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その塗り替え、実は危険?軒天塗装で“防火性能”を落としてしまう落とし穴

豆知識

2026.04.08 (Wed) 更新


大阪の自社職人による安心・信頼の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理、専門店ラディエントです。大阪の谷町にある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪このブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅・マンション・ビルの塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!

皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。

外壁や屋根と一緒に行われることが多い「軒天の塗り替え」。
見た目を整える目的で軽く考えられがちですが、実はここに見逃されやすいリスクがあります。

それが、
👉 塗り替えによって“防火性能”を落としてしまうケースです。

軒天は単なる仕上げ材ではなく、火災時の延焼を抑える役割を持つ重要部位。
今回は、現場で実際に起きている「防火性能を落とす塗装パターン」を解説します。

軒天は“防火部位”であることを忘れてはいけない

まず前提として、軒天は建物の中でも

・外壁よりも火が回り込みやすい
・上階や屋根裏へ延焼しやすい

という特徴があります。

そのため多くの住宅では

・ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)
・不燃ボード
・防火認定仕様の仕上げ

が使われています。

👉つまり、材料+仕様で「防火性能」が成立している部位です。

パターン①:透湿性を無視した塗料で“内部劣化”→防火低下

よくあるミス

軒天に対して

・外壁用の高耐久塗料
・強い防水性(造膜系)の塗料

をそのまま使用してしまうケース。

何が起きるか

軒天内部は

・屋根裏の湿気
・結露

の影響を受けやすい場所です。

ここで透湿性の低い塗膜を作ると…

👉 湿気が抜けず、内部でボードが劣化・崩壊

結果として

👉 火に対する耐久性(不燃性能)が実質的に低下します

★重要ポイント
軒天は「防水」よりも「透湿」を優先すべき場所です。

パターン②:有孔板(通気孔)を塗膜で潰してしまう

よくあるミス

有孔軒天(穴あきタイプ)に対して

・厚塗り
・フィラー過多
・ローラーでベタ塗り

をしてしまう

何が起きるか

👉 通気孔が塞がる

👉 小屋裏の換気が悪化

👉 熱・湿気がこもる

👉 下地劣化+火災時の熱滞留

結果として

👉 延焼しやすい状態を作ってしまう

★重要ポイント
通気は防火とセットで考える必要がある

パターン③:防火認定外の材料で“仕様崩壊”

よくあるミス

・安価な塗料を選定
・下塗り・上塗りの組み合わせ無視
・メーカー仕様を無視した重ね塗り

何が問題か

防火性能は

👉 「材料単体」ではなく「組み合わせ(仕様)」で成立

しています。

つまり、

👉 認定外の塗装仕様にすると、その時点で防火性能は保証外

になります。

パターン④:塗膜の厚塗りによる“剥離→露出”

よくあるミス

・既存塗膜の上に厚塗り
・下地調整不足(ケレン不足)

何が起きるか

時間が経つと

👉 塗膜が剥離
👉 下地がむき出し

さらに

👉 ボード自体も劣化していると…

👉 防火材として機能しない状態に

パターン⑤:木部軒天を“可燃化”してしまう

昔の住宅に多い

・杉板
・ベニヤ軒天

ここに

・油性塗料
・可燃性の高い塗料

を使うと…

👉 燃えやすさが増すケースもあります

特に注意なのが

👉 「見た目だけの塗装」で防火を無視しているケース

現場でチェックすべきポイント(実務用)

✔ 軒天の材質(ケイカル・有孔・木部)
✔ 通気の有無(有孔 or 無孔)
✔ 透湿性のある塗料か
✔ メーカー仕様に沿っているか
✔ 厚塗り・目詰まりが起きていないか

まとめ

軒天塗装は単なる美観工事ではありません。

重要なのはここ👇

・軒天は“防火部位”である
・通気・透湿・仕様の3点が重要
・塗り方ひとつで防火性能は簡単に落ちる

見た目がキレイでも、
👉 内部で防火性能が崩れているケースは珍しくありません

だからこそ、軒天は

👉 「塗る」ではなく「性能を維持する施工」

が必要です。

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