手動シャッターと電動シャッターで塗装方法は変わる?違いと注意点を解説
2026.10.03 (Sat) 更新
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皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
住宅や店舗、ガレージなどに設置されているシャッター。
外壁塗装を行う際に、「シャッターも一緒に塗装できますか?」と相談されることがあります。
ここで意外と重要なのが、手動シャッターなのか、電動シャッターなのかという違いです。
結論からいうと、シャッター表面の基本的な塗装工程は大きく変わりません。
しかし、電動シャッターはモーターやセンサー、可動部分などがあるため、手動シャッターよりも養生や塗装範囲に注意が必要です。
今回は、手動シャッターと電動シャッターで塗装方法にどのような違いがあるのか詳しく解説します。
Contents
シャッター塗装の基本工程はほぼ同じ
手動・電動に関係なく、シャッターのスラット部分を塗装する場合、基本的には次のような工程になります。
・汚れやホコリの除去
・サビの確認
・ケレン作業
・必要に応じてサビ止め塗装
・中塗り
・上塗り
シャッターは金属製のものが多いため、塗料を塗るだけではなく、塗装前のケレン作業が非常に重要です。
表面にサビや古い塗膜の浮きが残っている状態で塗装すると、きれいに仕上がっても早期に剥がれてしまうことがあります。
手動シャッターで特に注意したいポイント
手動シャッターは、人の力で上げ下げする構造です。
そのため、塗装後に塗膜が厚くなりすぎると、スラット同士が擦れて塗膜が剥がれる場合があります。
特に注意したいのが、スラットの継ぎ目や両端部分です。
シャッターは開閉するたびにスラットが巻き取られたり、ガイドレールの中を移動したりします。
厚塗りしてしまうと、
・開閉時に塗膜が擦れる
・シャッターが重く感じる
・塗装した部分がすぐに傷つく
・スラット同士がくっつく
といったトラブルにつながることがあります。
そのため、シャッター塗装では「塗膜を厚くすれば長持ちする」とは限りません。
可動することを考えた適切な塗膜厚に仕上げることが重要です。
電動シャッターは養生範囲が重要
電動シャッターの場合、さらに注意したいのが電気系統です。
電動シャッターには製品によって、
・モーター
・障害物検知センサー
・リモコン受信部
・スイッチ
・配線
・制御装置
などが設置されています。
これらに塗料が付着すると、正常に作動しなくなる可能性があります。
そのため電動シャッターでは、塗装そのものよりも「どこを塗らないか」の判断が重要になることがあります。
特にセンサー部分やスイッチ周辺などは、しっかり養生してから施工する必要があります。
ガイドレール内部は基本的に塗らない
手動・電動の両方に共通する重要なポイントが、ガイドレールです。
シャッターの左右には、スラットが上下するためのレールがあります。
このレール内部まで塗装してしまうと、塗膜の厚みによってシャッターの動きが悪くなる場合があります。
さらに開閉するたびに塗膜が擦れるため、施工直後はきれいでも、すぐに剥がれてしまう可能性があります。
そのため、ガイドレール内部や強く擦れる部分については、基本的に塗装を避けるケースが多くなります。
見た目だけを考えて全面を塗るのではなく、実際の動きを確認しながら塗装範囲を決めることが大切です。
電動シャッターは塗装後の動作確認も重要
電動シャッターでは、塗装作業が終わったからといって、それで完了ではありません。
養生を撤去したあとに、
・正常に上昇するか
・正常に下降するか
・途中で引っ掛からないか
・異音が発生していないか
・センサーが正常に反応するか
などを確認することが重要です。
塗装によってスラットの動きが微妙に変化したり、養生の撤去忘れがあったりする可能性もあるためです。
電動シャッターの場合は「塗装+動作確認」までを一つの作業として考えることが大切です。
シャッターボックスは別に考える
シャッター本体と、その上部にあるシャッターボックスは塗装方法を分けて考えます。
シャッターボックスは基本的に固定されているため、スラット部分ほど「擦れ」を気にする必要がありません。
そのため、
ケレン
↓
サビ止め
↓
中塗り
↓
上塗り
という一般的な鉄部塗装に近い施工ができます。
ただし、シャッターボックス内部には巻き取り部分やモーターが入っていることがあります。
内部まで塗装するのではなく、基本的には外側の見えている部分を塗装します。
古い電動シャッターはさらに慎重に
築年数が経過している住宅では、シャッター自体も古くなっている場合があります。
特に電動シャッターでは、塗装工事とは直接関係なく、
・モーターが弱っている
・開閉時に異音がする
・途中で止まる
・スラットが変形している
・ガイドレールとの摩擦が大きい
といった症状がすでに発生していることがあります。
この状態で塗装すると、工事後に不具合が発生した際、「塗装したことが原因なのか」「もともとの経年劣化なのか」が分かりにくくなります。
そのため、古い電動シャッターは施工前にも動作確認をしておくことが重要です。
手動シャッターと電動シャッターの違い

シャッターは「塗れる場所」と「塗らない場所」の判断が大切
シャッター塗装では、すべてをきれいに塗れば良いというわけではありません。
特に可動部分については、塗装することで逆に動きが悪くなる可能性があります。
スラット表面は塗装できても、ガイドレール内部や接触部分、センサー、モーター周辺などは塗装を避ける必要があります。
電動シャッターの場合は電気部品もあるため、手動タイプ以上に塗装範囲の見極めが重要になります。
まとめ
手動シャッターと電動シャッターでは、スラット表面の基本的な塗装方法に大きな違いはありません。
どちらも下地処理を行い、必要に応じてサビ止めを施工してから仕上げ塗装を行います。
ただし、電動シャッターはモーター・センサー・配線などがあるため、養生や塗装範囲にはより慎重な判断が必要です。
また、手動・電動に関係なく、ガイドレール内部やスラット同士が強く接触する部分まで厚く塗装すると、開閉不良や塗膜剥がれにつながることがあります。
シャッター塗装では、単純に「全部塗る」のではなく、開閉したときの動きまで考えて、塗る場所と塗らない場所を分けることが長持ちさせるポイントです。
特に古い電動シャッターの場合は、塗装前後に動作確認を行い、もともとの不具合がないか確認してから施工することが大切です。
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