ベランダが劣化するとどうなる?
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皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
ベランダ(バルコニー)は、日常的に洗濯物を干したり、外部の雨風を直接受けたりする非常に酷使される部位です。
しかし、外壁や屋根ほど注目されにくい部位であるため、気づけば深刻な劣化が進んでいたというケースも珍しくありません。
本記事では、一般の方には分かりにくいベランダの劣化症状・原因・放置するとどうなるか・具体的な対策を、専門業者の視点で徹底解説します。
Contents
- ベランダの劣化が進むと起こる重大なリスク
- ①雨漏りの発生(最も多いトラブル)
- ② 建物の構造材が腐る
- ③ 白蟻(シロアリ)被害に発展する
- ④ ベランダの床が剥がれる・浮く
- ベランダが劣化する原因とは?
- ① 紫外線による防水層の劣化
- ② 排水ドレン(排水口)の詰まり
- ③ コーキングの切れ・隙間
- ④ 経年による防水層の“硬化”や“縮み”
- ⑤ タイル仕上げのバルコニー(要注意)
- 表面のひび割れ(クラック)
- 色あせ・白化
- 表面の膨れ・浮き
- 排水口周りの黒ずみ・苔
- コーキングの切れ
- 歩くと柔らかい・沈む
- ベランダの劣化はいつ修理すべき?目安の時期
- FRP防水:8〜12年
- ウレタン防水:5〜10年
- シート防水(塩ビ・ゴム):10〜15年 タイル仕上げ:状況に応じて随時
- ベランダ劣化への対策(プロが行う実際の方法)
- ① トップコートの再塗装(軽度劣化)
- ② ウレタン防水(中度〜重度)
- ③ FRP防水再施工(重度)
- ④ ドレン周りの補修
- ⑤ 下地補修(沈み・腐朽がある場合)
- まとめ:ベランダの劣化は“見えない所”ほど危険。早めの点検が建物を守る
ベランダの劣化が進むと起こる重大なリスク
①雨漏りの発生(最も多いトラブル)
ベランダは「平場(ひらば)」と呼ばれ、雨水が滞留しやすい構造です。
防水層が劣化すると、毛細管現象で水が室内側へ吸い込まれ、天井や壁に雨染みを発生させます。
特に以下の症状があれば要注意です。
・表面の膨れ
・ひび割れ
・コーキング破断
・排水ドレン周辺の黒ずみ
ベランダからの雨漏り=ドレン(排水口)周辺の劣化が原因というケースは圧倒的に多いです。
② 建物の構造材が腐る
雨水がベランダ下部へ浸み込むと、根太、合板、梁などが腐朽します。
特に木造住宅は被害が大きく、
・ベランダが沈む
・手摺がぐらつく
・モルタル階下の天井が落ちる
といった大規模修繕につながります。
③ 白蟻(シロアリ)被害に発展する
ベランダ下の木材が湿った状態が続くと、白蟻の格好の餌場になります。
雨漏り → 腐朽 → 白蟻の流れは典型的な被害例です。
④ ベランダの床が剥がれる・浮く
防水層(ウレタン・FRP・シート)が劣化すると、歩くと柔らかく感じたり、膨れたりします。
これは防水層と下地が剥離しているサインです。
ベランダが劣化する原因とは?
① 紫外線による防水層の劣化
防水材は紫外線で加速度的に劣化します。
特にFRPは固くなる → ひび割れ → 雨水浸入の流れが典型。
② 排水ドレン(排水口)の詰まり
落ち葉、土埃、洗濯の糸くずなどが溜まり、
排水不良 → 水溜まり → 防水層の寿命短縮になります。
ドレンはベランダの中で最も重要な部分です。
③ コーキングの切れ・隙間
外壁との取合い部、サッシ下、笠木の継ぎ目などのコーキングが切れると、
そこから雨水が建物内部へ入り込むことがあります。
④ 経年による防水層の“硬化”や“縮み”
FRPは硬化し、ウレタンは縮む特性があります。
これが表面のひび割れや剥離の原因になります。
⑤ タイル仕上げのバルコニー(要注意)
タイル系は見栄えは良いですが、実際は…
・目地から水が入る
・出口(排水側)に水が逃げない
・下の防水層が確認できない
など、本質的に雨漏りリスクが高い仕上げです。
タイルバルコニーの雨漏りは業界でも難易度が高め。
ベランダの劣化“サイン”一覧(一般の方でも判断できます)
以下はDIYでチェックできる劣化サインです。
表面のひび割れ(クラック)
0.2mm以上のひび割れは要注意。
特にFRPは硬化劣化でひび割れやすい。
色あせ・白化
紫外線でトップコートが消耗している証拠。
表面の膨れ・浮き
内部に水が混入している可能性が高い。
排水口周りの黒ずみ・苔
排水不良。放置すると防水層が急速に悪化。
コーキングの切れ
手摺根元・サッシ下は特に要確認ポイント。
歩くと柔らかい・沈む
下地の腐朽、もしくは防水層の剥離が原因。
早めの調査が必要。
ベランダの劣化はいつ修理すべき?目安の時期
FRP防水:8〜12年
ひび割れが出やすいため10年前後が塗り替えの目安。
ウレタン防水:5〜10年
柔らかく、防水層が痩せてくるためメンテ頻度は高め。
シート防水(塩ビ・ゴム):10〜15年
タイル仕上げ:状況に応じて随時
目地割れが起きたら早急に点検が必要。
ベランダ劣化への対策(プロが行う実際の方法)
① トップコートの再塗装(軽度劣化)
色あせ程度ならトップコートの塗り替えで十分。
費用も安く1日で完了。
② ウレタン防水(中度〜重度)
下地を整えてウレタンを塗り重ねる工法。
複雑な形状に対応しやすいので一般住宅に多い。
③ FRP防水再施工(重度)
既存FRPが割れている場合は、FRPを新たに貼り直すケースもあります。
工期は早く耐久性も高い。
④ ドレン周りの補修
雨漏りの8割はドレン。
金物交換や防水処理を施すと劇的に改善するケースも多い。
⑤ 下地補修(沈み・腐朽がある場合)
合板交換、根太補強など大工工事が必要。
雨漏りを長期間放置すると必ずここまで来ます。
まとめ:ベランダの劣化は“見えない所”ほど危険。早めの点検が建物を守る
ベランダは日常では気づきにくいものの、住宅の雨漏りトラブルの中でも非常に多い部位です。
ベランダの劣化は、
・雨漏り
・下地腐朽
・白蟻被害
・階下天井の崩落
と建物全体に深刻な被害を与える可能性があります。
「ひび割れ」「膨れ」「排水不良」
これらはすべて早期警告サインです。
少しでも気になる点があれば、専門業者による診断をおすすめします。
ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。大阪で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
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