防水塗装工事で実際に起きたトラブル例
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皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
防水塗装工事は、見た目よりも下地・工程・管理が重要な工事です。
ところが実際の現場では、「完成直後はきれい」「工事は終わっているのに雨漏りが止まらない」といったトラブルが後を絶ちません。
今回は、実際に現場で起きた防水塗装工事のトラブル例を、原因と対策付きで紹介します。
Contents
トラブル①:施工から半年で防水層が膨れ上がった
◆発生内容
ベランダ防水工事(ウレタン防水)後、半年ほどで
・表面がプクッと膨らむ
・踏むとフワフワする
という症状が発生。
◆原因
・下地コンクリートが十分に乾燥していなかった
・既存防水層の水分を閉じ込めたまま施工
・脱気筒未設置
★ポイント
ウレタン防水は「密閉型防水」。
下地の水分=内部膨れの原因になります。
✅対策
・含水率の確認
・必要に応じて通気緩衝工法を選択
・脱気筒の設置判断を怠らない
トラブル②:防水工事をしたのに雨漏りが止まらない
◆発生内容
屋上防水工事後も、室内天井に雨染みが再発。
◆原因
・防水工事の対象範囲が原因箇所とズレていた
・じっさいの浸入経路は「手摺支柱」「笠木」「外壁クラック」だった
★ポイント
雨漏り=防水面が原因とは限らない。
防水工事は「対症療法」になりがちで、原因調査不足のまま施工すると無意味になるケースがあります。
✅対策
・散水調査、赤外線調査などによる事前確認
・防水+付帯部の同時補修
・「防水だけで直る」と即断しない
トラブル③:数年でトップコートがボロボロに剥がれた
◆発生内容
施工から2~3年で
・トップコートの粉化
・剥離
・色ムラ
◆原因
・メーカー指定厚膜守っていない
・塗布量不足(希釈しすぎ)
・紫外線環境を考慮しない材料選定
★ポイント
トップコートは「見た目」だけではなく、防水層を守るための消耗品。
安く済ませようとすると、寿命が極端に短くなる。
✅対策
・メーカー基準の㎡当たり使用量を厳守
・立地(日射・反射)に応じた材料選定
・定期的なトップコート再塗装の提案
トラブル④:工事後に排水不良が悪化した
◆発生内容
防水後、水たまりが以前より増えた。
◆原因
・勾配調整を行わず、塗るだけ施工
・ドレン周りの処理不足
・防水層の重ね塗りによる段差
★ポイント
防水は「水を弾く工事」ではなく、水を流す工事でもある。
✅対策
・事前の水勾配チェック
・ドレン改修、かさ上げ
・不陸調整材の使用
トラブル⑤:保証があるはずなのに対応してもらえない
◆発生内容
不具合発生時、「保証対象外です」と言われた。
◆原因
・保証書が存在しない
・口約束のみ
・免責事項(天災・下地起因)が多すぎる
★ポイント
防水工事は保証内容まで含めて契約。
✅対策
・表面保証の有無を必ず確認
・保証範囲(防水層/トップコート)を明確化
・施工写真、工程記録の保管
まとめ:防水工事は「塗る技術」より「判断力」
防水塗装工事のトラブルは、手抜きよりも「判断ミス」から起きることが多いのが実情です。
・下地の状態を見誤る
・原因を特定せず施工する
・工法を安易に選ぶ
これらが重なると、
「高い工事をしたのに意味がなかった」という結果になります。
防水工事こそ、経験と理屈のある業者選びが重要。
見積金額だけでなく、「なぜこの工法なのか」を説明できるかが判断基準です。
ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。大阪で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
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