.錆が再発した部分だけ補修しても大丈夫ですか?

錆が局所的で、周囲の塗膜や金属に問題がなければ、部分補修で対応できる場合があります。

ただし、内部で腐食が進行している場合や広範囲に塗膜の劣化が見られる場合には、補修範囲を広げる必要があります。

まとめ|錆止め塗装は「塗ること」よりも「錆びる原因を残さないこと」が重要

錆止め塗料を使用したにもかかわらず、錆が再発してしまう原因は一つではありません。

下地処理の不足だけでなく、塗膜の厚みや塗料の組み合わせ、結露、雨水の滞留、金属同士の接触など、さまざまな条件が関係しています。

特に、金属の角や接合部、雨水が溜まりやすい場所などは、錆止め塗装後も注意して確認したい部分です。

また、一度補修した場所に繰り返し錆が発生する場合は、塗装方法だけでなく、建物の構造や周辺環境に原因が隠れている可能性もあります。

錆の再発を防ぐためには、単に錆止め塗料を塗り重ねるのではなく、腐食が発生する仕組みを理解し、原因に合った対策を行うことが大切です。

鉄部の塗装や補修を検討している場合は、錆の発生状況だけでなく、金属の状態や水分の影響なども含めて専門業者に確認してもらうことをおすすめします。

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