外壁塗装でよくある勘違い?「汚れやすい色」と「汚れが目立つ色」は別モノです
大阪の自社職人による安心・信頼の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理、専門店ラディエントです。大阪の谷町にある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪このブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅・マンション・ビルの塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!
皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
外壁塗装を考えるとき、多くの方が気にするのが「汚れにくい色を選びたい」ということ。せっかく塗り替えるのだから、長くきれいな外観を保ちたいですよね。
でも実は、色選びの際によくある大きな誤解があります。
それが――
「汚れやすい色」と「汚れが目立つ色」は同じだと思い込んでしまうこと。
今回はこの2つの違いを掘り下げながら、どんな色が外壁に向いているのかをじっくりご紹介します。
Contents
- 「汚れやすい色」とは?
- 「汚れが目立つ色」とは?
- 見た目と実態は一致しない!意外な色選びの落とし穴
- 「黒は汚れが目立たなそうだから長もちしそう」→実は汚れが蓄積しているのに気づきにくい
- 「白はきれいに見えるから清潔感がある」→でもほんの少しの雨筋でも目立ってします
- 色選びの段階で「視覚効果」だけを優先すると、5年後に後悔するかも
- 落とし穴を避けるには、「見た目」×「実用性」のバランスがカギ
- 汚れに強く、目立ちにくいおすすめの色とは?
- グレージュ(グレー+ベージュ)
- 淡いブラウン(ライトブラウン・サンドベージュなど)
- 中間トーンのオリーブグリーン
- モカ(くすみ系ブラウン・グレー寄りのブラウン)
- まとめ:色選びは汚れとの付き合い方をイメージして
「汚れやすい色」とは?
「汚れやすい色」というのは、その色を使うことで汚れの付着が促進されやすくなるものを指します。
たとえば、黒・紺・チャコールグレーなどの濃色系の外壁。
見た目は重厚感があってスタイリッシュですが、これらの色は熱を吸収しやすく、静電気も帯びやすいという特徴があります。
この静電気が、空気中のチリやホコリ、PM2.5などの微粒子を吸着しやすくなる原因になってしまうのです。
さらに、排気ガスや工場の煙などの「油分を含んだスス汚れ」も濃色の外壁には付きやすく、時間が経つとくすんで見えてきます。
★ポイント
汚れやすさは、塗料の静電気・熱吸収性・表面構造などとも深く関係しています。単純な「色」だけの問題ではないのが難しいところです。
「汚れが目立つ色」とは?
一方で「汚れが目立つ色」というのは、実際の汚れが少なくても視覚的に目立ってしまう色のこと。
代表的なのが白・アイボリー・ライトグレーなどの淡色系です。
これらはホコリや砂埃が少しついただけでも黒ずみが目立ってしまうため、見た目の劣化が早く感じられるのが特徴です。
また、緑の苔や黒カビが発生した場合も、淡い色の外壁ではコントラストが強く出てしまうため、ひと目でわかるようになります。
※注意点
実は白やベージュの外壁は、素材や塗料の性能が高ければ汚れが付きにくいこともあります。ただし「少しの汚れが目立ってしまう」ことは避けられません。
見た目と実態は一致しない!意外な色選びの落とし穴
「黒は汚れが目立たなそうだから長もちしそう」→実は汚れが蓄積しているのに気づきにくい
黒や濃紺などの濃い色は、汚れが目立ちにくいため「長期間きれいに見える」という印象を持たれがちです。確かにホコリや雨筋などは薄い色に比べて視覚的に目立ちにくく、パッと見は美しい状態を保っているように見えるでしょう。
しかしその「きれいに見える」というのが落とし穴。実際には微細なホコリや排気ガス汚れが少しずつ蓄積しており、くすみや色ムラ、光沢の低下といった劣化が進行しています。気づいたときには汚れがこびりついてしまい、通常の洗浄では落としきれないケースも少なくありません。
※見た目がきれいだからといって「メンテ不要」と判断すると、塗膜の寿命を縮める原因になることもあります。
「白はきれいに見えるから清潔感がある」→でもほんの少しの雨筋でも目立ってします
一方で、白やアイボリー系の外壁は明るく清潔感があり、家全体を上品に見せてくれます。特に新築時や塗り替え直後の輝くような白さには、多くの人が魅力を感じるものです。
しかし、その明るさが仇になることもあります。少しでも汚れが付着すると、背景色とのコントラストが強く出てしまい、雨筋やカビ、砂埃などが非常に目立ちます。わずかな排気ガスの付着でも、白い壁では「黒ずみ」として視認されやすく、汚れていなくても汚れて見えるという悩みにつながります。
