なぜ茅葺屋根は長持ちするのか?伝統工法に隠された理由
2026.01.17 (Sat) 更新
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皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
—— 日本の風土が生んだ、いちばん“呼吸する屋根”
昔話に出てくるような、どこか懐かしい家。
その屋根をよく見ると、分厚く重なった草が波のように連なっています。
これが茅葺屋根です。
茅葺屋根は、ススキ・ヨシ・稲わらなどの天然植物を何層にも重ねて葺く、日本最古級の屋根工法。
見た目の美しさだけでなく、日本の気候に驚くほど理にかなった性能を持っています。
Contents
茅葺屋根に使われる「茅」とは?
「茅(かや)」と呼ばれますが、実際は地域によって材料が異なります。
・ススキ(もっとも一般的)
・ヨシ(湿地帯の多い地域)
・稲わら(農村部)
これらを乾燥させ、束ね、軒先から棟に向かって何十層も重ねていきます。
完成後の屋根厚は30〜60cmにもなり、これが茅葺屋根最大の特徴です。
茅葺屋根の構造的なすごさ
一見すると「草=弱い」と思われがちですが、実は逆。
① 驚異的な断熱性能
茅の中には大量の空気層があり、
夏は涼しく、冬は暖かい天然の断熱材になります。
エアコンのない時代でも快適に暮らせた理由がここにあります。
② 呼吸する屋根
茅は湿気を吸って、乾くと放出する素材。
そのため屋根全体が調湿機能を持ち、結露やカビが起きにくい構造です。
③ 雨を防ぐ仕組み
防水シートは一切なし。
それでも雨漏りしにくいのは、
水が表面を流れ落ち、内部まで入り込まない勾配と厚みがあるからです。
茅葺屋根のメリット
ブログ的にまとめると、こんな強みがあります。
・自然素材100%で環境負荷が低い
・断熱・調湿性能が非常に高い
・景観価値・文化的価値が高い
・正しく管理すれば30〜50年持つ
特に古民家や文化財では、
「性能+文化」両方を守れる屋根として今も選ばれています。
でも、デメリットも正直に
茅葺屋根は万能ではありません。
❌ 維持管理が大変
・定期的な差し茅(部分補修)が必要
・茅職人が全国的に不足している
・材料の確保が年々難しい
❌ 費用が高額
全面葺き替えになると
数百万円〜1000万円超になるケースも珍しくありません。
❌ 防火面の注意
現在は防火基準が厳しく、
住宅密集地では新築が難しい場合もあります。
現代での茅葺屋根の扱い方
最近はこんな選択肢も増えています。
・外観だけ茅葺風にする「意匠再現」
・茅葺屋根の上に銅板・トタンで被覆して保護
・宿泊施設・観光施設として再活用
「住む」だけでなく、
守り・見せ・活かす屋根へと役割が変わりつつあります。
茅葺屋根は“建築”というより“文化”
茅葺屋根は、
ただの屋根材ではありません。
・人が自然とどう共存してきたか
・地域の風土にどう向き合ってきたか
それを形として残している存在です。
もし今、茅葺屋根の家を見かけたら、
ぜひ屋根の厚みや軒の美しさに目を向けてみてください。
そこには、何百年分もの知恵が詰まっています。
ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。大阪で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
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