たった1本のミスが雨漏りに!屋根の釘・ビスの落とし穴
2025.06.23 (Mon) 更新
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屋根工事に使われる釘やビスの規定
屋根工事で使用される釘やビスには、材質・長さ・本数・打ち込み位置など、細かい規定が設けられています。その理由は、屋根材をしっかり固定し、台風や地震などの災害時に屋根材が浮いたり飛ばされたりするのを防ぐためです。特に日本のような自然災害が多い国では、屋根が破損することで周囲への被害が広がるリスクがあるため、小さな部品であっても安全性を高めるための工夫が求められます。
また、釘やビスの材質によってはサビやすく、長期間の使用で抜けやすくなることもあるため、地域の風速や屋根材の種類に応じて適切な製品を使う必要があります。加えて、打ち方が不適切だと本来の固定力が発揮できず、施工不良の原因にもなります。
このように、釘やビスは目立たない存在ですが、屋根の耐久性や防災性能を支える非常に重要な要素であり、専門的な知識と正確な施工が欠かせないのです。
適切でない釘やビスを使用した場合のリスク
① 長さ・太さが不適切な場合のリスク
短すぎる釘や細いビスを使用すると、屋根材が十分に下地に固定されず、風や地震の揺れによって少しずつ緩んでいく可能性があります。特に強風時には、固定力の不足によって屋根材が浮いたり、最悪の場合は飛散する危険性があります。これにより、隣家への被害や人身事故につながる恐れもあるため、非常に重大なリスクとなります。
② 本数が不足している場合のリスク
屋根材1枚ごとに必要な釘やビスの本数が規定より少ない場合、固定力が著しく弱くなります。これにより、屋根全体の耐風性が低下し、部分的に屋根材が外れやすくなったり、ズレて雨水が侵入する可能性が高まります。屋根材メーカーの仕様に従わない施工は、保証対象外になるリスクもあります。
③ 材質が不適切な場合のリスク
鉄製や亜鉛メッキの釘・ビスなど、耐食性が低い材質を使った場合、雨や湿気により数年でサビて腐食することがあります。特に海沿いや湿気の多い地域では進行が早く、釘が抜け落ちて屋根材が外れる、雨水が釘穴から侵入して雨漏りを起こすといった深刻な被害が起こりやすくなります。
④ 打ち込みが不適切な場合のリスク
釘やビスを斜めに打ち込んだり、浅すぎたり、逆に深く打ちすぎる(打ち込みすぎる)と、素材の締結力が不十分になります。特に浅打ちでは固定力がほとんど発揮されず、風の影響を受けやすくなります。また、深く打ち込みすぎると屋根材が割れたり、穴が広がって防水性が低下する原因になります。
⑤ 結果的に発生する二次被害
釘やビスの不備によって屋根材が緩んだりズレると、そこから雨水が侵入してルーフィングが劣化し、やがて雨漏りが発生します。さらに、水分が木材下地に染み込むことで野地板や垂木の腐食・断熱材のカビ・天井クロスの染みなどの被害が広がる恐れがあります。また、工事が規定外であれば、メーカー保証や火災保険の適用外となる可能性もあるため、経済的損失も無視できません。
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