MENU

大阪市で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームのことなら、外壁・屋根塗装専門店ラディエント

お気軽にお問い合わせ下さい

0120-640-017電話受付9:00~20:00(年中無休)

  • 塗装の相談をしたい方はご来店予約 相談・見積すべて無料!
  • 塗装の費用を知りたい方は10秒でお問い合わせ!お気軽にご連絡ください。

現場ブログ 塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします!

HOME > 現場ブログ > 屋根塗装 > 断熱材一体型サイディングの「熱こもり塗装」のリスクとは?

断熱材一体型サイディングの「熱こもり塗装」のリスクとは?

屋根塗装豆知識

2025.10.10 (Fri) 更新


大阪の自社職人による安心・信頼の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理、専門店ラディエントです。大阪の谷町にある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪このブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅・マンション・ビルの塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!

皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。

外壁塗装の現場で見落とされやすいのが、「断熱材一体型の金属サイディング」特有の熱こもり問題です。
見た目は一般的なガルバリウム外壁と変わりませんが、内部構造に断熱材を抱えていることで、塗装中の温度上昇や乾燥不良が深刻なトラブルを招くことがあります。

断熱材一体型サイディングの構造を理解しよう

断熱材一体型サイディングは、主にガルバリウム鋼板の裏にウレタンフォームなどの断熱層が一体成形された製品です。
たとえば、アイジー工業の「NF-シリーズ」や、ニチハの金属系断熱パネルなどが代表的です。

この構造の最大の特徴は、外壁自体が「断熱パネル」になっているという点。
つまり、外側からの熱を内部に伝えにくく、逆に内部の熱も外に逃げにくいため、通常の金属サイディングとはまったく違う熱挙動を示します。

塗装中に起こる「熱こもり」現象

塗装作業中、とくに真夏の直射日光下では、金属表面温度が70~80℃に達することがあります。
通常の金属サイディングであれば、裏側が通気層になっているためある程度放熱されますが、断熱材一体型の場合はそうはいきません。

内部のウレタン断熱層が熱を閉じ込める構造のため、

・金属面の温度がどんどん上昇し、
・塗料の乾燥反応(化学硬化反応)が異常に早まる
・その結果、艶ムラ・塗り継ぎムラ・皮張り現象(表面だけ硬化)が起こりやすくなります。

また、裏面との温度差が大きくなることで、内部の空気が膨張し、塗膜がわずかに浮き上がることも。
これが後日、「塗膜膨れ」や「微細なクラック」として現れることがあります。

裏面結露の誘発にも要注意

さらに厄介なのは、塗装後の夜間冷却による裏面結露です。
日中にこもった熱が夜に一気に冷やかされると、断熱層と金属板の間に水分が凝縮し、それが逃げ場を失って小さな水泡や膨れを生むことがあります。

表面塗膜の不良ではなく、裏側からの膨張圧力という点がポイントです。
乾燥工程で表面だけが先に固まり、内部が蒸気圧で押されると、翌日には「ボコッ」とした膨れが出てしまいます。

熱こもりを防ぐための施工ポイント

熱こもりリスクを避けるためには、施工時間帯と塗料選定の両面から対策を取る必要があります。

日陰側を優先して塗る

断熱パネル面は、太陽の照射角度によって極端に温度が上がるため、午前は西面、午後は東面など、日陰側から塗るスケジュール管理が有効です。特に夏場は「午前中に塗って午後に膨れる」というパターンが多いため、午後の強光線を避けることが重要です。

遮熱型塗料には「逆効果」になることも

断熱サイディングに遮熱塗料を塗ると、表面で熱が反射される一方、裏面には熱が逃げにくくなり、内部温度がよりこもりやすくなる場合があります。製品によっては「断熱材一体型への遮熱塗料施工は非推奨」と明記されているものもあります。

