ALCってなに?
大阪市天王寺区の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店ラディエントです。天王寺区から中央区にかけてある空堀通商店街の入り口に外壁塗装の専門のショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪ブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅の塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください。
皆さんこんにちは!ブログ執筆をさせていただきますラディエントの結城です。
「外壁塗装を考えているけど、どんな塗料がいいのかな?」「ALCって聞いた事あるけど、どんな外壁材?」
って思った方いませんか?知らない方多いと思います。私もこの業界に入った時はわかりませんでした。そんな私でも分かったALCの説明をこのブログ記事で発信していきます。ALCがわからない方、ALCの家に住んでいるけどメンテナンスがわからない方は最後まで見てください。
Contents
ALCは軽量で断熱性に優れた素材
ALCとは「軽量気泡コンクリート」と呼ばれるコンクリートの1つです。
コンクリートと聞くと重くて硬いという印象を持つ方が多いかもしれませんが、ALCは内部に気泡の穴が空いています。水に浸すと浮くほどの軽い素材で、一般的にはコンクリートの約1/4の重さになっています。
また、この気泡に含まれた空気が層をつくり、熱の伝わりを遅らせます。そのため、冬の寒さや夏の暑さから一定の温度を室内に保つ断熱効果が期待できます。耐久性も高く、建物の材料として戸建住宅から高層ビルまで、さまざまな用途で使われています。
他の外壁材との比較
【比較一覧表】
ALCを外壁材にしたときのメリット・デメリット
メリット
(1)高い断熱効果で「夏は涼しく、冬は暖かい」
まず一つ目のメリットは断熱性に優れ、季節の温度変化の影響を受けにくいという点です。
ALCは内部に多くの気泡を含み、この気泡が空気の層を作っています。
このように空気の層が外側からの熱を止めることで電気代の節約もでき、「夏は涼しく、冬は暖かい」家を現実に変えることができるのです。
(2)50年の耐久性!
二つ目は高い耐久性です。
定期的にメンテナンスを行うことで、約50年ほどは外壁の張替えが不要になります。
現在の考えとして、30年で建て替えるよりも50年以上長く住みたいという考えが多く見受けられます。
その理由は、少子高齢化による人口減少で新しい家を建てるよりも長く住むということが重要視されてきているからです。
「建て替える」から「長く住む」という考え方に変わっているため、この高い耐久性はかなり頼もしいものとなっています。
デメリット
(1)高い吸水能力
主成分がセメントのため、吸水能力が非常に優れている素材になっています。
外壁の表面を守る塗膜が劣化すると、ALCの気泡に水が入る→寒さにより中の水が凍る→凍結により水が増えひび割れが起こるといった現象が起こり、建物の耐久性を低下させてしまう恐れがあります。
しっかりと塗装することにより外壁表面を保護することで、防ぐことができます。
(2)他の外壁材と比べると金額が高い
「比較一覧表」で示すとおり、他の外壁材と比べると新築の平米当たりの単価が高くなっています。
ALCは外壁材の中でも機能性が高いため、当然ではあります。
金額をもとに、ライフプランをよく考えた上で選択する必要があるでしょう。
ALCを外壁に使用する際の注意点
高い耐久性の外壁材であるALCですが、使用する上でいくつか注意しておきたいポイントがあります。
先ほど解説した吸水能力が非常に高く、それによる影響を受けやすい素材という点がデメリットのため、塗装の際には防水能力の高い塗料を選び、外壁表面を水から保護することが大切です。
【防水能力の高い塗料の例】
これらは「弾性塗料」と呼ばれるもので、伸縮性が高いため建物のひび割れに沿うようにして表面化することを防ぎます。
ひび割れが表面化しないことにより、雨水や建物への侵入経路を断つことができるのでおすすめです。
定期的なメンテナンス
塗装により防水能力が失われると、染み込んだ雨水が外壁の中にまで侵入して芯の鉄筋を腐らせてしまします。
この鉄筋は無数の気泡をALCの強度を補うためのものなので、錆びると外壁の耐久性が落ちてしまします。
ALCの塗装のメンテナンス周期は約10年です。
その家に長く住むためにも、前回の塗装から10年を経過する場合は業者に外壁の状態を診てもらうのが良いでしょう。
【塗装メンテナンスの費用相場】
依頼する業者や劣化状況により塗装の費用は前後しますが、一般的な価格は以下となります。
費用相場:100万円~150万円
コーキング補修が必要
ALCを選択する上で留意しなければならないのが、外壁同士の「継ぎ目」の目地があるという点です。
目地にはコーキングが注入しているため、その箇所も補修する必要があります。
建物は四季の温度変化や地震などの原因によって常に動いており、その動きを吸収する役割を果たしているのが目地なので、外壁の塗装メンテナンスと一緒にしっかりとコーキングの補修をしてあげましょう。
まとめ
ここまで、ALCの特徴から注意点まで説明しましたがいかがだったでしょうか?
外壁にALCを使用する際は、その特徴や注意点をしっかり理解した上で判断するとよいですね。建物を長く保つには正しいメンテナンスを行い、長所を引き出すことが大切です。
この記事を拝見し、少しでもALCのことについて抱いていた疑問が解決できた!と思っていただけたら嬉しく思います。
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最後までお読みいただきありがとうございました。大阪市で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
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