二重窓を付けたら「窓が開けにくくなった」原因とは?
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皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
二重窓(内窓)は、断熱性・防音性・結露対策などに効果が期待できるリフォームです。
しかし、設置後に意外と多いのが、
「前より窓が開けにくくなった」
「ハンドルが回しにくい」
「外側の窓を開けるのが面倒になった」
といった使い勝手に関する問題です。
実はこれ、二重窓そのものの不具合とは限りません。
今回は、二重窓を設置したあとに窓が開けにくくなる主な原因について詳しく解説します。
Contents
二重窓は「既存窓の内側」にもう1枚窓を付ける
二重窓は、既存の窓を撤去するのではなく、基本的に室内側の窓枠部分に新しい窓を追加する工事です。
そのため施工後は、
室内 → 内窓 → 空気層 → 既存窓 → 屋外
という構造になります。
つまり外の窓を開けるためには、まず内窓を開け、そのあと既存窓を操作する必要があります。
この構造によって、以前より操作しにくくなるケースがあります。
原因① 内窓と既存窓の間隔が狭すぎる
特に注意したいのが、内窓と既存窓の距離です。
二重窓は、既存窓との間にある程度のスペースを確保して設置します。
ところが窓枠の奥行きが少なかったり、設置位置の調整が適切でなかったりすると、内窓と既存窓の距離がかなり狭くなることがあります。
すると、
・既存窓のクレセント錠に手を入れにくい
・ハンドルを握りにくい
・指が窓枠に当たる
・開閉するときに手首を入れにくい
といった問題が発生します。
窓自体は正常でも、「操作するためのスペース」が不足していることで開けにくく感じるケースです。
原因② ふかし枠によって内窓が室内側に出ている
窓枠の奥行きが不足している場合には、「ふかし枠」を使用して内窓を設置することがあります。
ふかし枠とは、既存の窓枠を室内側へ延長して、内窓を取り付けるためのスペースを確保する部材です。
施工上必要なものですが、ふかし枠のサイズによっては、内窓が想像以上に室内側へ張り出すことがあります。
その結果、以前と窓の操作感が大きく変わり、「開けにくくなった」と感じることがあります。
特にカーテンやブラインドがある窓では注意が必要です。
原因③ クレセント錠の位置が操作しにくい
引き違い窓の場合、中央部分にクレセント錠があります。
二重窓を付ける前なら簡単に操作できていても、内窓を設置すると既存窓のクレセント錠が奥まった位置になります。
特に、
内窓と既存窓のクレセント位置が近い
場合は、手や指を入れるスペースが少なくなることがあります。
毎日開閉する窓では、数センチの違いでも使い勝手に大きく影響します。
原因④ ハンドルが内窓に干渉している
引き違い窓だけでなく、縦すべり出し窓・横すべり出し窓・開き窓などでは、さらに注意が必要です。
これらの窓には、開閉用のハンドルが室内側へ突出しているものがあります。
内窓を設置すると、
既存窓のハンドルと新しい内窓の距離が近くなりすぎる
ことがあります。
場合によっては、ハンドルを回したときに内窓へ当たったり、最後まで操作できなかったりすることもあります。
そのため二重窓工事では、単純に「内窓が取り付けられるか」だけではなく、既存窓のハンドルが正常に動くかまで確認することが重要です。
原因⑤ 内窓自体の建付けが悪い
「外側の窓ではなく、取り付けた内窓そのものが重い」という場合は、施工状態も確認したほうがよいでしょう。
例えば、
・枠に歪みがある
・レールが水平になっていない
・戸車の調整が合っていない
・サッシが枠に擦れている
・窓枠自体に歪みがある
といった原因が考えられます。
特に大きな窓ではガラス重量も増えるため、もともと小さな窓より開閉が重く感じることがあります。
ただし、明らかに途中で引っ掛かる・異音がする・かなり力を入れないと動かない場合は、一度施工業者に確認してもらったほうが安心です。
原因⑥ 内窓と既存窓の開く方向・位置関係が悪い
意外と見落とされやすいポイントです。
二重窓は、既存窓との位置関係によって使いやすさが変わります。
例えば既存窓を少しだけ開けたい場合でも、
内窓を開ける → 既存窓の鍵を開ける → 既存窓を開ける → 必要なら内窓を戻す
という操作になります。
換気のために1日に何度も窓を開ける場所では、この一手間が想像以上に気になることがあります。
特にベランダへ出入りする掃き出し窓では、断熱性能だけでなく日常的な動線も考えて設置することが大切です。
原因⑦ カーテンやブラインドと干渉している
二重窓を取り付けると、窓周辺のスペースが変化します。
その結果、
カーテンレール・ブラインド・ロールスクリーンなどと内窓が干渉する
ケースがあります。
例えばカーテンが内窓の取っ手付近に重なっているだけでも、毎日の開閉はかなり面倒になります。
二重窓を設置するときは、窓だけではなく窓周辺にある設備まで含めて寸法を確認することが重要です。
「取り付けできる」と「使いやすい」は別問題
二重窓工事で特に注意したいポイントです。
寸法上は内窓を設置できたとしても、
設置できる=快適に使える
とは限りません。
既存窓との距離、クレセント錠、ハンドル、カーテン、窓枠の奥行きなどによって、施工後の使い勝手は変わります。
そのため施工前には、
「この位置に内窓を付けた場合、既存窓の鍵やハンドルを問題なく操作できるか?」
まで確認しておくことがおすすめです。
開けにくくなった場合は無理に使い続けない
施工後に窓が明らかに開けにくくなった場合、力任せに開閉するのは避けましょう。
サッシや戸車、ハンドルなどに余計な負担がかかり、別の故障につながる可能性があります。
特に、
「設置直後から重い」
「途中で引っ掛かる」
「ハンドルが内窓に当たる」
「鍵に指が届きにくい」
といった症状がある場合は、施工状態や設置位置を確認してもらうことをおすすめします。
まとめ
二重窓を付けたあとに窓が開けにくくなる原因は、内窓そのものだけではありません。
既存窓との間隔不足、ふかし枠による位置の変化、クレセント錠やハンドルとの干渉、建付けのズレ、カーテンとの干渉など、さまざまな原因が考えられます。
二重窓は断熱・防音対策として非常に便利ですが、施工前には性能だけでなく、「取り付けたあとも普段通り窓を操作できるか」まで確認することが重要です。
特に毎日換気する窓やベランダへ出入りする掃き出し窓では、数センチの設置位置の違いが使い勝手を大きく左右することがあります。
二重窓工事では、取り付け可能かどうかだけでなく、施工後の操作性まで考えた現地確認が大切です。
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