【後編】家のタイル施工を徹底解説
2025.11.11 (Tue) 更新
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皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
― 目地と防水が“長寿命”のカギ ―
前編では、
タイルの基本的な性質や施工工程、中でも下地・割付・防水が重要であることを解説しました。
後編では、
目地の役割・施工トラブル・マイナー知識・メンテナンスについて、より深く掘り下げて解説します。
Contents
目地の役割は「緩衝・排水・意匠」
タイル施工の中でも、目地は見た目以上に重要な役割を担っています。
① 緩衝
タイルは温度変化により、わずかに伸縮します。
その動きを受け止めるのが目地であり、目地が緩衝材として機能し、割れや剥離を防ぎます。
② 排水
外壁で雨水が侵入しても、目地を通して逃がすことで内部への滞留や劣化を防ぎます。
③ 意匠調整
寸法誤差を吸収し、仕上がりを整える重要な要素です。
特に内装では、目地幅次第で雰囲気が大きく変化します。
✅ 目地なし貼りは高難度でリスク大
「目地をなくしてスッキリ見せたい」という要望は多いですが、タイル同士が干渉し、熱伸縮で割れやすくなります。
よくある施工トラブル
タイルの浮き・剥離
最も多く、最も危険なトラブルです。
落下すると事故につながるため、定期調査が必須です。
主な原因
・下地の含水率不良
・接着剤・モルタル不良
・防水処理不足
・躯体の動き
ひび割れ
躯体の動きに追従できなかったり、空洞部を踏んだりした際に発生します。
白華(エフロ)
水が侵入し、内部成分が表面に析出して白くなる現象。
水が動いている証拠です。
目地汚れ・カビ
排水不良や湿気滞留が原因。
施工のマイナー知識
・タイルは硬いが下地は必ず劣化する → 点検必須
・タイルは伸縮する → 目地は必須
・タイル=防水ではない → 防水層が本体
・役物(コーナータイル)があると仕上がりが段違い
・木造×外壁タイルはリスクが高い → 通気層・弾性接着剤が必須
特に最後の点は重要で、木造住宅にタイルを貼る場合、構造の動きに追従できる下地設計が必要となります。
タイルのメンテナンス
タイル自体は30年以上の耐久性を持ちますが、下地や目地は必ず劣化します。
そのため、
10〜15年周期での点検が推奨されます。
✅ チェックポイント
・目地の割れ
・浮き(打診で判断)
・ひび割れ
・白華
・欠け
早期発見により、剥落事故を防ぐと共に修繕コストを大幅に削減できます。
後編まとめ
・目地は緩衝・排水・意匠の要。寿命に直結
・最も危険なトラブルは浮き・剥離 → 点検必須
・白華は水の通り道のサイン
・木造×タイルは防水・通気・接着に高度な知識が必要
・定期点検が家全体の長寿命につながる
総まとめ(前編+後編)
✔ タイルは高級・高耐久だが、施工で寿命が決まる
✔ タイル=防水ではない。防水層が本体
✔ 下地・割付・目地が施工の三大要素
✔ 落下事故を防ぐには定期点検が不可欠
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