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お風呂のアルミサッシ周りに潜む「熱橋(ヒートブリッジ)」問題

お風呂豆知識

2025.08.23 (Sat) 更新


大阪の自社職人による安心・信頼の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理、専門店ラディエントです。大阪の谷町にある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪このブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅・マンション・ビルの塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!

皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。

~見えない結露がカビ・腐食・断熱性能低下を招く~

お風呂のトラブルというと、カビ・結露・ひび割れがよく知られていますが、
実はその原因の一つとして見落とされがちなのが、
**アルミサッシ周りで発生する「熱橋(ヒートブリッジ)」**です。

見た目にはわかりにくい現象ですが、放置すると「壁内部の断熱材の劣化」や「木部の腐食」につながる厄介な問題です。
この記事では、施工のプロ視点で原因・症状・対策を詳しく解説します。

熱橋(ヒートブリッジ)とは?

「熱橋」とは、**断熱材で守られていない“熱の逃げ道”**のことです。
お風呂の窓枠に多いアルミサッシは、金属製で熱伝導率が非常に高いため、外気温の影響を室内にダイレクトに伝えやすい素材です。

・冬 → 外の冷気がサッシから室内へ伝わり、壁が冷える

・夏 → 外の熱がサッシから浴室へ入り込み、室温上昇を招く

特に冬場は、暖かいお風呂の湿気とサッシ周囲の冷えた壁が接触することで、結露やカビの発生リスクが高まります。

お風呂で熱橋(ヒートブリッジ)が起きやすい理由

お風呂は住宅の中でも湿度と温度差が極端に大きい空間です。
特に冬場は、外の冷たい空気と室内の暖かく湿った空気が混ざり合うため、アルミサッシ周辺で熱橋が発生しやすくなります。
以下では、主な4つの理由を詳しく解説します。

理由①:室内と外気の温度差が大きい

お風呂は、家庭内でもっとも温度差が大きい空間のひとつです。
冬場のお風呂は、浴室内が40℃前後まで上がる一方で、外気温は0℃近くまで下がります。
この40℃近い温度差が、サッシや壁面の熱の移動を活発にし、アルミサッシ枠を通じて室内の暖気が外へ逃げやすくなります。

結果として、サッシやその周辺の壁面温度が一気に低下し、結露が発生する原因になります。
特に北側や日陰側に面した浴室では、この影響が強く出やすいです。

理由②:アルミサッシの高い熱伝導率

お風呂の窓枠に多く使われるアルミは、熱伝導率が非常に高い素材です。
アルミの熱伝導率は樹脂や木材に比べて約1000倍近く高いため、外の冷気や暑さをダイレクトに浴室へ伝えてしまいます。

冬場は外気の冷たさがそのままサッシ枠に伝わり、サッシ周辺の壁面温度が急激に下がることで、
周囲の空気中の水分が凝縮して結露が発生します。

また、在来工法の浴室では、サッシ周辺の断熱材が不足していることが多く、アルミ枠が冷気の“侵入口”になるケースが多いです。

理由③:サッシ周辺の断熱施工が不十分な場合が多い

在来工法の浴室では、サッシ周囲に十分な断熱材が入っていないことがよくあります。
特に古い住宅では、施工当時の断熱基準が低かったため、サッシ枠の周囲がほぼ「むき出し」の状態になっているケースも珍しくありません。

ユニットバスの場合でも、工場製造された壁パネル部分には断熱材が入っていても、サッシ周辺の細かな隙間までは断熱処理が甘いことがあります。
そのため、サッシ付近はどうしても**熱が逃げやすい“弱点”**になりがちです。

理由④:高湿度環境による結露リスクの高さ

お風呂は家庭内で最も湿度が高い空間であり、シャワーや入浴によって一時的に湿度が90%以上になることもあります。
湿度が高い状態でサッシ周辺の壁面温度が下がると、空気中の水蒸気が一気に凝縮し、大量の結露が発生します。

