実は外壁塗装より重要!?“知らないと家が傷む”隠れた必須工事9選
2025.11.13 (Thu) 更新
大阪の自社職人による安心・信頼の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理、専門店ラディエントです。大阪の谷町にある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪このブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅・マンション・ビルの塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!
皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
家のメンテナンスというと、「外壁塗装」「屋根リフォーム」「水回り工事」など、分かりやすく目に見える工事だけが重視されがちです。しかし住宅のプロとして現場に立っていると、むしろ “一般の人が知らない工事ほど、家の寿命に深く関わっている” という場面に数え切れないほど遭遇します。
この記事では、施主がほとんど知らないのに実は家を守るうえで極めて重要な工事を、専門的な視点から丁寧に解説していきます。
「地味だけど、放置すると家が壊れる」
そんなマイナー工事を深掘りする内容です。
Contents
- 基礎のヘアークラック補修は外壁より重要な場合もある
- なぜ見落とされる?
- 小屋裏(屋根裏)の点検と換気改善は家の健康診断
- よくある劣化の例
- 必要な改善工事
- バルコニーの防水立ち上がりは見た目より重要
- 劣化が多い部分
- なぜ重要なのに軽視される?
- 屋根の谷樋(たにとい)交換は雨漏り防止の最前線
- 放置した時の深刻な被害
- サッシ周りのシーリング打ち替えが雨漏りのカギ
- 床下の防湿・換気改善は家の土台を守るための工事
- 床下で起きやすいトラブル
- 必要な対策工事
- 雨樋の勾配不良補正は基礎を守るために必須
- 勝手口・窓下の沓摺(くつずり)防水は最も見落とされる雨漏りポイント
- スレート屋根の縁切り・タスペーサーは雨漏り防止の生命線
- まとめ:家を長持ちさせる秘訣は“見えない部分の工事”にある
基礎のヘアークラック補修は外壁より重要な場合もある

多くの施主が「コンクリートだから大丈夫」と思い込みがちですが、基礎のひび割れは家の構造に関わる重大ポイントです。
ひび幅が狭い“ヘアークラック”でも、時間が経つにつれ 雨水・湿気の侵入 → 鉄筋腐食 → コンクリートの爆裂(スパリング) という悪循環につながります。
さらに、基礎のひびは シロアリ侵入の入口 にもなり、床下木材の腐朽を一気に進める可能性があります。
なぜ見落とされる?
基礎は目立たず、外壁のように見栄えにも直結しないため優先度が後回しになりがち。しかし実際には 基礎の健全性=建物全体の寿命 であり、外壁や屋根と同等、場合によってはそれ以上の重要性があります。
放置されている家が多い工事の代表例といえます。
小屋裏(屋根裏)の点検と換気改善は家の健康診断

屋根や外壁は塗装され綺麗でも、小屋裏が湿気で傷んでいる家は非常に多いです。小屋裏は普段見えない場所であるため、施主はほぼノーマーク。しかし、ここは家の劣化が最も分かりやすく現れる場所でもあります。
よくある劣化の例
・冬場の結露により、断熱材が濡れてしまい性能低下
・野地板の腐朽
・金物の錆び
・小動物(ネズミ・ハクビシン)による断熱材荒らし
・24H換気ダクトの外れ → 湿気が小屋裏へ排出
これらは外部からでは分からず、気づいた時には雨漏りやカビのトラブルに発展しているケースが非常に多いです。
必要な改善工事
・棟換気の後付け
・断熱材の補充・交換
・換気ダクトの接続やり直し
・遮熱材の追加
・小動物侵入口の封鎖
見えないけれど家の“血流”を整えるような工事であり、毎年でも点検しておきたい部分です。
バルコニーの防水立ち上がりは見た目より重要

