MENU

大阪市で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームのことなら、外壁・屋根塗装専門店ラディエント

お気軽にお問い合わせ下さい

0120-640-017電話受付9:00~20:00(年中無休)

  • 塗装の相談をしたい方はご来店予約 相談・見積すべて無料!
  • 塗装の費用を知りたい方は10秒でお問い合わせ!お気軽にご連絡ください。

現場ブログ 塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします!

HOME > 現場ブログ > 防水工事 > 絶縁工法でも「密着化」してしまう罠

絶縁工法でも「密着化」してしまう罠

防水工事豆知識

2025.10.19 (Sun) 更新


大阪の自社職人による安心・信頼の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理、専門店ラディエントです。大阪の谷町にある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪このブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅・マンション・ビルの塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!

皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。

―「絶縁しているはず」が膨れ・破断を招く見えないリスク―

屋上の防水改修では、既存防水層の上に塩ビシートを施工する「絶縁工法(機械的固定法)」が主流です。
この工法の最大のメリットは、下地とシートを密着させないことで、下地の動きや湿気の影響を受けにくくする点にあります。
ところが実際の現場では、意図せずに絶縁が崩れ、部分的に密着してしまうケースが少なくありません。
この密着化の罠こそが、後々の膨れ・剥離・破断トラブルの原因となります。

下地とシートの間で起きていること

本来の絶縁工法では、既存防水層(アスファルト防水・ウレタン防水など)と新しい塩ビシートの間に、「絶縁シート(通気緩衝シート)」を敷き、さらに固定ディスクやアンカーで機械的に留め付けます。

ところが施工時に次のような要因があると、絶縁が崩壊します。

・プライマーの塗布量が多すぎる
・通気シートのジョイント部に防水用ボンドがはみ出している
・下地清掃が不十分で、旧防水層のアスファルトが表面で溶けて粘着する
・シート溶着時の熱風が過剰で、局部的にシートが軟化して貼り付く

これらが重なると、シートの一部が「絶縁」ではなく「密着」状態になります。
見た目では分からなくても、数カ月~数年後にシートの膨れ・破断・シワとして表面化するのです。

密着化が招く3つのトラブル

熱膨張による局部的な膨れ

黒系の旧防水層は太陽熱を吸収しやすく、表面温度が60℃を超えることもあります。
絶縁層が機能していれば空気の逃げ道があり安全ですが、密着部では熱で膨張した空気や水蒸気が閉じ込められ、内部圧力が上昇します。
その結果、シート表面が風船状に膨れる現象が発生します。

下地の動きに追従できず破断

RC構造やALCスラブは、温度や湿度の変化でわずかに動きます。
絶縁層があれば追従できますが、密着してしまうとシートが下地の動きを直接受け、引っ張り破断が起こります。
特に立ち上がり端部やドレンまわりに集中しやすく、施工後5~10年で割れが生じる例も珍しくありません。

下地の含水が抜けず、腐朽・剥離が進行

旧防水層やスラブ内に残った水分は、時間をかけて蒸発して上方向へ抜けます。
しかし密着部があると水蒸気が閉じ込められ、下地の中で結露やコンクリート中性化を促進します。
結果的に、固定アンカー部の錆びやモルタル浮きにつながることもあります。

密着化を防ぐための実施ポイント

この「密着化の罠」は、正しい施工手順で防げるケースがほとんどです。
ポイントは次の通りです。

・プライマー、ボンドは最小限に抑える(薄く均一に)
・通気シートジョイントの接着剤のはみ出しを拭き取る
・下地は乾燥状態を確認(表面含水率10%以下が理想)
・熱風溶着時は、温度と時間をメーカー基準内に保つ
・機械固定位置(ディスクピッチ)を適切に設定し、局部的な応力集中を防ぐ

また、施工後には赤外線サーモグラフィーによる膨れ検査を行うことで、目視では分からない密着部の兆候を早期発見できます。

まとめ:絶縁は「貼らない勇気」

絶縁工法とは、単に「貼らない工法」ではなく、下地の呼吸を許す設計思想です。
それを妨げる小さな密着が、数年後には大きなトラブルへと発展します。

「少しのボンドが安心」ではなく、「貼らない勇気が長寿命」。
これが、塩ビシート防水を長持ちさせるための最も重要な考え方です。

ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。大阪で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。

※お電話での受付もお待ちしております!!

おかげさまで弊社が顧客満足度 NO.1を獲得しました!!

フリーダイヤル:0120-640-017

電話受付 9:00~21:00

ラディエントの実績No.1の施工事例はこちら

外壁塗装

ラディエントをご利用いただいたお客様の声はこちら

来店無料-谷町筋外壁塗装専門ショールームはこちら

外壁塗装

足場代コミコミ安心価格-ラディエントの塗装商品パックはこちら

外壁塗装

無料相談・無料お問合わせはこちら!

 

 

相談無料 診断無料 見積無料 相見積もり大歓迎!

ご質問・ご相談にラディエントの一級塗装技能士が親身になってお答えします。

0120-640-017
受付時間9:00~20:00(年中無休)

  • 外壁塗装の相談をしたい ご来店予約はこちらから 相談・見積もり無料
  • 外壁塗装の費用を知りたい お問い合わせはこちらから お気軽にご相談ください
  • 外壁診断
  • 雨漏り診断

ラディエント代表よりごあいさつ

見た目と品質を兼ね備えた
「本当に価値の高いサービス」を提供

株式会社ラディエント

林 照剛
TERUTAKE HAYASHI

会社案内はコチラ

はじめまして、外壁塗装の専門店「ラディエント」代表の林照剛と申します。

当社は創業以来38年、関西一円(大阪、兵庫、奈良、京都、滋賀、和歌山)の地域密着型企業として真摯にリフォーム事業に取り組んでまいりました。「安心、信頼」を理念としております。

施工実績はすでに26,878件(2024年1月1日現在)これもひとえに皆様のおかげと心より感謝いたしております。

「ラディエント(radiant)」の社名は英語で「光輝く」という意味です。「皆さまのお家や地元関西の街並をキラキラ輝かせたい」という思いを込め、名づけました。

社名に負けず、見た目と品質を兼ね備えた「本当に価値の高いサービス」を提供し、地域の皆様の快適な暮らしを一緒に作っていくことが私達の何よりの喜びです。

目指すのはお客様の笑顔を実現し、安心・信頼できる地域一番の外壁塗装専門店。一戸建て、マンション、ビル、商業施設まで幅広く対応いたします。

当社の強みは自社職人により中間コストを省き、低価格を実現できること。

38年の実績から地域特性や傾向、ニーズも充分に把握しております。お客様お一人お一人のご要望をしっかり反映させたプランニング、デザイン力、コーディネート力はどこにも負けません。低価格ながら丁寧で上質な外壁塗装会社をお探しの方は、ぜひご相談ください。