内装タイルが割れた!放置NGの理由と正しい補修方法
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皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
内装タイルは、高級感・耐久性・意匠性に優れ、住宅の洗面・キッチン・トイレ・玄関・浴室といった幅広い場所で使われている建材です。とくに近年はデザインタイルやモザイクタイルなど、空間を美しく演出するアイテムとして再注目されています。
しかし、タイルは硬くて割れにくい一方、衝撃に弱いという特徴があります。
また、下地の湿気管理が適切でない場合や施工不良がある場合には、時間が経過してから浮き・剥離が起きてしまうことも少なくありません。
本記事では、内装タイルに起こるトラブル、補修の方法、さらにはプロが現場で重視する下地調査の重要性まで、専門的な内容を丁寧に解説します。
Contents
内装タイルに起こる典型トラブルと原因
内装タイルのトラブルは、大きく以下の4つに分類されます。
①割れ(クラック)
最も一般的な問題です。
落下物や鋭利なものがぶつかると表面にひびが入ります。
また、下地の収縮・膨張に追従できず応力が生じた場合にも発生します。
割れた部分から汚れが入り込み、タイルの劣化が進む可能性があるため注意が必要です。
②欠け
角部の欠けるケースが多く、床タイルの場合は椅子や重い物の接触が原因になることが多いです。
軽度であれば充填補修で済みますが、美観性を損なわれやすいため交換を選ぶ人も多いです。
③浮き
タイルを軽く叩いてみると「コンコン」と軽い音がし、内部が空洞化している状態です。
施工時の接着不足・下地の変形・湿気による接着力低下などが主原因。
放置すると剥離につながり、落下リスクがあるため危険度は高めです。
④目地の割れ・劣化
タイル同士をつなぐ目地材は、経年劣化・地震振動・水分などで損傷することがあります。
目地が劣化すると、そこから水分が侵入し下地が劣化→タイル本体の浮きや剥がれといったトラブルにつながります。
タイル補修が必要となるサイン
このような状態が見られたら補修を検討しましょう。
・ひび割れが目立つ
・角が欠けている
・叩くと空洞音がする
・目地が割れたり、黒ずんでいる
・部分的にタイルが浮いている
特に浮き・剥離が疑われる場合は早めの処置が必須。
単なる美観問題ではなく、落下事故に直結する可能性があります。
内装タイル補修の基本的な流れ
①状況調査と原因特定
補修において最も重要なのが、「なぜ破損したのか?」を知ること。
タイルだけ直しても、根本原因を解決しない限り再発する可能性が高いです。
調査内容の例:
・下地の材質(合板・モルタル・石膏ボードなど)
・経年落下の有無
・打診棒による浮きチェック
・水回りでの浸水状況
・結露の有無
・建物の振動リスク
原因の特定ができれば、最適な修繕方法を選ぶことができます。
②小さな欠け・軽い割れの補修
小さな破損なら、エポキシ受持や補修パテで充填して対応します。
・欠けた部分をパテで成形
・表面の色や質感を合わせて仕上げ
・クリア保護で仕上げるケースも
簡易補修ですので、強度は張り替えに劣るものの、低コストで応急処置が可能です。
③タイル交換(張り替え)
タイルが割れている、欠けが大きい、または美観性を重視する場合は張り替えが基本。
手順は以下の通り:
1.周囲を養生
2.破損タイルを除去
3.下地を整える(不陸調整・古い接着剤除去)
4.接着剤またはモルタルを塗布
5.新しいタイルを貼り付け
6.目地材を施工
7.乾燥後、掃除・仕上げ
この際、下地補修が非常に重要。
ここを怠ると再び浮きや剥離を招くリスクがあります。
④浮き補修(注入工法)
浮きがある場合は、タイルを剥がさず再接着する工法が用いられます。
1.タイルに小さな穴を開ける
2.エポキシ樹脂を注入
3.圧着・固定
4.小穴を補修し、色合わせ
コストは抑えられ、仕上がりも目立ちにくいため人気。
ただし、広範囲の浮きや下地劣化がある場合は全面張り替えを検討します。
プロが重視する補修のポイント
①施工前の下地調査が最重要
タイルの不具合の多くは下地の湿気・強度不足・動きが原因。
タイルだけ交換しても再発することがあるため、下地の状態をしっかり確認する必要があります。
②使用場所に応じた接着剤選定
・室内用タイルボンド
・弾性接着剤
・エポキシ樹脂
水回りでは防水性のある材料が必須です。
また、弾性接着剤は木造下地の振動にも追従します。
③目地処理を丁寧に
目地割れは小さな問題に見えますが、水分浸入→下地劣化→タイル剥離という深刻な問題につながります。
特に浴室・キッチンでは防水処理・コーキング処理が重要。
④タイルの色と質感合わせ
補修時に同じタイルが手に入らないことも多いです。
その場合はデザイン変更やアクセント貼りで意匠を整えるケースもあります。
よくある失敗例
・タイルだけ交換→再び剥離
下地が浮いていたことに気づかずに施工した
・色が合わない
メーカー・ロットの違い
・目地の防水が不十分
水回りで多発
・DIY補修で周囲を傷つけてしまう
まとめ:内装タイルは「原因解決」が最重要
内装タイル補修において大切なのは、「破損したタイルだけを直す」ことではなく「なぜ破損したのかを解決する」ことです。
下地の動き/湿気/施工不良
これらを無視して補修を行うと再発の可能性が高くなります。
✅小さな欠けや目地補修→DIYでも可能
✅浮き・剥離→プロ施工必須
✅水回り→下地劣化に注意
適切な補修を行えば、内装タイルは長期間美しい状態を保ち、空間の価値向上に大きく寄与します。
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