ドアクローザーってなに?
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ドアクローザーってなに?
ドアクローザーとは、ドアを開けたあと自動的にゆっくりと閉じるように調整するための機械装置です。主にドアの上部に取り付けられ、内部のスプリングや油圧シリンダーの働きによってドアの閉まるスピードやタイミングを制御しています。この装置があることで、ドアが勢いよくバタンと閉まってしまうのを防ぎ、音や衝撃を抑えることができます。また、手を使わずにドアが閉まるため、荷物を持っているときや高齢者・子どもなど力の弱い人でもスムーズに利用できるという利点があります。
さらに、ドアクローザーは安全性や防犯性の面でも重要な役割を果たしています。例えば、ドアがきちんと閉まらずに開けっ放しになってしまうと、外気の流入によって冷暖房の効率が下がるだけでなく、不審者の侵入やペットの脱走などのリスクも高まります。ドアクローザーを設置しておけば、これらの問題を防ぐことができるため、住宅だけでなくオフィスビルや商業施設、学校、病院など多くの場所で広く使用されています。
また、火災時には防火扉に取り付けられたドアクローザーが自動的にドアを閉じることで、煙や炎の広がりを抑える働きも期待されます。デザインや設置場所に応じて、アームが見えるタイプやスライド式で目立たないタイプ、ドア内部に機構が組み込まれている内蔵型などさまざまな種類が存在します。正しく選定・調整することで、建物の機能性と快適性、安全性を大きく向上させることができる重要な装置です。
ドアクローザーの主な設置場所と用途・目的
一般住宅(戸建て・マンション)
一般住宅では、玄関ドアや勝手口にドアクローザーが設置されることが多く、開けたドアを自動的に閉じることで、外気や虫の浸入を防いだり、冷暖房効率を高めたりする役割を果たしています。また、ドアがゆっくり閉まるようになることで、小さな子どもや高齢者でも安全に利用でき、防犯の面でも役立ちます。ドアの閉め忘れを防止することで、無施錠によるリスクも減らすことができます。
オフィスビル・事務所
オフィスや事務所では、エントランスや会議室、トイレなどのドアにドアクローザーが取り付けられています。これにより、出入り口の多い場所でもドアが静かに閉まり、室内の静音性を保つことができます。また、空調効率を損なわず、ドアが開けっぱなしになることを防ぐことで、快適な職場環境の維持に貢献しています。さらに、セキュリティ面でも、ドアの自動閉鎖によって不審者の侵入を防ぎやすくなります。
学校・教育施設
学校や介護施設では、病室や処置室トイレなどにドアクローザーが使用されます。患者が安静過ごせるよう、静かに閉まることで、学習環境の妨げにもなりません。また、子どもたちの指はさみなどの事故も防げるため、安全対策としても有効です。
病院・介護施設
病院や介護施設では、病室や処置室、検査室、トイレなどにドアクローザーが使用されます。患者が安静に過ごせるよう、静かにドアが閉まることで音によるストレスを軽減します。また、車椅子や歩行補助が必要な人の出入りをサポートするため、一時的にドアを開けたままにできるディレイアクション機能付きのタイプも利用されます。衛生管理やプライバシー確保のためにも、確実なドアの閉鎖が求められます。
商業施設(店舗・ショッピングモール・飲食店)
商業施設では。出入り口やトイレ、従業員用のバックヤードなどにドアクローザーが設置されています。店舗内の空調を一定に保ち、開けっぱなしによる冷暖房の無駄を防ぐほか、顧客や従業員の出入りがスムーズに行えるようになります。また、防犯対策としても有効で、閉店後のドアの確実な閉鎖や、裏口からの浸入防止などに役立ちます。
公共施設・防火区画
公共施設やビルの避難経路では、防火扉にドアクローザーが不可欠です。火災発生時に自動的にドアを閉めることで、煙や炎の拡散を抑え、避難者の安全を確保します。消防法により、こうした場所には認定品のドアクローザーが使用される必要があり、定期的な点検・整備も義務付けられています。普段は目立たない存在ですが、緊急時には重要な役割を担います。
ホテル・宿泊施設
ホテルや旅館では、客室や共有スペースの出入口にドアクローザーが設置され、利用者が静かに部屋に出入りできるように配慮されています。また、ドアが確実に閉まることでプライバシーが保たれ、防犯や安全面の強化にもつながります。非常口などでは、防火設備として役割も兼ねており、宿泊者が安心して滞在できる環境づくりに寄付しています。
ドアクローザー取付時の注意点
ドアのサイズ・重量に合った製品を選ぶこと
ドアクローザーには、対応するドアのサイズや重さに応じた「適応サイズ(パワー特級)」があります。軽いドアに強力すぎるものを取り付けると閉まりが早すぎたり、重いドアに小型のものを使うと閉まりきらなかったりします。製品ラベルやメーカーの対応表を確認して、適正なスペックのものを選ぶことが大切です。
ドアの開閉方向(右開き・左開き)を確認する
ドアクローザーには「右開き用」「左開き用」または「左右兼用」があります。間違った方向に取り付けると、正常に動作しなかったり、無理な力がかかって破損の原因になります。現場のドアの開き方向を確認してから製品を選び、正しく設置してください。
取り付け位置は図面通りに正確に設置する
多くの製品には取り付け位置を示した型紙が付属しており、その通りに設置する必要があります。わずかなズレでもアームの角度やストロークに影響し、閉まり方が不安定になることがあります。型紙を使って正確な位置に下穴を開け、水平・垂直を保って取り付けることが重要です。
固定ビスがしっかり締まっているか確認する
ドアや枠の材質によっては、ビスが緩みやすかったり、固定が不十分になることがあります。特にアルミや樹脂製のドア枠では、ビスの長さや種類に注意が必要です。ビスがしっかりと固定され、長期間緩まないように施工することが大切です。
油圧・スピード調整ネジを正しく設定する
ドアクローザーは「閉扉スピード」「ラッチスピード」「ディレイアクション」などの調整機能があります。調整ネジを回しすぎたり、反対方向に回すとオイル漏れや内部破損の原因になります。説明書をよく読んで、慎重に調整することが必要です。
防火扉には認定品(防火戸用ドアクローザー)を使用する
防火区画に設置されるドアには、防火認定を受けた専用のドアクローザーを使用しなければなりません。誤って通常品を使用すると、消防検査に不適合となるだけでなく、火災時にドアが機能しない恐れがあります。建築基準法・消防法に合致した製品を選定してください。
外部設置の場合は耐候性・防錆性を確認する
玄関や勝手口など、屋外に面する場所に取り付ける場合は、雨・風・紫外線にさらされる環境となります。そのため、外部用の防錆処理が施されたタイプや、耐候性のある塗装仕様を選ぶ必要があります。
ドアストッパーやオートロックとの干渉に注意する
ドアストッパー(戸当たり)や電子錠、オートロックとの組み合わせによっては、ドアクローザーの動作が制限されたり、逆にそれらの装置が破損することもあります。既存設備との相性を確認し、必要に応じて併用可能な設計を選びましょう。
まとめ
ドアクローザーを取り付けるときは、ドアの大きさや重さに合った製品を選び、開閉方向や設置位置を正確に確認することが重要です。適切な調整を行わないと、ドアの閉まり方に不具合が出たり、安全性が損なわれるかのうせいがあります。また、防火扉には認定品を使う必要があり、屋外では耐候性のある製品を選ぶなど、設置環境に応じた配慮も欠かせません。正しく取り付けることで、安全で快適なドアの開閉が実現します。
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