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「全部同じ屋根に見えて危険?」塗れる瓦・塗れない瓦の見分け方とは

屋根塗装豆知識

2026.05.16 (Sat) 更新


大阪の自社職人による安心・信頼の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理、専門店ラディエントです。大阪の谷町にある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪このブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅・マンション・ビルの塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!

皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。

屋根塗装の相談を受けていると、意外と多いのが
「うちの瓦って塗れるんですか?」
という質問です。

実は瓦には、“塗装して良い瓦”と“塗装してはいけない瓦”があります。

しかも見た目だけでは分かりにくく、間違って塗装してしまうと…

・数年で塗膜が剥がれる
・密着不良を起こす
・メンテナンス費用が無駄になる
・雨漏りリスクが増える

といったトラブルにつながることもあります。

今回は、現場でもよくある
「塗れる瓦・塗れない瓦の見分け方」
について、ブログ形式で詳しく解説します。

まず知っておきたい「瓦=全部同じ」ではない

一口に瓦と言っても、実は種類がかなりあります。

代表的なのは、

・粘土瓦(和瓦・洋瓦)
・セメント瓦
・モニエル瓦
・スレート瓦
・ハイブリッド瓦

などです。

この中で特に重要なのが、

“素材自体に防水性があるかどうか”

です。

ここを理解すると、
「なぜ塗れる瓦と塗れない瓦があるのか」が分かりやすくなります。

基本的に「塗れない瓦」

まずは塗装不要、または塗装非推奨の瓦からです。

① 粘土瓦(和瓦・いぶし瓦・陶器瓦)

これは代表的な
“塗らなくていい瓦”です。

特徴は、

・表面が焼き物
・水をほぼ吸わない
・紫外線に強い
・色が素材そのもの

という点です。

つまり、
塗装で保護する必要がほぼありません。

見分け方のポイント

◆表面にツヤ感がある

陶器のような質感で、
硬くツルっとした見た目です。

◆色あせしにくい

築20年以上でも色が残っていることが多いです。

◆割れた断面も同じ色

これはかなり重要です。

塗装が必要な瓦は表面だけ着色されているケースがありますが、
粘土瓦は中まで同じ色のことが多いです。

なぜ塗装してはいけないの?

もちろん塗れないわけではありません。

ただし、

塗っても意味が薄い

というのが正確な表現です。

さらに、

・密着しにくい
・数年で剥がれやすい
・将来の補修が面倒

というリスクがあります。

特に陶器瓦に無理やり塗装すると、
数年後にペリペリ剥がれるケースも珍しくありません。

塗装が必要になる瓦

次に、定期的な塗装メンテナンスが必要な瓦です。

② セメント瓦

これは非常に重要です。

見た目は瓦ですが、
実際にはセメント製です。

★特徴
・表面塗膜で防水している
・経年で塗膜が劣化する
・水を吸いやすくなる

つまり、

塗装しないと劣化が進みやすい瓦

になります。

見分け方

◆表面がザラっとしている

陶器瓦よりマット感があります。

◆色あせしやすい

築15〜20年でかなり退色していることがあります。

◆コケ・カビが多い

防水性が落ちると水分を含みやすくなり、
コケが発生しやすくなります。

◆形がやや厚ぼったい

古い住宅では独特の形状をしていることがあります。

③ モニエル瓦

これは現場でもよくトラブルになる瓦です。

見た目は洋瓦っぽいですが、
実は特殊な構造をしています。

最大の特徴は「スラリー層」

モニエル瓦には、

表面に“スラリー層”という着色層

があります。

この層をしっかり処理しないと、
どんな高級塗料でも剥がれることがあります。

見分け方

◆表面を触ると粉っぽい

劣化すると白い粉が付きやすいです。

◆洋風の形状が多い

輸入住宅風の家に多い傾向があります。

◆高圧洗浄時に色粉が大量に出る

これはかなり特徴的です。

モニエル瓦は「知識差」が出やすい

実は、

・専用下塗り
・スラリー処理
・洗浄精度

がかなり重要です。

ここを理解していない施工だと、
数年で剥離することもあります。

「見た目だけで判断」が危険な理由

実際の現場では、

・セメント瓦と思ったらモニエルだった
・陶器瓦なのに塗装提案された
・スレートと勘違いされた

というケースもあります。

つまり、

営業だけの判断が危険な場合もある

ということです。

プロが現場で確認するポイント

実際には、

・割れ部分
・小口
・表面質感
・水の吸い込み
・築年数
・メーカー情報
・既存塗膜状態

などを総合的に見ています。

「塗装した方が良い劣化症状」

以下が出ている場合は、塗装検討時期の可能性があります。

・色あせ
・コケ
・カビ
・表面ザラつき
・吸水
・旧塗膜剥がれ

特にセメント瓦は、
放置すると割れやすくなるケースもあります。

「塗らない方が良い屋根」に注意

最近は、

“屋根だからとりあえず塗装”

という提案も減ってきました。

実際には、

・陶器瓦
・いぶし瓦
・一部高耐久瓦

などは、無理に塗装しない方が良い場合があります。

まとめ

塗れる瓦・塗れない瓦の違いは、
単なる見た目ではなく、

「素材自体に防水性があるか」

が大きなポイントです。

特に注意したいのは、

・粘土瓦 → 基本塗装不要
・セメント瓦 → 塗装必要
・モニエル瓦 → 特殊施工が必要

という違いです。

そして実際の現場では、
見分けを間違えると施工不良にも直結します。

屋根塗装を考える際は、
まずは

「この瓦は本当に塗るべき屋根なのか?」

を確認することが非常に大切です。

ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。

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