秋の外壁塗装で意外と見落とされる「紅葉シーズンの花粉・微塵」付着のリスク
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皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
秋は外壁塗装のベストシーズンと言われます。
気温も湿度も安定し、塗料の乾燥条件としては理想的な季節。
しかし、職人の間ではあまり知られていない「秋特有の大敵」が存在します。
それが、「紅葉シーズンに舞う花粉・微塵(びじん)」の付着リスクです。
Contents
秋にも花粉が飛ぶ?ブタクサ・ヨモギ・カナムグラの存在
春だけが花粉の季節ではありません。
実は、秋にもブタクサ・ヨモギ・カナムグラなどの雑草系花粉がピークを迎えます。
これらの花粉は粒子が小さく、直径20~30μmほどしかありません。
風で遠くまで飛散し、塗装中の外壁表面に容易に付着します。
特に風のある日や、乾いた地面が続く期間は要注意。
足場のメッシュシートを通り抜けて壁面に付着し、塗膜表面に「ざらつき」や「ツブ状の異物感」を残すことがあります。
ツヤあり塗料では、この花粉の粒が乱反射してムラに見えるケースもあります。
紅葉時期特有の「落葉粉塵」がチリ噛みを助長
紅葉が進む10~11月は、木々の葉だけでなく、微細な木くずや枯葉粉塵が大量に舞う季節でもあります。
落ち葉掃除が増える時期ですが、その際に発生する微細な粉塵が風に乗って外壁面に漂うのです。
この粉塵は静電気を帯びやすく、塗膜の静電吸着現象によって、まだ乾いていない塗料表面に吸い寄せられます。
結果、「チリ噛み」や「粒状ブツ」と呼ばれる微小異物として塗膜内部に閉じ込められます。
乾燥後は削っても取れず、ツヤ引けや光ムラの原因となります。
現場でできる対策と前日判断の重要性
これらのリスクを回避するためには、施工前日の天候・風速・近隣環境のチェックが欠かせません。
特に次のようなポイントが有効です。
・風速3m/s以上の場合は、風下側の外壁塗装を一時的に見送る
・地面や足場板を水で湿らせて粉塵の舞い上がりを抑制
・メッシュシートを二重に張る(外側は目の細かい不織布タイプが理想)
・高圧洗浄後に一晩養生期間を置き、表面乾燥+浮遊粉塵沈降を待つ
また、秋は日中の温度が高く、夕方急激に気温が下がるため、乾燥中に微塵が付着する「夕方チリ噛み」も起きやすい季節。
午後3時以降の仕上がり塗りは極力避けることもポイントです。
実際にあったトラブル事例
ある住宅の現場では、10月中旬の快晴日に外壁上塗りを行った際、翌日確認すると、南面の塗膜に細かな白い点状の異物が無数に付着していました。
原因を調査したところ、近隣で行われていた落葉ブロワー清掃の粉塵が塗装面に飛散していたことが判明。
このケースでは再塗装が必要となり、人件費・材料費ともに二重負担となりました。
こうした事例からも、気象条件だけでなく、周囲の生活環境にも目を配ることがプロの仕事だと言えます。
まとめ:秋の空気は澄んでいるほど、塗膜は汚れやすい
秋の外気は乾燥しており、一見クリーンに感じますが、実際には花粉・粉塵・落葉微塵など、肉眼では見えない浮遊物が多く漂う季節です。特にツヤ有り塗料や濃色仕上げでは、それらの付着が仕上がりに直結します。
つまり、秋の塗装で最も重要なのは、「塗るタイミング」ではなく「塗らない勇気」を持つこと。
風が強い日や落葉が多い時期は、1日工程をずらすだけで仕上がり品質が大きく変わります。
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