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木材同士の「異種材接合」に潜むリスクと職人の工夫

豆知識

2025.09.27 (Sat) 更新


大阪の自社職人による安心・信頼の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理、専門店ラディエントです。大阪の谷町にある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪このブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅・マンション・ビルの塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!

皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。

家づくりやリフォーム現場では、柱や梁、床、建具に至るまで実にさまざまな木材が使われています。杉やヒノキといった国産材から、ナラやブナなどの広葉樹、さらには南洋材や集成材まで種類は豊富です。しかし、ここであまり知られていないのが「異なる種類の木材を組み合わせて接合する場合のリスク」です。

大工工事はただ木を切って釘で固定するだけではありません。木材はそれぞれ硬さ、含水率の変化、ヤニや油分の有無、膨張収縮率などに違いがあり、その差が年月を経てトラブルを引き起こします。今回は、普段はあまり語られない「異種材接合の注意点」を掘り下げ、実際のリスクと対策を紹介していきます。

硬い木と柔らかい木を組み合わせたときの沈み込み

例えばケヤキやナラといった硬木と、杉や桧といった軟木を同じ箇所で接合すると、時間が経つにつれ柔らかい側が沈み込みます。

一見しっかり固定されているように見えても、数年後には接合部がずれて建具の開閉が悪くなったり、床材の段差につながったりします。

◆職人の工夫

・荷重のかかる下地には硬木を配置し、仕上げ部分に軟木を使う
・接合面に座金やプレートを併用して荷重を分散させる
・ビスや釘を打ち込む位置を工夫し、柔らかい木材へのめり込みを防ぐ

含水率の違いによる割れや反り

木材は水分を含んでいる状態から乾燥していく過程で縮みます。樹種によって収縮の度合いやスピードは異なり、ヒノキとブナを組み合わせた場合、ブナの方が早く割れたり、ヒノキがゆっくり反ったりして接合部に歪みが生じることがあります。

◆職人の工夫

・使用前に十分に乾燥させ、含水率を20%以下に整える
・含水率が近い木材同士を組み合わせ
・仕口にわずかな「遊び」を持たせ、完全固定にせず動きを吸収する

油分・ヤニによる接着不良やシミ

マツやヒバなどの針葉樹はヤニや油分を多く含みます。これらが時間の経過とともににじみ出ると、隣接する木材に染み込んだり、接着剤の効きを弱めたりすることがあります。特に吸収性の高いシナベニヤやラワンと組み合わせると、シミや変色が目立つケースがあります。

◆職人の工夫

・接合前にアルコールやシンナーでヤニを拭き取り処理する
・油分を含む木材には専用のプライマーを下塗りする
・接合部に「中間材」を挟み直接触れないように施工する

熱膨張率の違いによる割れや段差

無垢材と集成材、あるいは南洋材と国産材などは、温度や湿度による膨張率に差があります。
例えばフローリングやカウンターで異種材を組み合わせると、夏と冬の気温差で接合部が浮き上がったり、逆に段差ができることがあります。

◆職人の工夫

・長さ方向にクリアランスを設ける
・固定には弾性を持った接着剤やコーキングを活用する
・無垢材同士を避け、片方を安定性の高い合板に変える

仕口・継手の工夫で差を吸収

釘やビスだけで異種材を固定すると、柔らかい木材側がめり込み、強度が落ちます。そこで大工は「相欠き継ぎ」や「蟻継ぎ」、さらに込み栓を使った伝統的な仕口を工夫して、木材同士の性質差を吸収します。
特に昔ながらの木造建築では「木が動くことを前提にした接合方法」が随所に用いられています。これこそが長持ちの秘訣です。

まとめ:見えない部分の工夫が家の寿命を延ばす

異種材接合は一見小さな問題のように見えますが、年月が経つほどに「沈み込み」「割れ」「隙間」「シミ」といったトラブルに直結します。大工は木材の性質を熟知し、下地の選定や仕口の工夫、さらには金物の使い分けを駆使して、長期的に安定する家づくりを行っています。

つまり、家を長持ちさせるポイントは「仕上げの美しさ」ではなく、見えない接合部でどれだけ職人が気を配っているかにかかっているのです。

ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。

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