見た目はきれいでも危険!築30年以上の耐震弱点とは?
2025.11.02 (Sun) 更新
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皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
日本の住宅は築30年以上が経過すると、見た目がきれいでも耐震性が不足している可能性が高いと言われています。理由は「構造基準の大きな転換点」が複数存在するためです。外壁を塗り替えたり内装をリフォームした家でも、柱・梁・土台などの“構造体”が古いままであれば、地震時に大きなダメージを受けるリスクが残ります。
本記事では、築30年以上の住宅で特に注意すべき耐震の弱点と、放置するとどうなるのか、そして対策方法まで詳しく解説します。
Contents
築30年以上で危険性が増す理由
旧耐震基準」で建てられている可能性が高い
1981年以前に建てられた住宅は、「旧耐震基準」で設計されており、
“震度5強程度”に耐えられるレベルが前提でした。
しかし、現代では震度6強〜7クラスの大規模地震が各地で発生しています。
このため、旧耐震基準の住宅は揺れに耐えられない可能性が高いのが現実です。
✅ 1981年6月以降の建物 → 新耐震基準
✅ 2000年以降の建物 → より強化された耐震基準(現行基準に近い)
つまり、築30年以上の住宅は構造的な弱点を抱えやすい世代だと言えます。
築30年以上でよくある「耐震弱点」
弱点①:筋交いが不足している/配置が悪い
当時の建物は、
・壁量が足りない
・筋交いが偏っている
など、耐力壁のバランスが悪いケースが多く見られます。
→ 揺れが一方向に集中し、倒壊リスクが高まる。
弱点②:腐朽した土台・柱
湿気・白蟻による被害で土台や柱が弱っている家が多いです。
特に基礎パッキンがない家では湿気がこもりやすく、劣化が進行します。
→ 補強しても十分な強度が確保できないケースも。
弱点③:布基礎+無筋コンクリート
昔の住宅では鉄筋が入っていない基礎が一般的でした。
無筋基礎は揺れでひび割れや破断が起きやすいのが欠点です。
→ 上部構造が強くても、基礎が壊れれば建物は耐えられません。
弱点④:接合金物が不十分
古い家では、梁と柱の接合部に金物がほぼ使われていないことがあります。
今は補強金物で強く固定しますが、従来は「釘・ほぞ」で接合しているだけの家が多いです。
→ 大地震時に接合部が外れる=倒壊につながる。
弱点⑤:屋根が重い(瓦屋根など)
古い住宅は重量のある瓦屋根が一般的で、
地震時に建物に大きな水平力が加わります。
→ 倒壊率が上がる大きな要因のひとつ。
「見た目はキレイ」でも危ない理由
「外壁塗装したから安心」
「内装をリフォームしたから大丈夫」
これは大きな勘違いです。
耐震性は“構造体の状態”で決まり、
見た目がきれいでも、内部が弱っていれば意味がありません。
✔ 外壁・内装をリフォームしながら
✔ 絶対に補強されていないポイントが存在
→ 地震時に一気に倒れる可能性
放置するリスク
放置すると、
✅ 大地震で倒壊
✅ 建物の一部が崩落してケガ
✅ 隣家を巻き込む
✅ 修理費が高額に
特に旧耐震基準の家は、生存率に大きな差があります。
阪神淡路大震災では、倒壊家屋の約8割が旧耐震基準でした。
どう対策すればいい?
① 耐震診断を行う
まずは現状の把握が最重要。
市区町村の補助制度を利用できる場合も多数あります。
② 耐震補強工事
弱点に応じて
・耐力壁の追加
・接合金物の強化
・基礎補強
・屋根の軽量化
などを行います。
重要なのは「総合的なバランス」
ひとつ強くしても、他が弱ければ意味がありません。
③ 屋根の軽量化
瓦 → 金属屋根(ガルバリウム鋼板)などに変えると
建物の揺れが大幅に減ります。
④ 白蟻・腐朽の点検
土台・柱が生きていなければ補強しても意味がないため、
同時に点検しておくのがベスト。
まとめ
✔ 築30年以上の住宅は、耐震弱点を抱えている可能性が高い
✔ 旧耐震基準 → 震度5強程度が前提
✔ 見た目がキレイでも中身が劣化していることが多い
✔ 特に
・筋交い不足
・無筋基礎
・接合金物不足
・土台腐朽
・重い屋根
…が危険
✔ まずは耐震診断 → 弱点を補強が必須
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