塗膜剥がれは塩害地域だけじゃない!工場地帯でも起こる特殊な劣化とは?
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皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
外壁や屋根の塗膜剥がれというと、「海の近くだから塩害で劣化した」と思われる方が多いでしょう。
確かに塩害地域では塗膜の劣化が早く進みやすいですが、実は海から離れた工場地帯でも塗膜剥がれが起こるケースがあります。
工場から排出される大気中の成分や粉じんなどが、塗膜に少しずつダメージを与えていることがあるためです。
今回は、意外と知られていない「工場地帯特有の塗膜劣化」について解説します。
工場地帯で塗膜が傷みやすい理由
工場周辺では、通常の住宅地とは異なる環境になります。
例えば、
・排気ガス
・工業用粉じん
・金属粉
・硫黄酸化物(SOx)
・窒素酸化物(NOx)
などが空気中に存在しやすくなります。
これらが雨や湿気と混ざることで、塗膜表面へ少しずつ負担を与えてしまいます。
すぐに剥がれるわけではありませんが、
・塗膜の光沢低下
・色あせ
・表面のザラつき
・防水性能の低下
を経て、最終的に剥がれへつながることがあります。
特に金属部分は影響を受けやすい
工場地帯では、
・トタン
・ガルバリウム鋼板
・シャッター
・鉄骨
・手すり
などの金属部分は特に注意が必要です。
金属粉や酸性物質が付着すると、
塗膜より先に下地のサビが進行するケースがあります。
サビが内部で広がると、
塗膜が押し上げられて膨れ、
その後剥がれてしまいます。
外壁にも少しずつ影響する
「サイディングだから安心」
というわけではありません。
窯業系サイディングやモルタルでも、
汚れが長期間付着したままになることで、
塗膜の劣化スピードが早まることがあります。
特に
・北面
・日陰
・湿気が多い場所
では汚れが落ちにくく、影響が蓄積しやすくなります。
高圧洗浄だけでは落ちない汚れもある
工場由来の汚れは、
一般的な砂ぼこりとは違い、
油分や金属粉を含んでいる場合があります。
そのため、
通常の高圧洗浄だけでは十分に落ちないケースもあります。
この状態で塗装すると、
汚れの上から塗ることになり、
密着不良による塗膜剥がれを招く可能性があります。
必要に応じて、
・専用洗浄剤
・脱脂洗浄
・下地処理
を追加することが重要です。
下塗り選びも重要
工場地帯では、
下塗り材にも注意が必要です。
下地が汚染されている場合は、
通常のシーラーだけでは密着不足になることがあります。
状況によっては
・エポキシ系プライマー
・密着性の高い下塗り材
・防錆性能を持つプライマー
などを使い分けることで、
長持ちする塗装につながります。
工場地帯だからこそ「下地調査」が重要
工場地帯では、
見た目はきれいでも、
塗膜表面に目に見えない汚染物質が付着していることがあります。
そのため、
「どんな塗料を使うか」よりも、
どれだけ丁寧に下地を調査・洗浄・処理するかが仕上がりと耐久性を大きく左右します。
周囲の環境に合わせた下地処理と塗料選びを行うことで、工場地帯でも長期間美しい塗膜を維持しやすくなります。
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