塗料メーカー指定の下地温度範囲を厳守

ほとんどの塗料メーカーは「下地温度5~35℃以内」としていますが、金属サイディングでは下地温度がすぐに60℃を超えることも。
触れないほど熱いときは塗装禁止が鉄則です。
非接触温度計でこまめに計測するのがプロの基本です。

現場で起きた実例:艶ムラと膨れの併発

ある現場では、真夏に断熱材一体型サイディングへウレタン塗料を2回塗りしたところ、翌朝には部分的に艶の異なる斑点と小さな膨れが発生していました。

原因を追うと、午後2時以降に直射日光を受けながら塗布していたことが判明。
表面温度が80℃近くまで上がり、上塗りが急速硬化してガス抜けできなかったのです。
結果、内部に残った溶剤が夜間の冷却で膨張→小膨れになったというわけです。

このように、時間帯管理ひとつで結果が大きく変わるのが金属断熱サイディング塗装の怖さです。

まとめ:断熱材一体型は「夏塗り要注意」の壁

断熱材サイディングは、高断熱でエコな外壁である一方、塗装時には熱が逃げず、内部結露も起こりやすいというリスクを持っています。

・施工時間帯を調整する
・下地温度を常に測る
・遮熱塗料の選定に注意します

この3点を守るだけで、熱こもりによる塗膜不良を大幅に減らすことができます。

美観だけでなく長期耐久性を守る塗装をするために、断熱一体型サイディングでは「温度管理が最大の品質管理」と言っても過言ではありません。

ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。大阪で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。

※お電話での受付もお待ちしております!!

おかげさまで弊社が顧客満足度 NO.1を獲得しました!!

フリーダイヤル:0120-640-017

電話受付 9:00~21:00

ラディエントの実績No.1の施工事例はこちら

外壁塗装

ラディエントをご利用いただいたお客様の声はこちら

来店無料-谷町筋外壁塗装専門ショールームはこちら

外壁塗装

足場代コミコミ安心価格-ラディエントの塗装商品パックはこちら

外壁塗装

無料相談・無料お問合わせはこちら!

 

 

相談無料 診断無料 見積無料 相見積もり大歓迎!

ご質問・ご相談にラディエントの一級塗装技能士が親身になってお答えします。

0120-640-017
受付時間9:00~20:00(年中無休)

  • 外壁塗装の相談をしたい ご来店予約はこちらから 相談・見積もり無料
  • 外壁塗装の費用を知りたい お問い合わせはこちらから お気軽にご相談ください
  • 外壁診断
  • 雨漏り診断

ラディエント代表よりごあいさつ

見た目と品質を兼ね備えた
「本当に価値の高いサービス」を提供

株式会社ラディエント

林 照剛
TERUTAKE HAYASHI

会社案内はコチラ

はじめまして、外壁塗装の専門店「ラディエント」代表の林照剛と申します。

当社は創業以来38年、関西一円(大阪、兵庫、奈良、京都、滋賀、和歌山)の地域密着型企業として真摯にリフォーム事業に取り組んでまいりました。「安心、信頼」を理念としております。

施工実績はすでに26,878件(2024年1月1日現在)これもひとえに皆様のおかげと心より感謝いたしております。

「ラディエント(radiant)」の社名は英語で「光輝く」という意味です。「皆さまのお家や地元関西の街並をキラキラ輝かせたい」という思いを込め、名づけました。

社名に負けず、見た目と品質を兼ね備えた「本当に価値の高いサービス」を提供し、地域の皆様の快適な暮らしを一緒に作っていくことが私達の何よりの喜びです。

目指すのはお客様の笑顔を実現し、安心・信頼できる地域一番の外壁塗装専門店。一戸建て、マンション、ビル、商業施設まで幅広く対応いたします。

当社の強みは自社職人により中間コストを省き、低価格を実現できること。

38年の実績から地域特性や傾向、ニーズも充分に把握しております。お客様お一人お一人のご要望をしっかり反映させたプランニング、デザイン力、コーディネート力はどこにも負けません。低価格ながら丁寧で上質な外壁塗装会社をお探しの方は、ぜひご相談ください。