雨樋から外壁への「逆汚染」とは?見落とされがちな外壁の汚れの正体
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皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
外壁の黒い筋汚れやシミを見て、「外壁塗装が劣化したのかな?」と考える方は多いでしょう。
しかし実はその原因が雨樋(あまどい)の不具合や設計上のクセにある場合があります。これを建築業界では「逆汚染」と呼びます。
雨樋逆汚染の仕組み
雨樋は屋根から流れてきた雨水を受け止め、地面へと導く大切な役割を担っています。
ところが、
・雨樋が詰まって水があふれる
・勾配不良で水が溜まる
・継ぎ目やジョイント部から水がにじみ出る
・外側に水が伝い流れる
といった現象が起きると、本来外壁に触れるはずのない水分が外壁を流れていきます。
このとき雨水には土埃・苔の胞子・アスファルト粉じんなどが含まれており、外壁を伝いながら筋状の汚れを残します。これが逆汚染です。
逆汚染の特徴
逆汚染による汚れには以下のような特徴があります。
①縦方向にスジ汚れが伸びている
→外壁の雨筋汚れと似ていますが、特に雨樋の真下に集中するのが特徴です。
②塗膜の劣化ではなく、付着物による変色
→外壁の防水性が弱っているのではなく、雨水に含まれる汚染物質が原因です。
③外壁材によって目立ち方が違う
→サイディングやモルタルでは黒い筋、タイルでは白華(エフロレッセンス)のように見える場合もあります。
逆汚染が招く二次被害
逆汚染は単なる「見た目の問題」では終わりません。放置すると以下のようなリスクに発展します。
・外壁のコケ、カビ発生
→汚れに含まれる有機物が栄養となり、外壁表面でコケやカビが繁殖します。
・外壁塗膜の早期劣化
→常に湿気が残るため、塗装の寿命が短くなります。特に赤色で強調しますが、
「外壁の塗膜劣化と誤認して塗り替えをしても、雨樋不具合を直さない限り再発」します。
・雨漏りの遠因
→雨樋の勾配不良や外れを放置すると、水が軒天や壁内部に回り込み、雨漏りに繋がることもあります。
プロが行う改善策
逆汚染を防ぐには、外壁塗装よりもまず雨樋の状態確認が重要です。
・雨樋の勾配調整
・継ぎ手やジョインのシーリング補修
・金具のゆるみ直し
・高圧洗浄による雨樋内部の清掃
・必要であれば部分交換
さらに、樋の外側を水が伝わないように「水返し」形状の部材を取り付けるケースもあります。
まとめ
外壁の汚れを見たときに、つい「塗装の劣化」と考えてしまいがちです。
しかし雨樋から外壁への逆汚染という現象があり、これを見落とすと根本的な解決にはなりません。
・逆汚染は雨樋が原因で外壁が汚れる現象である
・塗装だけしても再発するため、雨樋メンテナンスが不可欠
という点です。
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