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知らないと損!外壁塗装の寿命を縮める3つの施工ミス

外壁塗装豆知識

2025.10.28 (Tue) 更新


大阪の自社職人による安心・信頼の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理、専門店ラディエントです。大阪の谷町にある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪このブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅・マンション・ビルの塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!

皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。

外壁塗装は、家を守る「バリア」としての役割を果たします。ところが、正しい手順と環境管理ができていない施工では、せっかく高品質な塗料を使ってもわずか数年で劣化が進むことがあります。ここでは、現場で実際に起きやすい「寿命を縮める施工ミス」を3つ、専門的な視点から解説します。

下地処理を甘く見る―密着不良がすべてを台無しにする

外壁塗装の耐久性は、塗料の性能よりも「下地処理の精度」で決まるといっても過言ではありません。
高圧洗浄が不十分だったり、チョーキング(白い粉)やカビを取り切らないまま塗装を始めると、塗膜が下地に密着せず、数年で剥離や浮きが発生します。

特に注意すべきは、旧塗膜の種類と劣化度合いの見極め。
たとえば、旧塗膜がリシンや吹付けタイル系の場合、吸い込みが激しく、下塗り材を誤ると「吸い込みムラ」や「ピンホール」が発生します。これが後の塗膜膨れや早期の色あせにつながるのです。

✅プロが行うべき対策

・旧塗膜の密着テスト(クロスカット試験)を実施
・高圧洗浄時に「界面活性剤入り洗浄剤」を適材適所で使用
・下塗り材を塗布する前に「吸い込みテスト」を行い、適正プライマーを選定

気温・湿度管理を無視―乾燥不良が塗膜を弱らせる

塗装現場では、「乾いて見える=乾いた」と思い込みがちですが、それは危険です。
塗膜内部の溶剤や水分が残ったまま上塗りを重ねると、内部膨れ・艶ムラ・剥離の原因となります。

特に注意が必要なのは、

・湿度85%以上
・気温5℃以下
の環境下での施工。
この条件では塗料が硬化せず、化学反応が止まるため、塗膜強度が著しく低下します。

さらに、日射面の温度差による片面急乾きも見落としがちなトラブル。
外壁の一部が日向、別の面が日陰の場合、塗膜の収縮スピードに差が出てクラック(微細な割れ)が発生することもあります。

✅対策ポイント

・塗装前に「温室度計」で現場環境をチェック
・夏季は直射日光下を避け、日陰面から施工
・冬期は結露時間帯を避け、午前10時~15時の間に限定作業

乾燥時間を守らない―重ね塗りの焦りが耐久性を半減させる

現場で多いのが、「早く仕上げたいから」と乾燥時間を短縮するミスです。
塗料メーカーが指定する「インターバルタイム(塗り重ね乾燥時間)」を守らないと、前層がまだ軟化した状態で次層を塗ることになり、塗膜内部に溶剤が閉じ込められ、後日膨れや剥がれが発生します。

特に、水性塗料は見た目が乾いていても内部は湿気を保持しているため、外気温や風通しによって実際の乾燥時間が2倍以上変わることも珍しくありません。

また、雨が降った直後や夜露が残る朝方NG。塗膜表面に微量の水分が残っていると、界面剥離(塗膜層の間が分離)が起きやすくなります。

✅守るべき施工管理

・中塗り~上塗り間は、最低4~6時間以上の乾燥時間を確保
・湿度が高い日は1日作業を延期する判断も大切
・塗装後24時間は雨に当てない養生計画を徹底

まとめ:塗料よりも「施工管理」で寿命が決まる

どんなに高性能な塗料でも、下地処理・環境管理・乾燥時間の3要素が欠ければ長持ちしません。
逆に言えば、この3点を正しく守ることで、10年の塗膜寿命を15年へと伸ばすことも可能です。

外壁塗装は「塗る作業」ではなく、「環境を整え、素材を活かす作業」です。
施工前にぜひ、現場管理体制や気象条件への配慮ができている業者かどうかをチェックしておくことが、失敗を防ぐ最大のポイントです。

ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。

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社名に負けず、見た目と品質を兼ね備えた「本当に価値の高いサービス」を提供し、地域の皆様の快適な暮らしを一緒に作っていくことが私達の何よりの喜びです。

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