木部が多い寺院で「塗装してはいけない場所」とは?
2026.03.09 (Mon) 更新
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皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
寺院の外壁塗装や修繕工事では、
「木部だから全部塗装した方がいい」と思われがちです。
しかし実際の現場では、塗装してはいけない木部というものが存在します。
むしろ塗装すると、
・木材の寿命を縮める
・雨仕舞が悪化する
・カビや腐朽の原因になる
といった問題を起こすケースもあります。
今回は、木部が多い寺院で塗装してはいけない場所について解説します。
①木部の「小口(こぐち)」部分
寺院の柱・梁・破風などには、木材の切断面(小口)が多く存在します。
小口は木の水の吸い込み口のような部分で、
ここを塗膜で完全に塞いでしまうと
・内部の水分が抜けない
・木材内部が蒸れる
・腐朽菌が発生
というトラブルが起きることがあります。
特に寺院では
・露出した梁
・組物
・軒下の装飾材
などに多く見られます。
小口は浸透系保護剤で仕上げるケースが多く、塗膜塗装は不向きです。
②木組みの「隙間部分」
寺院は伝統工法の木組み構造が多く、
・斗栱(ときょう)
・組物
・貫
・柱梁接合部
など、木材の隙間が非常に多い構造です。
ここに塗料を流し込むように塗ってしまうと
・通気が止まる
・水が抜けなくなる
・腐りやすくなる
という問題が発生します。
寺院では木部の通気は非常に重要なので、
隙間まで塗り込むのはNGとされています。
③雨が直接当たる「水平木部」
寺院には
・腰掛
・手すり
・飾り材
・木製笠木
などの水平木部があります。
この部分に塗膜系塗料を使うと
・塗膜が割れる
・水が浸入する
・剥離する
という現象が起きやすいです。
水平部は水が溜まりやすい場所なので、
塗膜塗装より
・浸透型木部保護塗料
・オイル系塗料
の方が向いているケースが多いです。
④「呼吸している古材」
寺院では築年数が長い建物も多く、
・数十年
・100年以上
経過している木材も珍しくありません。
こうした古材は
・木の内部水分
・空気
を出し入れしながら呼吸するように安定しています。
そこに塗膜塗装をすると
・木が膨張収縮できない
・塗膜割れ
・木割れ
を起こすことがあります。
そのため寺院では
「塗らない方が長持ちする木部」
という考え方もあります。
⑤文化財指定や伝統仕様の木部
寺院の中には
・文化財指定
・歴史的構造物
・伝統的意匠
の建物もあります。
こうした場合は
・塗装材料
・塗装方法
・工事範囲
が厳しく制限されることがあります。
例えば
・柿渋
・弁柄
・自然塗料
などの伝統塗装のみ許可されるケースもあります。
一般塗料を使うと景観や文化的価値を損なう可能性があります。
まとめ
木部が多い寺院では、
「全部塗る=良い工事」とは限りません。
特に注意したいのは次の5つです。
寺院で塗装してはいけない木部
・小口(木材の切断面)
・木組みの隙間部分
・雨が溜まりやすい水平木部
・呼吸している古材
・文化財や伝統仕様の木部
寺院は一般住宅とは違い、
木材の呼吸や伝統構造を理解した塗装判断が必要です。
「塗るべき場所」と「塗らない場所」を見極めることが、
寺院を長持ちさせる本当のメンテナンスと言えるでしょう。
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