※実際の汚れが少なくても、頻繁に掃除しないと「手入れ不足」に見えてしまうリスクがあります。
色選びの段階で「視覚効果」だけを優先すると、5年後に後悔するかも
外壁の色を選ぶとき、多くの方が「家の印象を良くしたい」「明るく見せたい」「おしゃれに見せたい」といった視覚的な効果を優先しがちです。しかし、こうした見た目重視の選び方は、実際のメンテナンス性や経年劣化まで考慮されていないケースが多いのです。
たとえば、「見本ではとても上品だった白を選んだが、3年後には汚れが気になって落ち着かない」「黒を選んだら、いつの間にかツヤが消えてくすんでしまった」という声は、実際の塗り替えに後によく聞かれる後悔のポイントです。
※見た目は重要ですが、それと同じくらい「汚れの目立ちにくさ」「掃除のしやすさ」「再塗装時の色褪せ具合」などの実用面を意識して色を選ぶことが大切です。
落とし穴を避けるには、「見た目」×「実用性」のバランスがカギ
こうした見た目と実態のズレを防ぐには、「どんな色がきれいに見えるか」だけでなく、「どのくらいメンテナンスが必要になるか」という視点も持つことが必要です。見た目が多少地味でも、汚れが付きにくく目立ちにくい色を選べば、結果として長期間美観を保ちやすくなるのです。
特におすすめなのは、中間色やアースカラー系の色(グレージュ・モカ・ライトブラウンなど)。これらの色は汚れが目立ちにくく、経年変化にも強い傾向があります。
※最終的に「どれだけ長くきれいに見えるか」は、色そのものの性質と、暮らし方との相性によって決まります。
汚れに強く、目立ちにくいおすすめの色とは?
外壁の色を選ぶ際、「汚れにくさ」と「美観の持続性」は非常に重要なポイントです。
ここでは、実際に多くの現場や塗装業者が推奨する汚れに強く、かつ目立ちにくい外壁色を、代表的な色ごとに詳しく解説します。
グレージュ(グレー+ベージュ)
グレージュとは、その名の通りグレーとベージュを混ぜたような中間色。白やグレーのような明るさを持ちつつ、ベージュの暖かみも感じられるため、汚れが目立ちにくく、どんな建物にもなじみやすい万能色です。
この色は、雨筋・埃・苔・カビの汚れの色と近いため、コントラストが少なく目立ちにくいのが最大の特長です。特に都市部や郊外など、どんな立地でもバランスが取れるため、外壁塗装の定番色としても非常に人気があります。
淡いブラウン(ライトブラウン・サンドベージュなど)
淡いブラウン系の色は、土埃や泥跳ねと色味が近いため、地面から汚れが目立ちにくいというメリットがあります。また、白やクリームほど明るすぎず、かつ暗くなりすぎないため、住宅全体に温かみとナチュラル感を演出してくれます。
とくに平屋や自然素材と相性のよい外観にマッチしやすく、和モダン住宅やナチュラル系住宅でよく採用されています。
加えて、カビや苔が出ても目立ちにくい色合いであるため、北面の壁などでも安定感があります。
中間トーンのオリーブグリーン
オリーブグリーンのような自然に近い「くすみカラー」は、汚れチリが視覚的に馴染みやすく、特に木々や植栽が多い立地に溶け込みやすいのが特徴です。
一般的なグリーンと比べて暗すぎず、明るすぎない中間トーンのため、シックで落ち着いた外観を保ちつつ、メンテナンス面でも優秀。特に雨染みや排気ガスによるくすみも自然に吸収してくれるため、長期間きれいな印象が持続します。
モカ(くすみ系ブラウン・グレー寄りのブラウン)
モカカラーは、ブラウンの温かみとグレーの落ち着きを兼ね備えたくすみ系の色です。
この色もまた、汚れの影と色調が近く、雨筋や空気中のチリが目立ちにくいという特徴があります。
さらに、やや暗めの印象があるため色褪せの変化も穏やかで、築年数が経っても「色あせた感」が出にくい点も魅力です。コンクリート調の建材や、濃い木目サイディングとも相性がよく、デザインの幅も広がります。
まとめ:色選びは汚れとの付き合い方をイメージして
外壁は毎日、雨風やホコリ、紫外線にさらされる場所です。
そのため、「色の印象」だけで選んでしまうと、数年後に後悔するケースも珍しくありません。
「汚れやすい色」と「汚れが目立つ色」はまったく違う
このポイントを押さえて、住まいに合った色選びをしてみてください。
✅汚れやすさ=実際に汚れが付きやすい色(黒・紺など)
✅汚れの目立ちやすさ=少しの汚れでも目立つ色(白・アイボリーなど)
✅失敗しにくいのは「中間色・アースカラー系」
将来的なメンテナンスのしやすさも考慮して、後悔ない色選びをしていきましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。大阪で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
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