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既存のリシン壁にマスチック工法を施工する際の注意点とは?仕上がりを左右する重要ポイント

外壁塗装豆知識

2026.08.05 (Wed) 更新


大阪の自社職人による安心・信頼の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理、専門店ラディエントです。大阪の谷町にある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪このブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅・マンション・ビルの塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!

皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。

リシン仕上げの外壁は独特の凹凸があり、年数が経つと塗膜の劣化や細かなひび割れが発生しやすくなります。そのような外壁をメンテナンスする際によく採用されるのがマスチック工法です。

しかし、「リシンだからマスチック工法なら安心」というわけではありません。施工方法を間違えると、せっかくの塗装が早期に剥がれたり、外観が悪くなったりすることもあります。

今回は、既存のリシン壁にマスチック工法を施工する際の注意点について詳しく解説します。

そもそもマスチック工法とは?

マスチック工法とは、専用の多孔質ローラー(砂骨ローラー)を使用して、厚みのある塗膜を形成する施工方法です。

一般的なローラー塗装よりも塗膜が厚くなるため、

・細かなクラックを埋めやすい
・リシンの凹凸を均一にできる
・防水性を高められる

といったメリットがあります。

特にリシン外壁との相性が良いため、多くの住宅で採用されています。

注意点① 劣化したリシンは必ず除去する

一番重要なのが下地処理です。

古いリシンが浮いていたり、手で触るとポロポロ落ちる状態では、その上から厚く塗っても意味がありません。

マスチック工法は塗膜が厚いため、一見しっかり付着しているように見えますが、下地が弱いままでは後からまとめて剥離する原因になります。

施工前には

・高圧洗浄
・ケレン作業
・浮き部分の除去

を十分に行う必要があります。

注意点② 下塗り材との相性を確認する

リシン壁は吸い込みが激しいケースが多くあります。

そのため、

・シーラー
・微弾性フィラー
・浸透型下塗り材

など、状態に合った下塗り材を選定することが重要です。

吸い込みを十分に止められないと、

・色ムラ
・塗膜の密着不足
・耐久性低下

につながります。

注意点③ 厚塗りしすぎにも注意

マスチック工法は厚膜になることがメリットですが、

厚ければ厚いほど良いわけではありません。

必要以上に塗料を付けると、

・乾燥不良
・表面だけ先に硬化
・内部に水分が残る
・ひび割れ

が発生することがあります。

メーカーが指定する施工量を守ることが重要です。

注意点④ リシン本来の風合いが変わることがある

リシン特有の細かな凹凸は、マスチック工法によってある程度埋まります。

そのため、

施工後は

・模様が柔らかくなる
・凹凸が浅く見える
・意匠性が変わる

場合があります。

「今の風合いをそのまま残したい」という場合には、通常ローラー工法の方が向いているケースもあります。

注意点⑤ クラックは事前補修が基本

マスチック工法は細かなヘアークラックを隠しやすい工法ですが、

幅のあるひび割れまで自然に補修できるわけではありません。

0.3mm以上のクラックは

・Uカット
・シーリング充填
・エポキシ樹脂注入

など適切な補修を行ってから施工します。

「厚く塗れば隠れる」という考え方は危険です。

注意点⑥ 湿気を含んだ壁には施工しない

リシン外壁は水分を吸いやすい素材です。

雨の翌日や北面などで十分に乾燥していない状態で施工すると、

・膨れ
・密着不良
・白化
・塗膜剥離

などのトラブルにつながります。

施工時には外壁の乾燥状態をしっかり確認することが重要です。

注意点⑦ 凹凸が深い場合は塗料使用量が増える

リシンは見た目以上に表面積があります。

凹凸が深いほど、

・下塗り
・マスチック材
・上塗り

すべての使用量が増えるため、

通常のサイディングより塗料を多く使用するケースがあります。

見積もり時に十分な数量が計算されているかも確認ポイントです。

マスチック工法が向いているリシン壁

次のような状態では特に効果を発揮します。

まとめ

リシン壁へのマスチック工法は、防水性や耐久性を向上させる優れた施工方法ですが、成功のポイントは「厚く塗ること」ではなく「下地処理を丁寧に行うこと」です。

施工前には次の点を確認しましょう。

・劣化したリシンはしっかり除去する
・外壁に合った下塗り材を選ぶ
・必要以上の厚塗りは避ける
・クラックは事前に補修する
・十分に乾燥した状態で施工する
・リシンの風合いが変化する可能性を理解しておく
・凹凸による塗料使用量も考慮する

適切な下地処理と施工管理を行えば、マスチック工法はリシン外壁の寿命を延ばし、美観と防水性能を長期間維持できる非常に効果的な工法です。

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