放置すると家が危険に⁉「軒天塗装の重大さ」を徹底解説
2025.11.18 (Tue) 更新
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皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
家のメンテナンスというと、どうしても「外壁」や「屋根」といった目立つ部分ばかりに注目が集まりがちです。しかし、実は家の長寿命において非常に重要な役割を持っているのが「軒天(のきてん)」です。
軒天は普段あまり意識されていないため、劣化が始まっても気づきにくく、放置することで家全体の耐久性や防水性に深刻なダメージを与えてしまうことがあります。
今回は、そんな影の立役者である軒天の役割から、塗装の重要性、放置した場合のリスク、点検のポイントまで、プロ目線で分かりやすく解説します。
Contents
- そもそも軒天とは?どんな役割をしているのか
- ①防火性の確保
- ②雨水・湿気から家を守る
- ③美観と仕上げ
- なぜ軒天に塗装が必要なのか?
- ①湿気・結露・通気不足による腐食
- ②直射日光ではなく「反射光」が当たり続けるため劣化に気づきにくい
- ③破損してもすぐに気付かれない位置にある
- 軒天の劣化を放置すると起きる重大トラブル
- ①雨漏りの発生→小屋裏の腐朽→構造材まで劣化
- ②軒天材が落下する危険
- ③破風・鼻隠し・雨樋にも悪影響
- ④スズメ・コウモリなどの害獣浸入リスク
- 軒天塗装のタイミングはいつ?
- 軒天塗装はただ塗るだけでは不十分
- ①素地の腐朽→張替え
- ②取り合い(外壁・幕板)の防水処理
- ③既存塗膜の浮き・剥がれの徹底除去
- ④通気の有無の確認
- まとめ:軒天塗装は見えない場所を守る超重要メンテナンス
そもそも軒天とは?どんな役割をしているのか
軒天(軒裏)は、屋根が外壁より飛び出している部分の「真下」にある天井のこと。
見た目はシンプルですが、その役割は非常に多く、実は家の防衛ラインとして欠かせないパーツです。
軒天が担う3つの重要な役割
①防火性の確保
軒裏は火災時に炎が屋根裏へ侵入するのを防ぐ防火の防波堤。
不燃材・準不燃材であることが多く、劣化すると防火性能が落ちるため注意が必要です。
②雨水・湿気から家を守る
軒天は、雨風が直接家の内部へ吹き込むのを防ぐ「盾」の役割を果たします。
もし軒天が破損・剥がれ・腐食すると、雨水が屋根裏に侵入し、木材腐朽や雨漏りにつながるリスクが高まります。
③美観と仕上げ
外壁と屋根の間のラインを美しく整え、家全体の印象を清潔にまとめる効果があります。
逆に軒天が汚れていると、一気に古い家のような印象に…
なぜ軒天に塗装が必要なのか?
軒天は、外壁や屋根とは異なる特殊なダメージを受けます。
最も多いのが以下の3つです。
①湿気・結露・通気不足による腐食
軒天裏は湿気が滞留しやすく、カビ・腐食・ベニヤの剥離が起こりやすい部分です。
塗膜が痛むと吸水しやすくなり、素材自体を傷めてしまうことが多いです。
②直射日光ではなく「反射光」が当たり続けるため劣化に気づきにくい
軒天端紫外線が直接当たりません。
しかし外壁・地面の反射光でゆっくり確実に劣化していきます。
そのため気づいたときには、素材が膨れていたり、剥がれが起きているケースが多いです。
③破損してもすぐに気付かれない位置にある
軒天は紫外線が直接当たりません。
しかし外壁・地面の反射光でゆっくり確実に劣化していきます。
そのため劣化の初期症状が放置されがちで、「気づいたら大きな穴が開いていた」「雨漏りしていた」という深刻な状況に陥ることもあります。
軒天の劣化を放置すると起きる重大トラブル
軒天塗装を怠ることで起きるのは、単なる見た目の劣化だけではありません。
①雨漏りの発生→小屋裏の腐朽→構造材まで劣化
軒天の破損部分から雨水が浸入すると、小屋裏の木材が腐り、家全体の耐久性が大きく下がる危険があります。
②軒天材が落下する危険
ベニヤの剥離やケイカル板の腐食が進むと、板が剥がれ落ちてくることがあります。
歩行者・家族への危険だけでなく、外壁・雨樋などの破損にもつながります。
③破風・鼻隠し・雨樋にも悪影響
軒天が湿気を抱えると、隣接する木部(破風・鼻隠し)が一緒に腐りやすくなり、工事範囲が拡大します。
本来なら数万円の軒天補修で済む所が、20~30万円以上の大工工事+塗装工事に膨らむケースも多いです。
④スズメ・コウモリなどの害獣浸入リスク
剥がれた隙間から害獣が浸入することもよくあります。
こうなると衛生問題や二次被害(糞害、断熱材破壊)も伴い、かなり厄介です。
軒天塗装のタイミングはいつ?
軒天は外壁より劣化に気づきにくく、下記の症状があれば塗装すべきタイミングです。
軒天の劣化サイン
・うっすら黒ずみ、カビが出てきた
・表面のザラつき、粉吹き(チョーキング)
・ベニヤの剥がれ、波打ち
・釘周りの割れ
・塗膜のひび割れ
・軒天と外壁の取り合いからの隙間
・小さな浮きが見える
・シミ跡がある(雨水浸入の可能性大)
ひとつでも当てはまったら、軒天の表層だけでなく内部の水分状態を含めて点検する必要があります。
軒天塗装はただ塗るだけでは不十分
軒天は外壁・屋根と違い、素材や劣化状況で施工法が大きく変わります。
以下はプロが必ず確認し、場合によっては塗装だけで済まない部分です。
①素地の腐朽→張替え
ベニヤは特に吸水に弱く、腐っている部分は塗装では復活できません。
②取り合い(外壁・幕板)の防水処理
軒天と外壁の隙間から水が入りやすい。
シーリング補修が必須です。
③既存塗膜の浮き・剥がれの徹底除去
浮きが残っていると、数カ月でまた剥がれます。
④通気の有無の確認
通気不足だと再度カビが発生しやすいため、軒裏換気口の調整もセットで検討すべきです。
まとめ:軒天塗装は見えない場所を守る超重要メンテナンス
軒天は普段目立たない存在ですが、家の防火・防水・耐久性を陰で支える最重要パーツです。
塗装を怠ると…
・雨漏り
・木材腐朽
・害獣浸入
・軒天材落下
・大工工事の追加
など、外壁塗装以上に深刻なトラブルを生むケースも多いです。
「軒天なんて汚れても塗ればいいだけ」と思っていると、工事費が数倍に膨れ上がる原因にも…。
軒天は縁の下の力持ちだからこそ、早めの点検と適切な塗装・補修が家を長持ちさせる鍵になります。
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最後までお読みいただきありがとうございました。大阪で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
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