真夏の屋根塗装で起きる「タスペーサー変形」トラブルとは?
大阪の自社職人による安心・信頼の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理、専門店ラディエントです。大阪の谷町にある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪このブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅・マンション・ビルの塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!
皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
スレート屋根の塗装では、屋根材同士の隙間を確保するために「タスペーサー」を使用することがあります。
タスペーサーは、塗装によって屋根材の重なり部分が塞がれてしまう「縁切り不足」を防ぐための部材です。
しかし真夏の屋根では、表面温度が非常に高くなるため、施工条件や屋根の状態によってタスペーサーの変形・沈み込み・ズレなどのトラブルが起こることがあります。
今回は、真夏の屋根塗装で注意したい「タスペーサー変形」について詳しく解説します。
Contents
タスペーサーとは?
タスペーサーは、主にスレート屋根の塗装時に屋根材の重なり部分へ差し込み、排水や通気に必要な隙間を確保するための部材です。
屋根塗装をすると、塗料によってスレート同士の隙間が塞がってしまう場合があります。
そのままにすると、屋根材の内部へ入り込んだ雨水が排出されにくくなり、雨漏りや下地の腐食につながる可能性があります。
そこでタスペーサーを挿入し、適切な隙間を確保します。
真夏の屋根は想像以上に高温になる
夏場は気温が35℃前後でも、屋根材の表面温度はそれ以上になることがあります。
特に、
・黒や濃色のスレート屋根
・南面・西面
・日陰がほとんどない屋根
・直射日光を長時間受ける屋根
などでは、屋根表面がかなり高温になることがあります。
タスペーサーは屋根への使用を想定した部材ですが、高温・屋根材の反り・強い圧力など複数の条件が重なることで、通常とは違った負荷がかかる場合があります。
真夏に起きる「タスペーサー変形」とは?
代表的なのが、タスペーサーの変形・沈み込み・ズレです。
単純に「暑さでタスペーサーが溶ける」という話ではありません。
注意したいのは、高温環境と屋根材から加わる圧力が重なるケースです。
スレート屋根は日射によって温度が上昇すると、わずかに伸縮します。
さらに経年劣化した屋根では、スレートそのものに反りや浮きが発生している場合があります。
その隙間へタスペーサーを無理に差し込むと、タスペーサーの一部分へ強い力が集中することがあります。
タスペーサーが沈み込む
真夏に注意したいトラブルのひとつが、タスペーサーの沈み込みです。
もともとスレート同士の隙間が狭い場所へ無理に挿入すると、タスペーサーには常に圧力がかかります。
さらに屋根材の温度変化による伸縮や反りが重なることで、タスペーサーが奥へ押し込まれる場合があります。
すると、
「タスペーサーを入れたのに十分な隙間が確保できていない」
という状態になる可能性があります。
タスペーサーは入っているため、一見すると正常に施工されているように見える点にも注意が必要です。
タスペーサーがズレる・抜ける
逆に、屋根材の隙間が広すぎる場所では、タスペーサーがしっかり固定されない場合があります。
特に劣化したスレート屋根では、場所によって隙間が均一ではありません。
ある場所ではきつすぎるのに、別の場所では緩すぎるというケースもあります。
この状態で施工すると、作業中の振動や屋根材の動きなどによって、タスペーサーがズレたり抜けたりすることがあります。
タスペーサー周辺のスレートが割れることも
意外と注意したいのが、タスペーサーそのものではなくスレート側への負担です。
古いスレートは紫外線や雨風によって強度が低下していることがあります。
そこへタスペーサーを強引に差し込むと、挿入部分へ力が集中します。
その結果、
・小さなひび割れ
・スレート端部の欠け
・屋根材の浮き
・既存クラックの拡大
などにつながる場合があります。
特に真夏は屋根材自体も高温になっているため、屋根材の状態を確認しながら慎重に施工することが重要です。
塗料によって隙間が狭くなるケースも
タスペーサーを入れていても、塗料の塗布量や屋根材の状態によっては、重なり部分に塗料が溜まることがあります。
もともとの隙間が狭い屋根では、塗料が入り込むことで、タスペーサーで確保した隙間が十分に機能しなくなるケースもあります。
そのため、タスペーサーを入れただけで安心するのではなく、塗装後に適切な隙間が確保されているか確認することが大切です。
タスペーサーを使わない方がいい屋根もある
すべてのスレート屋根にタスペーサーを入れればいいわけではありません。
例えば、
・すでに十分な隙間がある
・スレートの劣化が激しい
・屋根材が大きく反っている
・挿入するとスレートが割れる可能性がある
・屋根材の形状がタスペーサーに適していない
といった場合には、屋根の状態に合わせた施工方法を判断する必要があります。
特に築年数が経過した屋根では、タスペーサーを無理に挿入することで、かえって屋根材を傷めてしまう場合があります。
真夏は「気温」だけでなく「屋根の温度」が重要
真夏の屋根塗装では、気温だけで施工条件を判断するのは十分ではありません。
重要なのが、実際の屋根表面の状態と温度です。
朝は問題がなくても、昼頃になると屋根表面の温度が急激に上昇することがあります。
特に黒や濃色の屋根は熱を吸収しやすいため注意が必要です。
「気温は施工できる範囲だから問題ない」と単純に判断しないことが大切です。
タスペーサー変形を防ぐポイント
① 屋根材の隙間を確認する
屋根全体を同じ感覚で施工するのではなく、スレートの反りや隙間の大きさを確認してから施工します。
② 無理に押し込まない
極端に隙間が狭い場所へ強引に挿入すると、タスペーサーだけでなくスレートにも負担がかかります。
③ 高温になる時間帯に注意する
真夏の日中は屋根表面が非常に高温になります。
施工時間を調整することも高温トラブルを防ぐポイントです。
④ 劣化したスレートは慎重に判断する
ひび割れや反りが多い屋根では、タスペーサー施工そのものが適しているか確認する必要があります。
⑤ 塗装後にも隙間を確認する
タスペーサーを入れたことだけを確認するのではなく、最終的に排水経路となる隙間が確保されているかチェックすることが重要です。
「変形した=タスペーサーの不良」とは限らない
施工後にタスペーサーが変形していると、部材そのものの不良を疑ってしまうことがあります。
しかし実際には、
屋根材の隙間・反り・劣化状態・挿入位置・施工時の温度など、さまざまな条件が影響している可能性があります。
そのため、タスペーサーだけを見るのではなく、周辺のスレートがどのような状態になっているかまで確認することが重要です。
まとめ
真夏の屋根塗装では、屋根表面が非常に高温になります。
そこへ屋根材の伸縮や反り、タスペーサーに加わる圧力などが重なることで、タスペーサーの変形・沈み込み・ズレといったトラブルにつながる場合があります。
特に注意したいのが、経年劣化によって隙間が不均一になっているスレート屋根です。
タスペーサーは縁切り不足を防ぐために有効な部材ですが、ただ差し込めばいいわけではありません。
屋根材の状態・隙間・施工時の温度を確認し、その屋根に適した方法で施工することが大切です。
真夏の屋根塗装では塗料の乾燥だけでなく、タスペーサーのような小さな部材にまで高温環境がどのような影響を与えるのかを考えることが、施工後のトラブル防止につながります。
ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。大阪で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
※お電話での受付もお待ちしております!!
おかげさまで弊社が顧客満足度 NO.1を獲得しました!!
フリーダイヤル:0120-640-017
電話受付 9:00~21:00
足場代コミコミ安心価格-ラディエントの塗装商品パックはこちら



















