金属サイディングとは?メリットやデメリットを解説!
大阪市の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店ラディエントです。天王寺区から中央区にかけてある空堀通商店街の入り口にショールームがあります!いつもラディエントの現場ブログご覧いただきありがとうございます♪ブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。ご自宅の塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください。
皆さんこんにちは!ブログ執筆をさせていただきますラディエントの結城です。
金属サイディングは、柄付けされた金属板と断熱効果のある裏打材によって構成された外壁材です。一貫した製造ラインで工場生産され、仕上がりが均一、塗装仕上げが不要で、軽量で断熱性に優れ、省エネ効果があります。また、他の外壁材で起こるひび割れ・凍害の心配がありません。金属サイディングの外壁を使用することにより、大幅な工期短縮を図ることが出来ます。
歴史
1980年代以前の金属サイディングといえばトタンでした。リブトタンや波トタンとよばれる外壁材よくつかわれていました。1980年~90年代にはアルミサイディングが人気を博しました。2000年以降は、断熱材が裏側に貼り付けられたより付加価値の高い金属サイディングの普及が拡大し、外壁に通気層を設ける外壁通気工法が確立されました。その後、コストパフォーマンスに極めて優れたガルバリウム鋼板が開発され、2000年以降はガルバリウム鋼板製が金属サイディングの中心素材となります。2019年にはガルバリウム鋼板を改良させたエスジーエル鋼板製の金属サイディングが旭トステムから販売されました。
表面材には以下4種類いずれかの塗装金属板が使用されております。
・塗装ガルバリウム鋼板※
・塗装溶融亜鉛めっき鋼板
・アルミニウム合金塗装板
・塗装ステンレス鋼板
塗装ガルバリウム鋼板※
ガルバリウム鋼板※とはアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板のことで、アルミニウムを55%含んだめっき鋼板です。アルミニウムの耐久性と亜鉛の犠牲防食作用を併せ持つ優れた鋼板で、従来の亜鉛めっき鋼板と比べて数倍錆びにくいと言われています。
塗装溶融亜鉛めっき鋼板
塗装溶融亜鉛めっき鋼板は、溶融亜鉛めっき鋼板に、焼付け塗装をほどこしたものです。
アルミニウム合金塗装板
加工しやすく、錆にもとても強い材料です。何よりも軽量なので、建物への負担が少なくてすみます。
塗装ステンレス鋼板
塗装用原板に優れた耐食性を持つステンレス鋼板を使用しています。非常に錆びにくく耐久性も良く加工しやすい材料です。
金属サイディングのメリット
断熱性が高い
金属サイディングのメリット1つ目は断熱性が高いことです。断熱材と一体になった金属サイディングは断熱効果が優れています。外壁材の厚みは窯業サイディングとあまり変わりがありませんが、熱伝導率(熱が伝わる率)は窯業サイディングやALCの5~6倍低いです。そのため、夏の暑さも冬の寒さも緩和されます。※断熱材なしの種類もあるので選ぶ際に注意しましょう。
耐凍害性が高い
2つ目のメリットは耐凍害性に優れているという点です。そもそも凍害とは、寒冷地や冬場に起こる外壁の劣化症状のことです。外壁が吸収した水分が凍り、外壁を内側から押し出してボロボロにしてしまいます。窯業サイディングやモルタル・ALCなどの外壁材ではよく起こる被害ですが、金属サイディングは外壁がそもそも吸水しないので凍害による被害も起きません。
軽量で地震に強い
3つ目のメリットは軽量で耐震性が高いという点です。金属というと、重たい印象を受ける方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はとても軽いです。新築に一番使われる窯業サイディングと比較しても約3分の1の軽さです。そのため建物への負担も少なく、地震の揺れも軽減できます。
割れ・欠けが起きない
4つ目のメリットは、ひび割れや欠けが起きないという点です。他の外壁は築7~10年を過ぎると経年劣化により外壁がひび割れてしまったり、ひびが悪化して欠けてしまいます。しかし金属サイディングはそれが起きないので、ひび割れ・欠けで外観が損なわれることなく、長期間きれいに保つことができます。
メンテナンス周期が長い
5つ目のメリットはメンテナンス周期が長いという点です。金属サイディングの寿命自体は30~40年と窯業サイディングとあまり差がありません。しかし窯業サイディングの場合はその間、築7~10年毎に塗装しなければいけないので寿命までに3回~4回メンテナンスが必要です。一方で金属サイディングは、メンテナンスサイクルが10~15年のため1~2回におさえられます。メンテナンス周期が長いことにより、メンテナンスにかかる時間やコストを抑えることができます。
モダンなデザインに仕上がる
6つ目のメリットはモダンなデザインに仕上がることです。属サイディングにも様々な種類がありますが、最もポピュラーなのが縦ラインのシンプルなデザインです。最近はモダンなお家もとても人気になっているので、大人のシックな洗練されたデザインに仕上げたい方には金属サイディングをおすすめします。
金属サイディングのデメリット
錆びが起きやすい
金属サイディングに使われるガルバリウム鋼板は、トタンなどの金属に比べて錆に強い素材ですが、絶対に錆が発生しないわけではありません。長期間経つと、端の方や傷ついた場所から錆が発生したり、近くに金属を置いておくと「もらい錆」をしてしまう可能性があります。そのため、家の近くに金属を置かない、傷を放置しない、定期的な錆の点検などが必要になります。
傷がつきやすい
金属サイディングは割れたり・欠けたりはしませんが、外部から衝撃があると、傷がついてしまいます。傷を放っておくと、錆が発生してしまう可能性があるので、早急に補修や塗装して水が傷に当たらないようにする必要があります。また、周りに障害物がない立地の場合は、台風などで飛ばされてきたものが当たりやすいのであまりおすすめできません。
施工できる人が限られている
金属サイディングの工事は板金の技術者でないと工事が出来ません。窯業サイディングと違って、専門的な知識や経験が必要になるので、業者選びが難しくなります。いつもリフォームをお願いしている知り合いの大工さん・工務店さんがいる場合でも、「工事できない」と断られてしまう場合があります。
ラディエントでは点検、診断、お見積りはすべて無料で行っています。またショールームの来店予約とお見積りでクオカード1000円分をプレゼントしています。是非お越しください!
最後までお読みいただきありがとうございました。大阪市で外壁塗装するならお気軽にラディエントにお問い合わせ下さい。ラディエントではご相談、お見積もり、現地調査全て無料です!!戸建ての他にもマンション、ビル、店舗、工場にも幅広く対応しております。
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