排水勾配が不十分だと浴室が「臭う」!?その意外な
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皆さんこんにちは!ブログを執筆させていただきますラディエントの結城です。
「浴室のニオイがなんとなく気になる、、、」
「掃除をしても、しばらくするとまた臭う、、、」
そんな経験はありませんか?
実はそれ、排水の「勾配不足」が原因かもしれません。
今回は、排水勾配と臭いの関係について、意外と知られていないポイントを詳しくご紹介します!
Contents
排水勾配とは?
排水勾配とは、浴室やキッチンなどの排水管に設けられる「傾き」のことを指します。水は重力によって自然に低いほうへ流れていくため、排水管にも適切な傾斜が必要です。この勾配が適切であれば、使用後の排水はスムーズに下水道や浄化槽へと流れていきます。
しかし、勾配がゆるすぎたり逆に上向きになっていたりすると、排水が途中でとどまりやすくなり、水が流れきらない状態が発生します。これは単に水はけが悪くなるだけでなく、汚れやゴミが配管内に残りやすくなるため、さまざまなトラブルの原因になります。特に浴室など水を頻繁に使う場所では、この排水勾配の良し悪しが「快適性」や「衛星環境」に大きく影響してくるのです。
勾配が不十分だと、なぜ臭いが発生するの?
①汚れが排水管にたまり、腐敗して臭う
水の流れが悪くなると、髪の毛や石けんカス、皮脂などが排水管内に残りやすくなります。それが時間とともに腐敗し、硫化水素やアンモニアのような悪臭ガスを発生させる原因に。特に夏場はニオイが強くなることも多く、不快さが増します。
②トラップの水がなくなり、下水臭が上がってくる
排水管には「トラップ」と呼ばれる部分があり、そこに溜まった水がニオイの逆流を防ぐフタの役割をしています。しかし、勾配が悪いとこの水が吸い込まれてしまったり、うまくたまらなかったりして封水切れを起こすことがあります。その結果、下水からのニオイがそのまま浴室に上がってきてしまいます。
③汚れが乾燥して固まり、ニオイを発し続ける
排水の滞留が続くと、管内に残った汚れが乾燥してこびりつきます。こうなると、バクテリアが繁殖しやすくなり、慢性的な臭いの発生源に、、、。見た目には問題がなくても、内部でこうしたことが進んでいるケースは少なくありません。
排水勾配を見直すには?
浴室のニオイや排水トラブルが気になる場合、排水勾配の不具合が原因となっていることがあります。以下のポイントを確認・対策することで、勾配不良による問題を早期に発見・改善することが可能です。
適切な排水勾配の目安を知る
・理想的な勾配は、排水管1mにつき1~2cm(1/100~1/50)の傾きです。
・これよりも浅いと、排水が流れにくくなり、水の滞留や詰まりの原因になります。
・勾配が逆向き(逆勾配)になっていると、水が戻ってきたり、汚れが溜まりやすくなります。
こんな症状があれば要注意
・排水時に「ゴボゴボ」という音がする
・排水の流れが遅い、流れ残る水がある
・排水口や浴室から下水のようなニオイがする
・入浴後でも床に水が残っている
これらの症状は、排水勾配が不足していたり、管内で水が滞留している可能性を示すサインです。
専門業者に点検を依頼する
・勾配の異常は目視では判断しにくいため、専門業者によるチェックが有効です。
・内視鏡カメラによる管内調査や、水平器での勾配測定を行うことで、正確な状態がわかります。
・問題が見つかれば、勾配の調整や排水管の再施工が必要になる場合もあります。
特に注意すべきタイミング
・浴室リフォームをした直後
→配管の施工ミスや、勾配の取り忘れが起こることがあります。
・中古住宅を購入したとき
→以前の施工状態が不明なため、勾配不良が見落とされやすいです。
・何年も点検をしていない古い住宅
→経年変化で配管のたるみやズレが生じていることもあります。
無理なDIYは避ける
・勾配の調整や配管の再施工は、床や壁を一部開口する必要があるケースもあります。
・素人判断での修理は危険で、かえって状況を悪化させる恐れがあります。
・必ず水回りの工事に詳しい信頼できる業者へ相談することが大切です。
ニオイを防ぐための対策と予防
対策:排水勾配の不良によるニオイを改善するには
もしすでに浴室で悪臭が発生している場合、まず確認すべきは排水口や排水トラップ周辺の汚れです。髪の毛や石けんカスが溜まっていないか、封水がしっかり機能しているかをチェックしましょう。それでも改善されない場合は、排水勾配の不良や配管内部の詰まりが原因である可能性が高くなります。
このような場合には、専門業者による排水配管の勾配チェックや内視鏡カメラによる調査が効果的です。勾配が足りない、あるいは逆勾配になっていた場合は、排水管の再施工が必要になることもあります。あわせて、通気缶(ベントパイプ)の設置や補修を行うことで、排水時の圧力バランスを保ち、封水切れによる臭気の逆流を防ぐことができます。
対症療法だけでなく、構造そのものを見直すことが、根本的な改善につながる重要な対策です。
予防:ニオイの発生を防ぐためにできる日常的な習慣
排水勾配に問題がなくても、日々の使い方次第でニオイが発生することがあります。これを防ぐには、日常的なメンテナンスと使い方の工夫がとても重要です。
まず、排水口の掃除は最低でも週に1回行いましょう。ヘアキャッチャーに溜まった髪の毛やぬめりを放置すると、やがて悪臭や詰まりの原因になります。さらに、浴室をしばらく使っていないときには、トラップ内の水が蒸発して「封水切れ」を起こすことがあります。そのため、定期的にコップ1~2杯程度の水を流すだけでも、ニオイの逆流を防ぐことができます。
また、排水の流れがいつもと違うと感じたときは早めに対処することが大切です。排水が遅くなっている、音が気になる、ニオイが強くなったなどの症状は、配管トラブルの前兆であることも少なくありません。小さな変化を見逃さず、早期に清掃や点検を行うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
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