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【プロが警告】夏の外壁塗装は乾きすぎに要注意!

外壁塗装豆知識

2025.07.31 (Thu) 更新


大阪の自社職人による安心・信頼の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理、専門店ラディエントです。大阪の谷町にある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪このブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅・マンション・ビルの塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!

皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。

外壁塗装の時期として「夏」は非常に人気です。
その理由は明快で、梅雨明け後は晴天が続き、湿度も下がってくるため、塗料の乾燥にとって理想的な環境に思えるからです。

しかし、その一方で――
「乾きすぎ」が原因で、塗膜に深刻なダメージを与えてしまうことがある
というのは、あまり知られていない“夏の落とし穴”。

この記事では、夏場の塗装現場で実際に起きている乾燥トラブルの実態と、プロが実践する対策方法を詳しく解説していきます。

「乾くのが早い=良いことで」ではない

外壁塗装では「塗料が早く乾くのは良いこと」と思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。
塗料は、適切な温度・湿度・時間の中でゆっくりと硬化していくことで、耐久性や密着性といった本来の性能を発揮するものです。

しかし夏の高温下では、直射日光や風の影響で**塗料の表面だけが急激に乾き、内部が乾ききらない「表面乾燥」**が起きやすくなります。この状態で重ね塗りをすると、塗膜が膨れたり剥がれたりするリスクが高まります。

さらに、乾燥が早すぎると塗料の伸びも悪くなり、ムラや厚みの不均一が発生しやすくなるため、仕上がりの美しさにも影響を及ぼします。

つまり、「早く乾けばいい」と考えるのではなく、塗膜がじっくりと均一に乾燥する環境を整えることこそが、品質のカギなのです。

表面だけが先に乾く「表面乾燥」が引き起こす悲劇

夏の外壁塗装で特に多いトラブルが「表面乾燥」です。
これは、気温や直射日光、風などの影響で塗料の表面だけが急速に乾いてしまい、内部に水分が残ったままになる現象です。

この状態で次の工程(重ね塗り)を行ってしまうと――
内部の水分が行き場を失い、膨れ・剥離・密着不良といった重大な欠陥が発生するリスクが高まります。

特に水性塗料や2液型塗料においては、化学反応による硬化に一定の時間が必要なため、表面だけの乾燥では本来の性能が発揮できません。

夏に潜む高温リスク―壁面温度は60℃を超えることも

気温30℃でも壁はもっと熱い

真夏の晴れた日、気温が30℃台であっても、外壁の表面温度はそれをはるかに上回ります。
とくに直射日光が当たる南面や西面では、外壁の表面温度が50〜60℃以上に達することも珍しくありません。
これはアスファルトや黒い車のボンネットと同じように、**日光による“蓄熱効果”**が働くためです。

壁面が高温になるとどうなるのか?

塗料は「気温や湿度だけでなく、下地(塗る対象)の温度」にも大きく影響を受けます。
壁の表面が60℃近くになると、塗料の乾燥スピードが想定を超えて加速してしまい、次のような問題が発生しやすくなります:

・チヂミ(塗膜が縮んで波打つ)

・ピンホール(小さな穴)や泡の発生

・塗料の密着不良による剥がれ

特に水性塗料や2液型塗料では、乾燥プロセスが極端に早まることで、化学反応が不完全になり、塗膜性能が低下する恐れがあります。

外気温ではなく“壁温”を確認すべき理由

よく「今日は30℃だからギリギリ塗装できそうだ」と判断してしまうケースがありますが、それは危険です。
なぜなら塗料メーカーが指定する「施工可能温度」の多くは、下地(壁)の温度が35℃以下であることを条件としているからです。

つまり、気温が30℃でも壁温が50℃を超えていれば、施工には不適切なのです。
そのためプロの職人は、赤外線温度計などを用いて、実際の壁の温度を数値で確認しながら施工の可否を判断します。

壁の温度が高いときの対策は?

高温時には、以下のような対応がとられます:

・施工時間を早朝や夕方にずらす(直射日光が避けられる時間帯)

・シートやネットで一時的に日陰を作る(日除け養生)

・塗料の粘度・希釈率を調整して乾燥スピードをコントロール

・塗布面積を少なくし、素早く塗り終えるように作業分担を工夫

こうした対策を講じることで、塗膜トラブルを未然に防ぎ、夏でも高品質な塗装が可能となります。

塗装可能温度は塗料によって決まっている

塗料には「使用できる温度範囲」が明確に定められている

塗料にはそれぞれメーカーが推奨する施工条件があり、その中には「塗装可能温度」という項目が必ず含まれています。これは、塗料が正しく硬化し、期待される性能(密着性・耐候性・防水性など)を発揮するために必要な環境条件です。

たとえば水性塗料や弱溶剤系塗料の多くは、
気温5℃以上、35℃以下/湿度85%以下
といった基準を設定しており、これを逸脱すると塗膜不良や密着不良などの施工トラブルが発生しやすくなります。

注意すべき気温ではなく下地温度

「今日は気温が30℃だからまだ大丈夫だろう」と判断してしまいがちですが、ここに落とし穴があります。
塗料メーカーが指定している「塗装可能温度」は、気温ではなく“下地(塗る対象の面)の温度”を指していることがほとんどです。

たとえば真夏の午後、外気温は32℃でも、外壁の表面温度は直射日光で50〜60℃以上に上昇することもあります。
この状態で塗装を行うと、塗料が急激に乾燥してしまい、チヂミ・ムラ・剥離の原因になりやすくなります。

高温時は「塗装禁止」と明記されている場合もある

塗料の仕様書(製品カタログや技術資料)には、明確に「高温下での塗装は避けてください」や「塗装面の温度が35℃を超える場合は施工を行わないこと」といった記載があります。これはメーカーが、高温時に塗料の性能が発揮されないことを想定済みである証拠です。

こうした指示を無視して施工すると、万が一トラブルが起きた際にメーカー保証の対象外になることもあります。

プロは赤外線温度計で確認してから塗る

ベテランの塗装職人は、施工前に赤外線温度計を使って壁面温度をチェックするのが一般的です。
これは、目視や手の感覚では判断できない温度の微妙な違いを数値で把握するため。
たとえば、塗料の施工限界が「35℃まで」とされている場合、壁面温度が36℃以上であれば即座に作業を中断する判断を下します。

これは品質を守るだけでなく、お客様の家の耐久性と美観を長く保つための必須工程なのです。

プロが実践する乾きすぎ対策とは?

こうした高温・乾燥トラブルを避けるために、プロの塗装職人は様々な工夫を施しています。以下に代表的な対策をご紹介します。

① 施工時間の工夫

→ 日差しが強くなる前の**早朝(6〜10時)**や、**夕方(15時以降)**に作業を集中させます。

② 赤外線温度計の活用

→ 壁面の温度を**“目視ではなく測定”**することで、適切なタイミングを見極めます。

③ 塗料の希釈と塗布量の調整

→ 塗料の“乾きすぎ”を抑えるために、規定の範囲内で希釈率を調整したり、一度に塗る面積を狭く設定します。

④ 一時的な日よけの設置

→ 特に高温になる面(南・西側など)には、養生シートや日よけネットで日射をカットする方法も有効です。

ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!またラディエントが掲載されている外壁リフォームの教科書という本が販売されています。一冊572円で販売されていますのでこちらもよろしければご購入下さい。

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