この結露がカビや腐食の原因となり、さらに壁内部に水分が浸入すると、断熱材の劣化や木材の腐朽を招きます。
特に換気不足の浴室では、この悪循環が加速しやすいです。

熱橋が引き起こすトラブル事例

サッシ下部やコーナーの黒カビ

・冬場に窓下やコーナー部分だけカビが集中発生
・換気しても改善しない場合は、熱橋による結露が原因の可能性大

壁内部の断熱材が湿る

・サッシを介して伝わった冷気により壁内部で結露が発生
・断熱材が湿ると乾きにくく、断熱性能が大幅に低下

木部腐食やシロアリ被害

・在来工法の浴室で二次防水シートがない場合、壁内部に水分が侵入し、木材が腐るケースも
・湿った木材はシロアリ被害の原因になりやすく、構造劣化へ直結

★ポイント
カビや腐食が進んでからでは補修範囲が広がり、結果的にリフォーム費用も高額になりやすいです。

施工時(新築・リフォーム時)の熱橋対策

お風呂を新築またはリフォームするタイミングでは、壁内部の断熱材やサッシの種類を自由に選べるため、根本的な対策が可能です。

対策① 樹脂サッシ・複合サッシを採用する

お風呂で最も効果的なのは、アルミサッシを樹脂サッシに変えることです。
アルミは熱伝導率が非常に高いため、冷気や熱を室内に伝えやすいですが、
樹脂サッシはアルミに比べて約1/1000程度の熱伝導率しかありません。

さらに、外側アルミ+内側樹脂の複合サッシを選べば、
外の耐久性と室内の断熱性能を両立できます。
新築時・ユニットバス入れ替え時に採用すれば、
結露と熱橋の両方を大幅に軽減できます。

対策② サッシ周りの断熱材を強化する

施工時なら、サッシ枠と壁パネルの間に断熱材をしっかり充填できます。
特に在来工法のお風呂では、サッシ周辺の断熱施工が甘いケースが多いため、
グラスウールや発泡系断熱材で隙間を埋める施工が有効です。

ユニットバスの場合も、工場製造のパネルは断熱されていますが、
サッシとの取り合い部分まではカバーされないことが多いため、
ここに追加の断熱処理を行うと効果が高まります。

対策③ 複層ガラスやLow-Eガラスを選ぶ

サッシの断熱性能を高めるには、ガラスの性能向上も重要です。
複層ガラスやLow-Eガラスを採用することで、
ガラス面の表面温度が上がり、結露しにくい環境を作れます。

単板ガラスのままでは、せっかくサッシを断熱化しても
窓全体での熱橋リスクは残るため、セットで検討するのがおすすめです。

後付け(既存住宅)の熱橋対策

既に完成している住宅では、壁内部に手を入れにくいため、
**“今ある状態を活かしつつ熱橋を緩和する”**方法が中心になります。

対策① 結露防止テープを貼る

最も手軽な方法が、サッシ枠内側に結露防止テープを貼ることです。アルミ表面の冷たさを抑えることで、結露の発生をある程度軽減できます。
ただし、見た目の仕上がりを気にする場合は、色や質感の合う製品を選ぶと良いです。

対策② 防露コーティング剤の塗布

サッシや窓ガラスの表面に防露コーティング剤を塗布すると、水滴が付きにくくなり、結露防止に効果的です。
特にサッシ枠が冷たくなりやすい冬場には有効で、比較的安価で導入しやすい対策です。

対策③ 断熱パネルの後付け施工

サッシ周囲の壁パネルを、断熱材入りパネルに交換する方法です。
費用はかかりますが、熱橋対策としては非常に効果的で、
壁面の冷えを大幅に抑えられます。
お風呂リフォームを大掛かりに行わない場合でも、
窓周辺だけピンポイントで施工する方法があります。

対策④ 浴室暖房の活用と換気の工夫

結露を抑えるためには、湿度コントロールも大切です。
浴室暖房を使って壁面温度を上げることで、
サッシ枠や壁面の結露発生を抑制できます。
さらに、入浴後に換気扇+窓開け換気を併用すると、
湿度を下げつつ壁内部への水分侵入を防げます。

現場で使える点検チェックリスト

お風呂のアルミサッシ周りで熱橋が疑われる場合、現場で以下をチェックするのがおすすめです。

・サッシ下部やコーナー部分に黒カビが集中していないか
・冬場、サッシ枠に毎日のように結露が出ていないか
・サッシ周辺の壁を触ったときに極端に「冷たい」感触がないか
・施工図面で断熱材や二次防水シートの有無を確認

ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。

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