バルコニーやベランダは、多くの家で雨漏りの原因になる場所。
特に床ではなく “立ち上がり部分” が弱点になりやすく、ここが劣化すると外壁や室内へ雨水が回ります。
劣化が多い部分
・サッシ下の立ち上がり
・笠木(かさぎ)との取り合い
・手摺支柱の根元
・内樋(うちどい)まわり
見た目が綺麗でも、内部の防水層が裂けていることがあり、外壁塗装だけでは絶対に解決しない 大変重要な工事になります。
なぜ重要なのに軽視される?
床の防水層は目に入るが、立ち上がりの内部劣化は見た目だけでは判断できないため。
しかし雨漏りのプロから言えば、外壁よりも先に点検すべき場所と断言できます。
屋根の谷樋(たにとい)交換は雨漏り防止の最前線

屋根のどこよりも雨水が集中するのが谷樋です。
ここが穴あきすると、速攻で屋根裏に雨水が侵入します。
放置した時の深刻な被害
・野地板腐食
・断熱材が濡れてカビ発生
・天井の雨染み
・シロアリを誘発する湿気
にもかかわらず、屋根に登らないと絶対に見えないため、一般の施主は劣化に気づけません。
経験上、10年以上点検していない家の谷樋はほぼ高確率で劣化しています。
サッシ周りのシーリング打ち替えが雨漏りのカギ

雨漏りの原因の約7割は「サッシまわり」。
外壁のシーリングだけ新しくしても、サッシのシールが痩せていれば、結局そこから雨が回り込みます。
特に多いのは:
・増し打ちされて内部の空洞を放置
・三面接着による早期剥離
・サッシ枠との密着不足
これは外壁塗装業界でも “見た目だけの工事”を避けるために最重視するポイント であり、プロは必ず劣化をチェックします。
床下の防湿・換気改善は家の土台を守るための工事

床下は普段見る機会がない場所ですが、実は最も劣化しやすい部分の一つ。
湿気が溜まると木材が腐り、シロアリ被害の原因になります。
床下で起きやすいトラブル
・カビの大量発生
・大引・根太の腐朽
・断熱材の落下
・畳・床のブヨブヨ
・シロアリ繁殖
これらは家の構造に直結する重大トラブルです。
必要な対策工事
・防湿シートの敷設
・床下換気扇の設置
・基礎パッキンの交換
・シロアリ予防処理
・床下点検口の追加
外から見えない部分だからこそ、劣化が進行してからでは手遅れになるケースが多いため、非常に重要な工事です。
雨樋の勾配不良補正は基礎を守るために必須

雨樋は単なる排水設備と思われがちですが、実は 雨水から外壁・基礎を守る最終シールド です。
勾配(傾斜)が悪く水が流れないと:
・外壁の雨だれ汚れ
・基礎の濡れによる劣化
・軒樋からのあふれ
・逆流による軒天の腐食
にもかかわらず、雨樋は「壊れるまで交換しない」という家庭が多いのが実情。
しかし本当は 5~10年に一度の点検が必須 です。
勝手口・窓下の沓摺(くつずり)防水は最も見落とされる雨漏りポイント

勝手口のドア下や窓下の沓摺は、雨だまりが起きやすく、跡がなくても内部へ雨が回りやすい危険ゾーンです。
ここが劣化すると、雨が 床下へ直接侵入し、躯体を急速に傷めます。
多くの施主が気にすることのない部分ですが、雨漏り調査業者の中では “最優先チェック項目” として有名なほど重要です。
スレート屋根の縁切り・タスペーサーは雨漏り防止の生命線

スレート屋根を塗装すると、縁が塞がり、雨水が排出できなくなることがあります。
これが 毛細管現象 を起こし、逆流して雨漏りにつながるというのは業界でもよく知られた事例です。
タスペーサーは数千円程度なのに、効果は絶大。
スレート塗装の際には、縁切り作業の有無が最も重要になります。
まとめ:家を長持ちさせる秘訣は“見えない部分の工事”にある
今回紹介した工事は、どれも派手ではありませんし、チラシやホームページの目玉にはなりにくいものばかりです。
しかし実際には 家の健全性を維持するうえで絶対に見逃せない工事 であり、専門業者が最も注意深く点検する項目でもあります。
ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。大阪で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
※お電話での受付もお待ちしております!!
おかげさまで弊社が顧客満足度 NO.1を獲得しました!!
フリーダイヤル:0120-640-017
電話受付 9:00~21:00
足場代コミコミ安心価格-ラディエントの塗装商品パックはこちら



















