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目隠しフェンスは「風抜き率」が低いほど台風に弱い

豆知識

2025.10.11 (Sat) 更新


大阪の自社職人による安心・信頼の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理、専門店ラディエントです。大阪の谷町にある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪このブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅・マンション・ビルの塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!

皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。

プライバシー重視の落とし穴

近年、住宅街では隣家や道路からの視線を遮るために「完全目隠しタイプのフェンス」が人気を集めています。
板が密に並び、外から室内や庭がほとんど見えないため、デザイン面でも非常にスッキリしていて人気ですが、実はこのタイプのフェンスには台風時に特有のリスクが潜んでいます。

そのリスクとは
「風抜き率が低い=風を逃がさない」ことによる風圧ダメージの集中です。

風抜き率とは何か?

フェンスのカタログなどで見かける「風抜き率」とは、風フェンスのすき間を通り抜ける割合(%)を指します。
例えば、

・風抜き率0% … 板が完全に密着していて風を通さないタイプ(完全目隠し)
・風抜き率30% … すき間が適度にあり、風を約3割逃がすタイプ
・風抜き率50%以上 … ルーバー状など、通風性を重視したタイプ

というように、すき間が多いほど風圧を受けにくくなります。

風圧が集中する仕組み

風は障害物に当たると、その前方に正圧(押す力)、背面に負圧(引っ張る力)が発生します。
完全目隠しフェンスはこの「正圧」と「負圧」が板面に同時に作用するため、結果として支柱(アルミポール)や基礎部分に大きな応力がかかります。

特に台風などの強風では、

・板がたわむ
・支柱の根元がぐらつく
・基礎コンクリートが割れる
といったトラブルが起こりやすく、最悪の場合はフェンス全体が倒壊することもあります。

つまり、風を遮る性能が高いほど、構造的には風に“弱くなる”という矛盾があるのです。

台風被害で多い実例

実際の台風被害報告でも、次のようなケースが多く見られます。

・高さ1.6〜1.8mのアルミフェンス(風抜き率0%)が根元から折損
・片持ち柱タイプ(柱が片側のみ)で風下側にフェンス板が引き剥がされる
・支柱ピッチが広すぎて、中央部が「たわみ→ビス破断」

これらは施工不良ではなく、設計段階で風荷重を十分考慮していないことが根本原因です。

対策について

対策①:通風率30〜40%を目安に

台風常襲地域(太平洋側・九州・沖縄など)では、完全目隠しタイプよりも通風率30〜40%程度のルーバーフェンスがおすすめです。
見た目にはしっかり目隠し効果がありますが、風が抜ける構造のため、風圧の逃げ道が確保されます。

また、メーカーによっては「耐風圧強度○○m/s」という数値が記載されています。
この値を確認し、台風時風速(40m/s以上)に耐えられるタイプを選ぶのがポイントです。

対策②:支柱ピッチと基礎の強化

フェンス本体の風抜き率だけでなく、支柱の設置ピッチや根巻き深さも重要です。

・支柱ピッチは1.0〜1.2m以内
・基礎はφ150mm以上・深さ400mm程度を目安に
・片持ち式より**両持ち支柱式(両側に柱)**の方が安定性が高い

さらに、ブロック上設置の場合は控え壁を併用し、ブロック塀との連結部にエポキシ系接着剤を使用すると耐風性が向上します。

対策③:風向きを意識したレイアウト

敷地全体の風通しを考慮し、風が一方向に抜けるような配置を意識することも有効です。
風が壁に直角に当たる位置にフェンスを設けると、負圧が強く働きやすくなります。
一方、斜め方向に風を逃がす設計にすれば、フェンスへの負荷を分散できます。

まとめ:デザインだけで選ばない外構設計を

外構フェンスは「デザイン」や「目隠し効果」ばかりが注目されがちですが、
風抜き率や耐風構造を理解せずに選ぶと、台風で一瞬にして破損するリスクがあります。

“見えない風をどう逃がすか”こそ、長持ちするフェンス設計のカギです。

特にこれからの気候変動時代、強風・突風は毎年のリスクです。
「風抜き率を意識したフェンス選び」と「正しい施工基準の確保」を徹底し、
見た目だけでなく安全で長寿命な外構デザインを心がけましょう。

ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。

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