畳交換のサインとは?見落としがちな劣化症状を徹底解説
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皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
日本の住まいに欠かせない「畳」。
やわらかな踏み心地や湿度調整機能が魅力ですが、経年劣化によってダニ・カビの発生や底冷え、健康被害を招くこともあります。
本記事では、畳交換工事(新調)についての基本知識から、施工の流れ、費用相場、注意点まで詳しく解説します。
Contents
畳交換工事とは?
畳交換工事とは、古くなった畳を丸ごと新品に取り替える工事のことです。
表面のゴザだけを張り替える「表替え」や、中身を再利用する「裏返し」と違い、芯材(畳床)ごと交換するため性能が大きく向上します。
カビ・ダニ被害が深刻/畳が沈む/経年15年以上
→こういった場合は「新調(交換)」がベスト!
畳交換が必要になるサイン
① 畳が沈む・ふわふわする
畳の上を歩くとふわふわ沈む感覚がある場合、畳床(芯材)が劣化している証拠です。
畳は芯材が構造体として荷重を支えていますが、長年の使用や湿気、家具の重みなどで内部がつぶれ、弾力が失われていきます。
この状態を放置すると、沈みがさらに広がり、最悪の場合は下地の合板や根太まで腐食が進行する可能性があります。
特に押入れ前や窓際などは劣化が早いポイントです。
② 畳表が毛羽立つ・ささくれる
表面のゴザ(イ草)が毛羽立つ、ひっかかる、衣類にささくれが付く場合は、表替えか新調が必要なサインです。
毛羽立ちはイ草の乾燥や摩耗によって起こり、自然な経年劣化ですが、ここまで進むと掃除機や歩行でさらに劣化が進行します。
放置すると表面から芯材に湿気が入り込みやすくなり、より深刻な腐朽につながる可能性があります。
③ 畳の色が極端に褪せている
畳は紫外線や空気に触れることで自然に日焼けし黄変しますが、濃いムラや極端な褪色は劣化が進んでいるサインです。
特にサッシ付近で不自然な色ムラが出ている場合、湿気・結露・日差しの複合劣化が考えられます。
視覚的な問題だけでなく、材料の強度低下につながることも多いため注意が必要です。
④ 凹みが戻らない(家具跡が深い)
タンスなどを置いた場所に深く凹みが残り、移動しても元に戻らない場合は、畳床の潰れが進行している状態です。
イ草表面だけでなく内部のワラやボードが変形し、復元力が失われている証拠となります。
そのまま使うと段差や不陸が増え、畳が浮いたり、躓き事故の原因となることもあります。
⑤ カビが生えている
畳は湿気を吸収・放出しますが、限界を超えると含水率が上がり、カビが発生します。
畳表が緑色や黒色に変色していたり、持ち上げると裏に白カビが見える場合は危険信号。
特に梅雨や通風不良の部屋では進行が早く、放置するとダニ発生や健康被害、床下腐食まで波及する可能性があります。
表替えでは根本解決できないケースが多く、新調が必要です。
⑥ 畳から異臭がする
カビ由来のニオイ、ペット臭、腐敗臭などがする場合は、畳内部に湿気・菌が定着している可能性が非常に高いです。
臭いは表面より内部に残りやすく、消臭や天日干しでは改善しないケースが多いのが特徴。
特に床下が湿っている住まいでは、畳を交換しても再発する危険があるため、床下状況のチェックが必須になります。
⑦ ダニ・害虫被害が出ている
畳の内部は温度・湿度・栄養(イ草)が揃い、ダニや害虫が繁殖しやすい環境です。
布団やソファにダニが出るより、畳内部に生息するケースは根深く、掃除機や燻蒸だけでは解決しません。
皮膚のかゆみや咳が出るなど健康被害を伴うことも多く、
畳交換とあわせて床下の湿気対策や防蟻が必要になる場合があります。
⑧ 畳が浮く・ズレる
一部のコーナーが浮いてしまう、畳がズレて壁に当たるなどの症状は、畳の伸縮や寸法不良が原因です。
とくに湿気が多い地域では、畳が膨張して収まりが悪くなり、建具や敷居に干渉してキズや立て付け不良を起こすこともあります。
浮きやズレが大きい場合には、採寸し直して新調するのがベストです。
⑨ 15年以上経過している
畳床の寿命は一般的に10〜15年とされています。
見た目がきれいでも、内部のワラやボードが劣化し、弾力や湿度調整機能が低下していることが多いです。
築年数・使用年数が15年以上なら交換を検討するのが安全です。
和紙畳や樹脂畳で性能アップを図るケースも増えています。
畳交換工事の流れ
① 現地調査
・部屋の寸法確認
・既存畳の状態チェック
・交換枚数・畳表(ゴザ)グレード提案
★ポイント
古い家は1枚1枚サイズが違うため、
正確な採寸が非常に重要!
② 畳の引き上げ
・既存畳を撤去
・床下の状態をチェック
→ 腐朽・シロアリ・湿気はこのタイミングで確認が必要
③ 採寸・制作(工場)
・面取り
・畳床の製造
・畳表(イ草または和紙)を張る
畳の寸法はオーダーメイド
→ 寸法の精度が仕上がりと段差・隙間の発生を左右
④ 設置
・新品畳を設置
・隙間や段差を調整
・微調整して完了
よくあるトラブル
❌ 隙間ができる
→ 採寸ミス/木造の伸縮
❌ カビが発生
→ 湿度管理不足/床下湿気
❌ 畳が浮く
→ 床が不陸/畳寸法ミス
❌ ダニの再発
→ 下地の湿気を処理しないまま施工
施工前の床下チェックが非常に重要!
プロが教える「施工のポイント」
✅ 採寸精度は命 → 1mm単位
✅ 床下湿気があれば先に除湿処理
✅ シロアリ跡があれば防蟻処理
✅ 高温多湿環境では和紙畳が有利
畳床が劣化しているのに表替えだけするのはNG!
→ カビ・ダニ・沈み問題は解決しない
メリット・デメリット
メリット
・清潔で快適
・カビ・ダニの健康リスク低減
・断熱性能UP
・和室の価値が上がる
・香りでリラックス
デメリット
・表替えより費用が高い
・製作期間がある
まとめ
畳はただの床材ではなく、
湿度調整・断熱・弾力性という高機能素材です。
劣化の放置は、健康被害や床下腐朽につながります。
✅ 15年以上使用
✅ ふわふわ沈む
✅ カビ・ダニ発生
→ 新調(交換)が最適
畳交換は1日で完了するケースが多く、
和室の快適性や安全性を大きく向上できます。
正しい診断 × 精度の高い採寸 × 湿気対策
これが畳交換成功の3大ポイント!
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