屋根の色で室温と寿命が変わる!濃色屋根は最大40℃も熱くなるって本当?
2025.12.02 (Tue) 更新
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屋根の色は見た目だけの問題ではない
屋根の色を選ぶ際、多くの方は「家のデザインに合う色」「外観の雰囲気」「流行のカラー」など、見た目や印象に注目します。
しかし、実は屋根材の色は単なるデザイン要素ではなく、家の性能・寿命・室内環境に直結する「機能部材」の選択なのです。
特に注目すべき夏の屋根表面温度。同じ素材でも、色が違うだけで40℃以上もの温度差が生まれることがあるのをご存じでしょうか。この温度差は、屋根材の寿命だけでなく、エアコン代や居住性にも大きな影響を与えます。
なぜ色で温度が変わるのか:熱を呼吸するか、反射するかの違い
色の違いによる温度差は、太陽光の反射率と吸収率の差から生まれます。
暗い色(黒・濃紺・こげ茶)
・太陽光の吸収率が高い
・熱エネルギーを蓄えやすい
・表面温度が70~80℃に達することも珍しくない
・触れば火傷するほどの熱さに
明るい色(白・シルバー・ライトグレー)
・太陽光を反射しやすい
・熱を蓄えにくい
・表面温度は30~40℃台で収まる場合も多い
同じ素材でも、色ひとつでここまで差が出てしまいます。
表面温度が高いと起きる問題:見えない劣化が家をむしばむ
屋根が高温になると、単純に「熱くてイヤ」というレベルでは済みません。以下のような地味だが確実に家を痛める現象が積み重なります。
①熱伸縮によるビス・釘の抜け
金属屋根は特に顕著で、表面温度が上昇すると膨張と収縮を繰り返します。
→毎日の温度変化がストレスとなり、ビスが少しずつ緩み、浮き・バタつき・雨仕舞いの破綻につながります。
②ルーフィングの耐久低下
屋根材よりも下層にある防水シート(ルーフィング)は熱に弱く、高温状態が続くほど加水分解や粘着力低下を起こしやすくなります。
→経年すると屋根内部の雨漏りリスクが急上昇
③塗膜の疲労・退色・チョーキング
濃色屋根は紫外線を吸収しやすく、塗膜の劣化スピードが速い傾向があります。
→せっかくの高耐侯塗料でも本来の寿命を発揮できないケースも
④室内温度の上昇・冷房費の増加
屋根温度が高い家は、天井裏温度も60℃前後まで上昇することがあります。
→エアコン稼働率が上がり、電気代が跳ね上がる
→断熱性能の低い住宅ほど影響が大きい
まとめ:屋根の色は見た目の好みではなく性能選択である
屋根材の色選びは、単なるデザインの話ではありません。
色は温度を左右し、温度は屋根寿命・住まいの快適性・光熱費を左右する重大要素です。
特に濃色屋根はスタイリッシュで人気ですが、その分
・表面温度上昇
・熱伸縮
・塗膜疲労
といった見えない負荷が蓄積します。
屋根リフォームや新築時には、色そのものが「性能」であるという視点を持ち、適切な設計・対策を行うことが後悔しない家づくりへの第一歩です。
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