波板交換の最適な季節は「春か秋」
2025.08.24 (Sun) 更新
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〜施工のタイミングで耐久性はここまで変わる!〜
波板の張替えは一見すると簡単そうに見えますが、実は施工する季節が波板の寿命を大きく左右します。
特に**春(3〜5月)と秋(9〜11月)**が最適とされており、この時期を選ぶことで耐久性や仕上がりに大きな差が生まれます。
なぜ春や秋が良いのか、その理由を深掘りして解説します。
Contents
春と秋が最適な3つの理由
①気温が安定していて波板が割れにくい
波板は素材によって柔らかさや耐久性が異なりますが、共通する特徴として気温による変形があります。
特に塩ビ波板は低温時に硬化しやすく、逆に高温時は柔らかくなります。
・夏(7〜9月)
30℃を超える日が多く、波板が柔らかくなりすぎて変形しやすい。施工中にビスを締めすぎると、後々「波打ち」や「ビス穴の広がり」が起きやすい。
・冬(12〜2月)
気温が5℃以下になると波板が硬化し、ちょっとした力で割れるリスクが高まります。
・春・秋(3〜5月・9〜11月)
15〜25℃程度の適温で、波板が柔らかすぎず硬すぎない状態を保てるため、最も施工しやすい季節です。
施工現場の職人さんも、「波板をきれいに張るなら春か秋がベスト」と口を揃えて言います。
②熱膨張・収縮リスクを最小限にできる
ポリカーボネート波板や塩ビ波板は、熱による膨張・収縮を繰り返しています。
施工時に気温差を考慮しないと、以下のような不具合が発生します。
・夏場に施工した場合
波板が膨張した状態で固定されるため、冬場に収縮したときにビス穴が引っ張られ割れることがある。
・冬場に施工した場合
収縮した状態で固定するため、夏場に膨張すると波板が波打つ・変形する原因になる。
一方、春や秋は気温が中間的で、施工時の波板サイズが年間の平均値に近いため、膨張・収縮の影響を最小限にできます。
長持ちさせたい場合、施工温度の安定はとても重要です。
紫外線量が少なく初期劣化を防げる
波板の寿命を縮める最大の原因は、紫外線による劣化です。
特に塩ビ波板は紫外線に弱く、施工中からすでに劣化が始まることもあります。
・夏の直射日光下での施工 → 波板が柔らかくなり変形しやすい
・紫外線が強い時期に施工すると、初期劣化が早まり耐用年数が短くなる
・高温時にビスを締めすぎると、秋冬にビス穴が裂けるリスクが高まる
春や秋は紫外線量が比較的少なく、施工中の波板がダメージを受けにくい点もメリットです。
季節ごとの施工リスクと対策
春(3月〜5月):ベストシーズン
リスク:急な雨・強風・花粉や黄砂による汚れ
対策:天気予報を確認し、降雨リスクの少ない日を選ぶ。
作業前に波板表面を拭き取り、仮止めを多めにしてバタつきを防止。
ポイント:梅雨入り前の4月下旬〜5月上旬が特におすすめ。
夏(6月〜9月):高温・紫外線対策が必須
リスク:波板の変形・波打ち・紫外線による初期劣化
対策:午前中や夕方など涼しい時間に施工。
ビスは締めすぎず、0.5〜1mmの遊びを確保。UVカット波板を選ぶと安心。
ポイント:直射日光下での施工は避けるのがベター。
秋(9月〜11月):台風シーズン明けが狙い目
リスク:台風・秋雨前線・落ち葉や砂埃による汚れ
対策:台風明けの10月中旬以降が最適。
作業前に波板を清掃し、強風地域では2山重ねを意識すると耐久性が向上。
ポイント:気温・湿度が安定していて施工しやすい。
冬(12月〜2月):割れ・ひびに注意
リスク:波板が硬化し、ビス穴周辺から割れやすい
対策:日中の暖かい時間帯を選んで施工。
ビス穴は0.5〜1mm大きめに開け、ドライバーは低速で使用。
ポイント:施工ミスを防ぐため、焦らず慎重に作業する。
最適な施工時期の目安
・春 → 3月下旬〜5月上旬
気温が安定しており、梅雨入り前で施工しやすい。
・秋 → 9月中旬〜11月上旬
台風シーズンが終わり、湿度も落ち着くため最適。
特に、梅雨入り前の5月と台風明けの10月は、職人の間でも「ベストシーズン」と言われています。
プロが実践する“長持ちする波板施工”のポイント
・ビス穴は波板径より0.5〜1mm大きめに開ける
・ゴム付き座金ビスで雨漏り対策
・UVカット面を必ず外側に施工する
・波板端部には5mm程度の遊びを持たせる
・メーカー推奨の重ね幅を厳守(標準1山、強風地域は2山)
これらの施工ポイントに加えて春か秋を選ぶことで、波板の寿命を5年→10年以上に延ばすことが可能です。
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