家の天井工事について
大阪の自社職人による安心・信頼の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理、専門店ラディエントです。大阪の谷町にある空堀通商店街の入り口にショールームがあります！いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪このブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅・マンション・ビルの塗り替えをお考えの方！ぜひご参考になさってください！
皆さんこんにちは！ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
―種類・流れ・注意点・よくある失敗まで―
天井工事は、室内空間の印象を左右する内装工事であり、同時に断熱・防火・防音・耐震性にも大きく関わる重要な工事です。
見た目だけでなく、家全体の性能や暮らしの快適さに直結する工事であるため、正しい知識を持った上で施工する必要があります。
Contents
天井工事の主な種類
①新設・張り替え工事
新築やリフォーム時に最も多い工事
下地材（野縁・吊り木）を組み、石膏ボード・合板・クロスなどで仕上げます。
古い天井の上から「重ね張り」も可能。
→廃材が少ない・短期施工・コストが抑えられる
②補修工事
劣化やトラブルに応じて部分補修。
よくある補修
・シミ
・ボード浮き
・クロス剥がれ
・ヒビ、割れ
・下地腐朽
原因追及が最重要。
特にシミは雨漏りor結露が多いので、表面だけ直すのはNGです。
③断熱リフォーム
断熱材を追加することで
・冷暖房硬化UP
・結露防止
・快適性向上
→省エネ効果が大きい
④防音工事
天井裏へ吸音材・遮音材を入れて階上の音の伝達を低減。
集合住宅で特に重要。
天井工事の手順
①既存天井の確認
②解体（必要な場合）
③下地調整
④断熱材施工
⑤石膏ボード張り
⑥ボード目地処理
⑦クロス・塗装など
⑧完成
断熱材・気密処理の質が重要→結露や省エネ性能に強く影響
天井工事で起こりがちなトラブル
①結露によるカビ・下地腐朽
天井裏では、室内の水蒸気が屋外へ逃げる途中で温度差により結露を起こすことがあります。特に、断熱材の施工不良（隙間・欠損）や防湿層不足があると、湿気が天井内部に溜まりやすくなります。その結果、石膏ボードのカビ・下地の腐朽・断熱材の性能低下が起こり、放置すると家の構造材にまで悪影響が広がる可能性があります。
②雨漏りによるシミ・腐食
天井のシミは、ほとんどの場合屋根・外壁・ベランダ防水の不良による雨漏りが原因です。天井仕上げ材だけを補修しても、原因箇所が放置されると再発します。さらに漏水が長期間続くと、内部の木材が腐朽し、天井落下・シロアリ被害を招くこともあります。原因特定が最重要です。
③天井のたわみ・落下
古い住宅や湿気が多い環境では、天井を支える野縁や吊り木が腐朽・緩み、天井材が自重に耐えられず下がってくることがあります。地震時には固定不足が原因で天井材が落下する危険もあります。特に、化粧石膏ボードの重ね張りなどで重量が増える場合は十分な下地補強が必要です。
④防音性能不足（音漏れ）
天井工事で断熱材を入れたものの、気密施工が不十分だったり、石膏ボードが一重貼りのままだったりすると、思ったほど遮音性能が得られないことがあります。さらに、照明器具・点検口・配管まわりの隙間があると音が漏れ、階上の生活音が響く原因になります。遮音目的の場合は、二重下地・二重ボード・吸音材併用が重要です。
⑤ 施工中の粉じん・汚れ問題
天井解体やボード切断では粉じんが多く発生します。養生不足や換気不良があると、家具や床に粉じんが積もり、室内が汚れるだけでなく、アレルギー症状の原因にもなります。また、天井裏にある古い断熱材が飛散するケースでは、より慎重な対応が必要です。
⑥ クロスの継ぎ目割れ・剥がれ
天井の石膏ボードの継ぎ目処理（パテ）が不十分だったり、下地の動きに追従できない材料を使ったりすると、クロスの継ぎ目に割れが発生します。温湿度の変化が激しい部屋では特に起こりやすく、季節で膨張・収縮する天井材の特性を理解した施工が必要です。
⑦ 照明・配線トラブル
天井工事では照明配線を触る場面が多く、接続不良・配線断線・誤結線による点灯不良やショートが起きる可能性があります。また、ダウンライト新設時に断熱材が照明に密着すると過熱するため、適切な器具選定・施工が必要です。
⑧ 点検口がなく、後の修理が困難
天井工事後に点検口がないと、後から配管・配線・雨漏り調査ができないため、修繕工事に余計な費用が掛かります。リフォーム時は点検口設置がほぼ必須といえます。
天井工事で重要なポイント
✅ 断熱施工の丁寧さ
→ 天井裏の断熱欠損は結露 → カビにつながる
✅ 防湿層の確保
→ 室内の水蒸気が天井裏に侵入しないように
✅ 雨漏り原因を確実に特定
→ 表面補修はNG
✅ 下地（野縁）の固定強度
→ 地震対策として重要
✅ 点検口の設置
→ 後のメンテがしやすい
天井工事は“見えなくなる部分”が最も大事！
まとめ
天井工事は
「仕上げ」よりも「中身（断熱・気密・下地）」が最重要
見えない部分こそ家の寿命・快適性を左右するため、
“とりあえず見た目だけ”の補修では問題が悪化します。
✅ 天井工事のキモ
・断熱・防湿が最重要
・雨漏りは原因修理が必須
・下地の健全性を確認
・点検口の設置が便利
・遮音性UPも可能
天井工事は、
住まいの快適性・耐久性・省エネ性を高めるチャンス
正しい知識で、後悔のない工事をしましょう。
ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください！またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。大阪で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
※お電話での受付もお待ちしております！！
おかげさまで弊社が顧客満足度 NO.１を獲得しました！！
フリーダイヤル：0120-640-017
電話受付 9:00～21:00
足場代コミコミ安心価格-ラディエントの塗装商品パックはこちら
